主題:PSG講座 第1回 "SAS検査からCPAP治療までの概要"
講師:薄田 那津子 先生、山西 裕子 先生、松浦 伸子 先生 (京都大学医学部附属病院)
@ 睡眠時無呼吸症候群(SAS) 睡眠呼吸障害の分類、原因、治療法などの説明があった。
SASは主に上気道閉塞により低呼吸や無呼吸をおこし、日中の強い眠気や倦怠感、強いいびきなどいろいろな症状認める。 重症の場合はQOLの著しい低下見られるという内容であった。
検査方法については、PSGの簡単な説明があった。
A 持続陽圧呼吸療法(CPAP) 主な治療法であるCPAPの説明があった。 PSGの解析グラフを用い、タイトレーションにて睡眠、呼吸などを確認しながら適正圧を設定すると言う内容であった。
B 実習 メーカー3社に手伝っていただき、実際にCPAPを体験した。 マスクは多種多様で患者様に合うように各メーカーで工夫されていた。
また、患者様に上手に使っていただく為に乾燥やリークなどのいろいろな対策がなされていた。
今回、生理研究班にて初めてPSGについて研修会が行われた。 SASの病状から検査、CPAP治療と言う内容であり、 実際にマスクを着けたりCPAPを体験できた事は勉強になったと思われた。
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