主題:心電図講座2 ペースメーカー心電図
講師:大桐 摩美 氏 (日本メドトロニック株式会社)
講師:山田 宣幸 技師 (三菱京都病院)
生理研究班講習会「心電図講座2〜ペースメーカー心電図〜」が京都保健衛生専門学校1F視聴覚教室にて行われた。今回は全4回講座の2回目で、前回に引き続き基礎的な内容の講座だった。
最初にペーシングの分類コードの文字の説明があり、その後VVI、AAI、DDD、VDD、DDIを中心に各ペーシングモードについて適応疾患などの詳しい説明があった。それぞれのペーシングモードにおいて見られうる心電図波形を見ながらの説明で、非常にわかりやすかった。
とくにDDDに関しては、LR(基本レート)、A-V(AV間隔)、UR(上限レート)の設定を変更することによって個々の疾患に適応させるということについて詳しい説明があった。
また、VVIRやAAIRなどのペースメーカーの機能であるレートレスポンスや、不応期(リフラクトリー)について説明があった。これらに関して質問が多くやや難しい内容だったようだが、丁寧な回答があり理解しやすくなったと思う。
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