ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)の2005年ガイドライン

日本語版


アクセス数(2007年5月7日〜) 

目 次


ヨーロッパ蘇生協会(ERC)の2005年ガイドライン(日本語版)

Preface
Section 1: Introduction
Section 2: Adult BLS and use of Automated External Defibrillators
Section 3: Electrical Therapies
Section 4: Adult Advanced Life Support
Section 5: Initial Management of Acute Coronary Syndromes
Section 6: Paediatric Life Support
Section 7: Cardiac Arrest in Special Circumstances
Section 8: The Ethics of Resuscitation and End of Life Decisions
Section 9: Principles of Training in Resuscitation


関連資料


ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)の2005年ガイドライン(日本語版)を閲覧され る皆様へ

 2005年11月28日、国際蘇生連絡協議会(ILCOR)は心肺蘇生ガイドライン 改定の科学的根拠を集大成した「心肺蘇生と緊急心血管治療のための科学と 治療の推奨に関わる国際コンセンサス2005(CoSTR)」を発表しました。同 時に、アメリカ心臓協会(AHA)とヨーロッパ蘇生協議会(ERC)はCoSTRをもとに 改訂した、それぞれの新しい心肺蘇生ガイドラインを発表しています。これ らはいずれもデジタル情報としてインターネットを通じて発表され、世界の 蘇生関係者が新しい心肺蘇生の趨勢を理解し、またそれぞれの心肺蘇生ガイ ドラインを改訂する上できわめて重要な情報となっています。

 一方で、心肺蘇生は医療関係者のみにとどまらず、一般市民を含む様々な 背景の人々を巻き込んだ活動として発展しています。その意味で、心肺蘇生 に関する世界の重要情報が英語でしか入手できないとすれば、新しい心肺蘇 生の普及に少なからぬ障害になると考えられます。特にERCの新ガイドライン については、公式な翻訳版の発信・刊行は予定されていません。このことか ら、私共は翻訳ボランティアグループを組織し、手分けしてこの資料の翻訳 作業を進めて参りました。さらに日本蘇生協議会(JRC)に相談申し上げまし たところ、ERCに連絡を取って下さり、その日本語版をインターネットを通じ て発信できることになりました。

 ERCの新ガイドラインはCoSTRやAHAの新ガイドラインと同様、膨大な資料で あり、私共ボランティアによる訳をJRCにより監訳していただくとしてもかな りの時間を要するものと考えられます。そこで、まずは私共の翻訳資料をJRC より公開していただき、利用者のご意見をお聞きしながらよりよい訳に仕上 げてゆく形をお願い申し上げました。皆様がこの資料を十分にご活用下さり、 またより正確でわかり易い訳となるようご意見をいただけますことをお願い 申し上げます。

 最後に、ERC新ガイドライン(日本語版)をわが国で広く共有することについ て寛大なご許可をいただきましたERC各位、またその具体的な方策についてご 指導下さいましたJRC各位のご厚意に深謝申し上げます。

2007年5月

ERC新ガイドライン翻訳ボランティアグループ・一同
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連絡先:市立八幡浜総合病院麻酔科 越智元郎
TEL 0897-43-6161, FAX 0897-41-2900
e-mail: GCA03163@nifty.ne.jp・・・・・・


ERC新ガイドライン翻訳ボランティアグループ

相川光広(千葉県救急医療センター神経内科)、浅野 真(王子総合病院麻酔科)、生垣 正(砺波総合病院)、石川雅巳(呉共 済病院集中治療部)、石田恵美(前橋赤十字病院救急部集中治療部) 、市川高夫(新潟県立六日町病院麻酔科)、市村康典(国立国際医療センター)、稲葉英夫(金沢大学救急医学)、氏家良人(岡山大学救急医学)、大嶋秀一(千葉徳洲会病院)、大竹紗弥香(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、 大竹礼子(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、 大塚茂男(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、大村在幸(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、岡野谷 純(特定非営利活動法人日本ファーストエイドソサェティ)、岡澤成祐(富山大学医学部救急災害医学)、岡田 稔(鳥取県立中央病院救急科救命救急センター)、尾崎将之(東レ(株)滋賀事業場健康管理センター)、越智元郎(市立八幡浜総合病院麻酔科)、貝沼関志(藤田保健衛生大学医学部麻酔科・SICU)、加藤一朗(島根県立中央病院産婦人科)、金子高太郎(県立広島病院救命救急センター)、加藤一朗(島根県立中央病院産婦人科)、川嶋隆久(神戸大学大学院医学系研究科災害・救急医学)、神垣太郎(国立感染症研究所感染症情報センター)、 木村圭一(大隅鹿屋病院外科)、久川隆造(湖南広域行政組合消防本部)、久保憲生(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、熊谷 謙ほか2名(新潟市民病院救命救急センター)、小泉博仁(西村山広域行政事務組合消防本部)、小林正直(大阪医科大学附属病院救急医療部)、小山雄太(本間病院内科)、櫻澤 忍(群馬大学大学院麻酔神経科学)、菅野千里((株)日立製作所笠戸事業所付属日立病院)、鈴木茂正(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、高木信明(兵庫医科大学小児科)、 高橋栄治(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、 武田 聡(東京慈恵会医科大学循環器内科救急医学講座)、武田多一(癌研有明病院)、田島典夫(小牧市消防本部)、玉置敏馬鶴岡 信(取手協同病院脳神経外科)、鶴和幹浩(野崎徳洲会病院ER)、土井克史(島根大学麻酔科)、内藤 亮中井健太郎(麻生飯塚病院)、長谷敦子ほか長崎大学医学部・歯学部附属病院救急部スタッフ中野 実(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、長嶺貴一(小文字病院)、西岡憲吾(中電病院麻酔科)、西本泰久(大阪医科大学救急医療部)、畑中哲生(救急救命九州研修所)、平賀徳人(愛媛大学医学部麻酔蘇生科)、平野美樹子(長岡赤十字看護専門学校)、藤田 聡(旭川医大救急部)、藤本真由美(島根大学医学部学生)、松尾英樹((株)メドトロニック)、松本尚浩(九州厚生年金病院麻酔科)、水野圭一郎(福岡市立こども病院・感染症センター麻酔科)、三原 弘(高岡市民病院胃腸科)、 宮崎 大(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、 籏智武志(前橋赤十字病院救急部集中治療部)、宮本康二(国立循環器病センター心臓血管内科)、森下由香(手稲渓仁会病院救命救急センター)、山上 徹(淀川キリスト教病院臨床工学課)、山口 裕(沖縄県立中部病院 救命救急センター消化器内科)、山下友子(佐賀県立病院好生館救命救急センター)、山本公三(姫路中央病院麻酔科)、山本百合子、若松 淳(胆振東部消防組合消防署)、渡辺新一(茨城西南広域消防本部) ほか匿名希望2名


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