活動報告

» インタビュー記事が掲載されています
2024/03/25
太刀川教授のインタビュー記事「パパゲーノ効果って何?死にたいほどつらい気持ちを乗り越えた物語に耳を傾ける」が厚生労働省のホームページに掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/interview/02/
» メディア出演
2024/03/18
高橋准教授がNHK Eテレ(教育テレビ)「きょうの健康」に出演しました。

「どうする?災害時のこころのケア」をテーマに、能登半島地震から約2か月が経過し、生活の立て直しとともに「こころのケア」が重要になってくる時期の、対処方法や支援方法について、また、被災した子どもに対するこころのケアや、被災した自治体の職員など支援者の精神的なストレスについて、お話ししました。
» 「激甚災害時の心のケアーすべての学生諸君ができることー」が掲載されています
2024/02/20
太刀川教授の特別寄稿「激甚災害時の心のケアーすべての学生諸君ができることー」が、全国大学生活協同組合連合会のホームページに掲載されています。
https://www.univcoop.or.jp/activity/kyosai/index.html#tab1
» 公開シンポジウム「自殺を考える。」2024年2月29日開催
2024/01/26
2024年2月29日(木)に開催されるシンポジウム「自殺を考える。」に太刀川教授が登壇します。
参加費無料、オンライン開催となります。
シンポジウムの詳細、お申込み方法はフライヤーをご覧ください。


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» 「医療従事者のモラルを護る心理的支援プログラムの効果検証」研究協力者を募集しています。
2023/12/18
筑波大学災害・地域精神医学研究室では、科研B「モラルを護る心理的支援プログラムの開発」と称した研究を行っています。コロナ禍や医療の現場で生じやすいモラル(倫理観・道徳心)の傷つきを予防し、全ての医療従事者が健康的・継続的に業務に従事できるようなプログラムの開発を目指しています。
医療従事者は日々の臨床実践のなかで倫理的葛藤やモラル苦悩を抱えることが少なくありません。これらの葛藤や苦悩はそのままにしておくとモラル傷害と呼ばれる状態に至り、燃え尽きや心身の不調にいたる場合もあり、その予防やケアが重要とされています。そのため、モラル傷害を予防する研修プログラムの開発とその実装が必要と考えられます。本調査では、実際にプログラムに参加していただく方にWEBアンケートを実施し、その効果を測定することを目的としています。
実施方法や研修プログラム及び調査のスケジュール等、詳細はフライヤーをご覧ください。

対象者:国内在住で病院に勤務する医療従事者
    新型コロナウイルス感染症罹患患者に接した経験がある方または組織との葛藤解決に関心がある方

研究に参加していただける方は下記の申込フォームよりお申し込みください。 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd0m2hKl_wtSizfISzBSlGD9ti1Koa6E9NQIRWidvATaTyJcQ/viewform   

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» 太刀川教授が11/18(土)放送のLuckyFM茨城放送『週刊ニュースポ!』に出演します
2023/11/17
太刀川教授が11/18(土)放送のLuckyFM茨城放送『週刊ニュースポ!』に出演します。
19時35分頃から『私が私であるために メンタルヘルスをめぐって』というテーマで30分程度お話しされます。
» 記事『猿之助被告が口にした「生きる希望」 自殺防止の「パパゲーノ効果」を生み出せるか』が掲載されています
2023/11/10
太刀川弘和教授が取材を受けた記事『猿之助被告が口にした「生きる希望」 自殺防止の「パパゲーノ効果」を生み出せるか』が産経ニュースのウェブサイトに掲載されています。

» 産経ニュース
» 大学院M1齋藤さんが「いのち支える動画コンテスト2023」の優秀賞を受賞しました
2023/09/21
大学院1年の齋藤真衣子さんが「いのち支える動画コンテスト2023」(いのち支える自殺対策推進センター主催、厚生労働省・文部科学省・こども家庭庁・全国大学生活協同組合連合会後援、Yahooニュース協力)において優秀賞を受賞しました。

本コンテストは「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現へ~いまあなたが伝えたいこと~」をテーマに絵コンテによるショートムービーのアイデアを募集したもので、計138作品の中から4作品が入選しました。入選した絵コンテは、学生自身の手で映像化されました。

受賞作品タイトル「相談はうまく話せなくても大丈夫」

» 「メディアと自殺」が出版されました!
2023/08/21
当教室の皆で翻訳した国際自殺予防学会(IASP)会員による『メディアと自殺:研究・理論・政策の国際的視点』(トーマス・ニーダークローテンターラー、スティーブン・スタック著)が出版されました。

自殺予防に関するマスメディア・ソーシャルメディアのあり方を模索する研究を集めた学術書です。

日本では、自殺の報道が自殺者を増加させる「ウェルテル効果」は一般にも知られるようになってきましたが、自殺予防に寄与する報道のあり方や、メディア関係者との関係構築、映画や芸術などのメディアと自殺の関係についてはあまり研究が進められていません。

メディアにおける自殺報道の問題が尽きない昨今、研究者に限らず、メディア関係者や学生など様々な方が、改めてメディアと自殺について学び、考えるきっかけになれば幸いです。
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b625486.html

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» 大学生の自殺予防プログラムCAMPUSの論文が掲載されました。
2023/08/21
2019年から筑波大学で医学類の学生に行っている独自の大学生向け自殺予防プログラム
Crisis-management, Anti-stigma, and Mental Health Literacy Program for University Students (CAMPUS)の効果を検討した論文が、8月にオンラインジャーナルのF1000に掲載されました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37576384/

このプログラムは太刀川教授と当時大学院生(現北星学園大学講師)の高橋あすみ先生が開発し、毎年医学教育として2年生に実施されています。内容は、メンタルヘルスリテラシー、スティグマ、自殺予防の危機介入を学ぶ体験型学習で、実施6か月後に学生の自殺念慮の低下と援助希求の改善効果を認めました。効果の詳細は論文をご覧ください。

CAMPUSは他大学でも多施設共同研究として実施しており、
今後も自殺予防の教育普及啓発をはじめとしたさまざまな活動につなげていきたいと思います。