公衆衛生学、疫学、健康行動学など学際的なアプローチを用いて、人々の健康の社会的側面について考え、行動することをめざします
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教育

<学部教育>open

1年次の保健統計学I、2年次の疫学、3年次の保健統計学IIはシリーズとして展開し、全ての講義演習の履修を通して疫学と統計学の基礎、量的調査の実際を学べるように構成されています。

保健統計学I:1年前期 90分×8回

公衆衛生学における保健統計学の位置づけを理解した上で、集団の健康状態の観察、健康課題の明確化に必須となる各種統計とその見方について学びます。統計資料の見方の基本を理解したうえで、日本の人口動態、人口静態、国民健康調査などの主要統計をもとにデータの観察の視点について学ぶことを目指します。また、主要な保健指標、標準化の方法、記述統計の基礎、統計的推論の基本についても講義を行います。

疫学:2年後期 90分×15回

疫学は、人の集団に起きている健康問題について、その発生頻度と分布および関連する要因などを明らかにし、健康関連の諸問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学です。本講義では、疫学の基本的な考え方、方法論、疫学に必要な統計学の基礎を理解し、研究や実践の場で疫学の考え方を活用できるようになることを目指します。また各論として、感染症、特にHIV/AIDSの疫学や疫学研究成果の実践への活用についても概説します。

保健統計学II(演習):3年前期 90分×15回

1年次の「保健統計学I」、2年次の「疫学」で学んだことを応用して、卒業研究、さらには、将来の実務で統計的な記述と分析ができるようになることを目的とします。 演習では、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)が開発したパブリックドメインの疫学ソフトウェアEpi Info(日本語版)を使用して演習を行う。 データのタイプと仮説にふさわしい質問を作成、質問票をデザインし、データ収集、データ入力、データマネージメントを行い、健康事象を記述し、基本的な分析を行えるようにします。

国際保健活動論:2年後期 90分×8回

「国際保健(international healthおよびglobal health)」は歴史的にさまざまな流れをくむ比較的新しい概念で、統一された定義は未だありません。「国際保健学」がカバーする範囲についても同様です。国際保健というと、開発途上国の健康問題であるとか開発途上国での協力活動とか捉えられがちですが、決してそうではありません。本講義では、国際保健とは何かということを概観した上で、国際保健の具体的活動例についての理解を深め、健康と社会、世界のつながりを考えるための基礎を身に付けることを目的とします。

健康科学(演習、前半担当):1年前期 90分×7回

本演習は、高石先生、植屋先生、佐々木先生と共同で行い、金子は、健康行動理論と行動変容について担当しています。 現代社会では、生活習慣病をはじめとして自己管理が重要な疾患が増加しており、看護師や保健師は病院、地域などの場で様々なライフステージにある対象に健康教育や行動変容の支援を行います。本講義では、健康行動学、行動変容の基本を理解し、これらの学問を対象者にとって有効な健康教育や行動変容の支援に役立てる方法について学びます。

その他、実習Jでは健康と「地域」、「社会」、「世界」とのつながりを考え、行動するためのきっかけを得ることを目指して、3つのNGOにご協力いただき、実際に行動している人たちから学び、また、活動の一端に参加させてもらいます。

<大学院教育>open

博士前期(修士)

国際保健看護学特論:前期 90分×15回

本講義では、国際保健(international healthおよびglobal health)とは何かということを概観した上で、国際保健の主要なトピックについての理解を深め、健康と社会、世界のつながりを考えるための基礎を身に付けることを目指します。活動の各論では感染症、特にHIV/AIDS、リプロダクティブヘルス・ライツを取り上げます。また国際保健の研究方法論の基礎を学び、研究実践のプロセスについて理解し、自身の研究計画の立案に活用することを目標とします。

疫学適用論:後期 90分×15回

疫学とは「健康に関連する状態や事象の集団中の分布や決定要因を研究し、かつ、その研究成果を健康問題の予防やコントロールのために適用する学問」と定義されますが、単に疾病だけではなく、すべての望ましくない健康状態のコントロール、さらには望ましい健康状態の増進の手段を講じることも研究目的となります。地域や組織(職場や学校など)など何らかの条件で定義された「人の集団」を対象とし、「集団の健康」を診断するツールであるとも言えます。臨床、公衆衛生のいずれにも、また実務者にとっても、研究者にとっても、健康にかかわるすべての専門職にとって基本的理解が必要とされます。本講義では、疫学的な考え方や方法を身につけ、また、疫学分析に必要な統計学の基礎を理解することを目指します。

国際保健看護学演習

健康と「地域」、「社会」、「世界」のつながりを考え、社会的側面からの人びとの健康問題への取り組みを理解することを目指します。協力団体(リンク)から1つを選んでその活動に参加(合計1週間を目処)、活動について分析視点で報告書を作成します。

その他、看護学研究方法論の一部を金子が分担し、量的研究のデザイン、対象者のサンプリング、統計手法について教授しています。

★ 大学院博士後期課程を開講準備中です。

<大学院受験を検討中の方へ>open

領域では、博士課程前期、後期の学生を受け入れています。当領域での研究を希望して大学院受験を検討中の方は、こちらをお読み下さい。

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1年次の保健統計学I、2年次の疫学、3年次の保健統計学IIはシリーズとして展開し、全ての講義演習の履修を通して疫学と統計学の基礎、量的調査の実際を学べるように構成されています。

保健統計学I:1年前期 90分×8回

公衆衛生学における保健統計学の位置づけを理解した上で、集団の健康状態の観察、健康課題の明確化に必須となる各種統計とその見方について学びます。統計資料の見方の基本を理解したうえで、日本の人口動態、人口静態、国民健康調査などの主要統計をもとにデータの観察の視点について学ぶことを目指します。また、主要な保健指標、標準化の方法、記述統計の基礎、統計的推論の基本についても講義を行います。

疫学:2年後期 90分×15回

疫学は、人の集団に起きている健康問題について、その発生頻度と分布および関連する要因などを明らかにし、健康関連の諸問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学です。本講義では、疫学の基本的な考え方、方法論、疫学に必要な統計学の基礎を理解し、研究や実践の場で疫学の考え方を活用できるようになることを目指します。また各論として、感染症、特にHIV/AIDSの疫学や疫学研究成果の実践への活用についても概説します。

保健統計学II(演習):3年前期 90分×15回

1年次の「保健統計学I」、2年次の「疫学」で学んだことを応用して、卒業研究、さらには、将来の実務で統計的な記述と分析ができるようになることを目的とします。 演習では、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)が開発したパブリックドメインの疫学ソフトウェアEpi Info(日本語版)を使用して演習を行う。 データのタイプと仮説にふさわしい質問を作成、質問票をデザインし、データ収集、データ入力、データマネージメントを行い、健康事象を記述し、基本的な分析を行えるようにします。

国際保健活動論:2年後期 90分×8回

「国際保健(international healthおよびglobal health)」は歴史的にさまざまな流れをくむ比較的新しい概念で、統一された定義は未だありません。「国際保健学」がカバーする範囲についても同様です。国際保健というと、開発途上国の健康問題であるとか開発途上国での協力活動とか捉えられがちですが、決してそうではありません。本講義では、国際保健とは何かということを概観した上で、国際保健の具体的活動例についての理解を深め、健康と社会、世界のつながりを考えるための基礎を身に付けることを目的とします。

健康科学(演習、前半担当):1年前期 90分×7回

本演習は、高石先生、植屋先生、佐々木先生と共同で行い、金子は、健康行動理論と行動変容について担当しています。 現代社会では、生活習慣病をはじめとして自己管理が重要な疾患が増加しており、看護師や保健師は病院、地域などの場で様々なライフステージにある対象に健康教育や行動変容の支援を行います。本講義では、健康行動学、行動変容の基本を理解し、これらの学問を対象者にとって有効な健康教育や行動変容の支援に役立てる方法について学びます。

その他、実習Jでは健康と「地域」、「社会」、「世界」とのつながりを考え、行動するためのきっかけを得ることを目指して、3つのNGOにご協力いただき、実際に行動している人たちから学び、また、活動の一端に参加させてもらいます。

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博士前期(修士)

国際保健看護学特論:前期 90分×15回

本講義では、国際保健(international healthおよびglobal health)とは何かということを概観した上で、国際保健の主要なトピックについての理解を深め、健康と社会、世界のつながりを考えるための基礎を身に付けることを目指します。活動の各論では感染症、特にHIV/AIDS、リプロダクティブヘルス・ライツを取り上げます。また国際保健の研究方法論の基礎を学び、研究実践のプロセスについて理解し、自身の研究計画の立案に活用することを目標とします。

疫学適用論:後期 90分×15回

疫学とは「健康に関連する状態や事象の集団中の分布や決定要因を研究し、かつ、その研究成果を健康問題の予防やコントロールのために適用する学問」と定義されますが、単に疾病だけではなく、すべての望ましくない健康状態のコントロール、さらには望ましい健康状態の増進の手段を講じることも研究目的となります。地域や組織(職場や学校など)など何らかの条件で定義された「人の集団」を対象とし、「集団の健康」を診断するツールであるとも言えます。臨床、公衆衛生のいずれにも、また実務者にとっても、研究者にとっても、健康にかかわるすべての専門職にとって基本的理解が必要とされます。本講義では、疫学的な考え方や方法を身につけ、また、疫学分析に必要な統計学の基礎を理解することを目指します。

国際保健看護学演習

健康と「地域」、「社会」、「世界」のつながりを考え、社会的側面からの人びとの健康問題への取り組みを理解することを目指します。協力団体(リンク)から1つを選んでその活動に参加(合計1週間を目処)、活動について分析視点で報告書を作成します。

その他、看護学研究方法論の一部を金子が分担し、量的研究のデザイン、対象者のサンプリング、統計手法について教授しています。

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