この度、日本レチノイド研究会第35回学術集会を2024 年10月12日（土）・13日（日）の両日、お茶の水女子大学（東京都文京区）にて開催させていただくこととなりました。

今回の学術集会では、「ビタミンの新機能と創薬」をテーマとしました。日本レチノイド研究会は1989年の「レチノイドとがん」シンポジウムを起点とし、1994年の発足以後、レチノイド、カロテノイドおよび核内受容体に関する基礎、応用研究に関する研究者の交流を図ってきました。これまでも創薬をテーマとした学術集会が度々開催されてきました。昨今、レチノイドの新たな生理機能が報告され、それをもとにした医薬化学研究が進められています。同様の研究動向が他の脂溶性ビタミンでもみられることから、今回、上記のテーマでレチノイドに加えて、ビタミンD、Kの最新の医療展開についてシンポジウムを企画いたしました。海外からはLi-Na Wei教授をお招きし、レチノイドのnon-genomic作用に関してご講演いただきます。

また、上記1989年のシンポジウムの主催者のお一人で、日本レチノイド研究会初代会長であられました武藤泰敏先生が2023年ご逝去されました。武藤先生はビタミンAの基礎研究から医療応用まで幅広くレチノイド研究を牽引されてきました。本学術集会では、「武藤泰敏先生追悼講演会」を企画し、武藤先生の功績を振り返るとともに、武藤先生ゆかりの先生方にその将来展望についてご講演いただくことといたしました。上記シンポジウムとあわせて、今後のレチノイド研究ならびに本研究会のすすむべき方向性について議論する機会としていただければと願っております。

2024年7月吉日

日本レチノイド研究会 第35回学術集会 会頭
お茶の水女子大学　棚谷 綾

会員登録いただいた一般講演の中から研究アワード（首藤賞、藤木賞、武藤賞）、学生優秀発表賞を授与の予定

演題を登録される方、または本大会に参加される方は、以下のボタンをクリックして「登録・お申し込み」ページへお進みください。

演題の募集期間は 2024年 7月1日 ～ 9月2日です。
参加申し込み期間は 2024年 7月1日 ～ 9月10日です。

第35回日本レチノイド研究会 学術集会は、ご参加も事前登録制となっております。
勝手ながら、ご参加料も事前にお振り込みいただくこととさせていただいております。
何卒ご了承ください。

筆頭発表者様ならびに参加登録者様には、上記登録画面での登録完了時にIDとパスワードを送信いたします。
その際、参加料の振込をお願いするメッセージをお送りいたしますので、記載されている案内に従い、ご参加料をお振込みくださいますようお願い申し上げます。

ご参加いただく皆様には事前に下記をご一読くださいますよう、お願い申し上げます。