出生前診断/着床前診断に関する基礎資料

2006年の動き


2006年12月16日 日本産科婦人科学会が、習慣流産の夫婦7組に対して着床前診断の実施を初めて承認する。
習慣流産7組の着床前診断承認…産科婦人科学会」『読売新聞』
2006年12月10日 「出生前親子鑑定」について、日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)が、法的措置などを除き、鑑定に必要な羊水採取などを実施しないよう、会員である全国 の産婦人科医に求めることを決定する。
出生前親子鑑定自粛を 産婦人科医に学会要請へ」『読売新聞』
2006年11月20日 日本人類遺伝学会日本遺伝子診療学会が、胎児の DNAを使って遺伝上の父親を調べる「出生前親子鑑定」に協力しないように求める要望書を、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会に送る。
「出生前親子鑑定「協力しないで」 人類遺伝学会など要望」『朝日新聞』
出生前親子鑑定の羊水採取、2学会「実施しないで」」『読売新聞』
2006年11月6-10日 医療ルネッサンス「胎児治療」『読売新聞』
●「胎盤正常化し双子出産
●「母体に投薬 不整脈改善
●「超音波検査で早期発見
●「胸水を排出、生存率向上
●「国内初 子宮外で開胸手術
2006年9月21日 着床前診断を慶応大学病院で受けた夫婦2組について、妊娠、出産に成功したことが明らかになる。
「着床前診断:承認2組が出産成功 日産婦、初のケース」『毎日新聞』
「受精卵診断で2組出産 慶応大、初の学会承認例」『朝日新聞』
4組夫婦に着床前診断 学会が承認、2組が出産」『読売新聞』
2006年6月2日 習慣流産防ぐ着床前診断」『読売新聞』
2006年5月28日 「諏訪マタニティークリニック」の根津八紘院長が、「習慣流産」 の夫婦11組に、習慣流産の防止を目的とした「着床前診断」を実施していたことを明らかに する。
「受精卵診断、届けずに11例実施 根津医師が公表」『朝日新聞』
「着床前診断:習慣流産で診断、2組が出産成功 根津院長」『毎日新聞』
習慣流産、夫婦11組に着床前診断」『読売新聞』
2006年5月8日 「視点 格差社会考/20 生命技術による人体格差を防げ=論説 委員・青野由利」『毎日新聞』「社説」
2006年4月22日 「着床前診断」について日本産科婦人科学会の総会が、流産を繰り 返す「習慣流産」患者の一部も診断対象として認めることを決める。
「着床前診断:「習慣流産も」対象、総会でも承認--日本産科婦人科学会」『毎日新聞』
2006年4月4日 「記者の目:着床前診断=下桐実雅子(科学環境部)」『毎日新 聞』
2006年3月31日 受精卵診断(着床前診断)を日本産科婦人科学会に無断で実施し学 会を除名された神戸市の大谷徹郎医師らが、除名撤回や受精卵診断を制限した学会会告の無効 確認などを求めた訴訟の和解協議が東京地裁(富田善範裁判長)で行われる。
「和解協議決裂、弁論再開へ 受精卵診断の大谷氏と学会」『共同通信』
2006年3月6日 「闘論:習慣流産に着床前診断 斎藤有紀子氏/杉浦真弓氏」『毎 日新聞』
2006年2月28日 「着床前診断 夢のような治療法ではない」『毎日新聞』「社説」
2006年2月27日 「受精卵診断*学会にばかり任せずに」『北海道新聞』「社説」
2006年2月21日 「受精卵診断 ルールを徹底してこそ」『朝日新聞』「社説」
[受精卵診断]基準と歯止めが必要だ」『沖縄タイムス』「社説」
受精卵診断  なし崩し拡大が心配だ」『京都新聞』「社説」
2006年2月20日 「透明性と厳格な運用を 受精卵診断」『西日本新聞』「社説」
2006年2月18日 体外受精卵を子宮に戻す前に調べる着床前診断について、日本産科 婦人科学会の理事会が、流産を繰り返す「習慣流産」の患者の一部に適用を拡大することを決 定する。
日本産婦人科学会「「着床前診断に関する」について
日本産婦人科学会「着床前診断適応に対するご意見
「受精卵診断、習慣流産も一部対象へ 日産婦理事会」『朝日新聞』
「着床前診断:習慣流産にも適用 産科婦人科学会が決定「重い遺伝病」と判断」『毎日新聞』2月19日
「クローズアップ2006:習慣流産にも着床前診断 効果に疑問の声も」『毎日新聞』2月19日
習慣流産、着床前診断認める…染色体異常対象に」『読売新聞』2月19日
2006年1月29日 習慣流産を予防する目的で受精卵診断を実施している大谷産婦人科 の大谷徹郎院長が、04年9月から現在までに計25組が妊娠し、11組が15人を出産、 12組が妊娠中であると公表する。
「受精卵診断で妊娠25組 神戸・大谷医師が公表」『朝日新聞』
「着床前診断:学会容認求め、神戸の大谷院長が意見書提出へ」『毎日新聞』
「着床前診断実施で除名の医師「学会との和解は困難」」『読売新聞』