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股関節の病気

変形性股関節症

体重による負荷や加齢によって、股関節が徐々に変形していく病気です。先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全といった、出生時の股関節の疾患が原因で発症する人が多いのも、我が国の特徴です。

臼蓋形成不全症

寛骨臼(臼蓋)が狭い状態では、大腿骨頭を広い面積で支えることができず、体重を分散することが難しくなります。狭い面積で体重を支えようとすると、骨の一部に大きな力が加わり、骨と骨に衝突や摩擦が生じます。その結果、軟骨に負担がかかり、股関節の炎症が引き起こされます。

大腿骨頭壊死症

大腿骨頭に血液が流れにくくなり、骨組織が壊死に陥る病気です。壊死した骨が潰れることによって、突然激しい痛みが生じます。突発性の病気で、原因不明のことも少なくありません。また、アルコールや薬物(ステロイド剤)の大量使用が誘因になることもあります。国の特定疾患(難病)に指定されています。

変形性股関節症や臼蓋形成不全症は徐々に症状が進行する病気です。日本では女性に多いといわれています。大腿骨頭壊死症は急激に進行することが多く、どちらかというと男性に多いことが知られています。

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