主題:血液形態検査標準化について
講師:久保田 浩 先生 (大阪市立大学医学部付属病院 中央検査部)
血液形態検査の標準化は、1996年 日臨技血液形態検査標準化ワーキンググループが発足し、2004年より本格的に日本検査血液学会 血液形態標準化小委員会によって進められてきた。そして現在までに好中球(桿状核、分葉核)・リンパ球と異型リンパ球の鑑別、赤血球形態、幼若顆粒球、好酸球、好塩基球、赤芽球系細胞の血液形態標準化小委員会案が発案されている。委員の一員でもある久保田先生に、実際に議論された細胞や話題を交えながら、多くの細胞のスライドを見せて頂き、分類するにあたってのポイントなどを教えて頂いた。
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