研究概要

2光子イメージングとオプトジェネティックス(光遺伝学) 動物は、様々な環境に適応するためにそれに見合った様々な行動を取る、という戦略を進化させて驚くべき能力を持つようになりました。動物は環境からの情報を脳の中でコード化し、それを保持しつつ過去の記憶と照らし合わせて、いくつかの選択肢から行動を決定します。また環境からの情報なしに、内発的にさまざまな行動パターンを創出することも出来ます。行動として表出されなくても、脳の中でさまざまなシミュレーションを行うことで将来予測もでき、これを知性・思考の初段階と捉えることもできるでしょう。そしてこのような脳機能は学習を通じて実現されます。この時、脳の中で細胞レベルでどのようなことが起こっているのでしょうか。脳内の神経細胞の複雑なネットワークの物理的実体、そこを巡る情報、学習を実現する可塑性を、2光子イメージング、光遺伝学(オプトジェネティクス)、電気生理学、分子生物学、統計数理などの方法論を組み合わせることで明らかにすることを研究目標としています。現在は、運動野と前頭前野を含む前頭皮質を標的とし、前頭皮質層構造、前頭皮質―大脳基底核ループ、前頭皮質―小脳ループにおける情報の流れとその機能の解明を目指しています。


News & Information

  • 機能生物学専攻の大学院説明会が、平成29年4月22日(土)午後1時30分から医学部教育研究棟13階の第5セミナー室で行われます。
    http://plaza.umin.ac.jp/~Matsuzaki-Lab/nyushi29.html
    http://www.m.u-tokyo.ac.jp/daigakuin/apply/appguidemain.html
    説明会後、各研究室を見学できます。当教室の見学を希望する方はなるべく事前にphysiol2@m.u-tokyo.ac.jpまで連絡をしてください。
  • 東京大学大学院 医学系研究科へ移動しました(2016年4月)。
  • 山森研究室(旧脳生物学研究部門、現理研BSI)とのマーモセット共同研究がCell Reportsに掲載されました。
    プレスリリースはこちら(2015年11月)
  • 平さんの論文がJournal of Neuroscienceに掲載され、This Week in The Journal に選ばれました。
    プレスリリースはこちら(2015年10月)
  • 平さんの論文がNature Communicationsに掲載されました。
    プレスリリースはこちら(2014年11月)
  • 正水さん・田中康裕さんの論文がNature Neuroscienceに掲載されました。
    プレスリリースはこちら(2014年6月)
  • 大学院生募集
    随時受付しています。松崎(physiol2@m.u-tokyo.ac.jp)までメールでお問い合わせ下さい。

更新日: 2017/2/7