新たに学会の会則が立案され、1991年10月19日金沢大学十全講堂において、会則にもとづいて新たに選出された評議員会の初会合が開かれ、精神科国際診断基準研究会を日本精神科診断学会に改称・移行すること、会則を変更することなどが満場一致で了承された。ひきつづき行われた総会においても満場一致の承認が得られた。
新学会は1991年11月より発足したが、これまでの精神科国際診断基準研究会の名簿と会計を引き継いだ。
新学会への移行後、の学術集会(第12回日本精神科診断学会)は慶應義塾大学精神神経科、浅井昌弘教授を会長として、1992年10月24日、東京・日本青年館において開催された。
(本多 裕:精神科診断483-487をもとに編集) |