厚生労働科学研究費補助金研究「遠隔医療の更なる普及・拡大方策の研究」報告会
およびパネルディスカッション「遠隔医療、施設間で共有すべき臨床情報のあり方」
(10月26日 13:00~14:30)
1) | 座 長:酒巻 哲夫(群馬大学、高崎市医師会看護専門学校)、鎌田 弘之(盛岡赤十字病院)、長谷川 高志(群馬大学医学部附属病院) |
2) | 趣旨 |
テレラジオロジー、テレパソロジー、ホルター心電図解析など、各種の遠隔医療の展開が進み、多くの医療機関で画像診断、病理診断、心電図解析などの専門医の支援が受けやすくなっている。当初は遠隔医療を提供する施設や医師も少なく、依頼施設と専門施設の間での手順や情報の標準化は必要なかった。しかしながら実施件数の増加に伴い、実施者や施設の増加、また適用手法の増加などが進んだ。多くの医師が取り組むようになり、医療の質を保つためには、標準化が欠かせなくなった。遠隔医療の標準化では、DICOMなど技術的プロトコルで進んでいるが、臨床情報の標準化は技術研究などに任せることはできない、遠隔医療を専門とする臨床医の役割である。依頼者と専門医の間で交換されるべき情報の種類やルールなどの標準化が課題となるはずである。各種の遠隔医療の中で、標準化や質の保証がどのような状況か、何を考えるべきか、「遠隔医療の質」を保証する道の展望を作る。 |
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3) | パネリストと題目 |
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4) | 大会HP |