正しいがん情報の提供
研究協力者の募集
臨床試験情報ライティング・教育プログラム作成に関する検討メンバー募集
一般人向けに、がんに関する治験・臨床試験の情報を、文章でわかりやすく伝えるための方法を検討することを目的として、「臨床試験情報ライティング・教育プログラム作成に関する検討」タスクフォースを立ち上げることになりました。本タスクフォースの活動の成果は、「科学的根拠に基づく情報を迅速に提供するための体制整備に資する研究(研究代表者:若尾文彦)【若尾班】」の一環として、提言をまとめていく予定です。メディカルライター、メディカルコピーライター、サイエンスライターの方々の応募を心よりお待ち申し上げます。
背景
新たながん治療の開発は、がん医療の進歩に必須であり、その中心的役割を果たすのが、治験・臨床試験です。治験は主に製薬企業が新薬の有効性・安全性を確認し、承認を取得するために行われますが、がん領域においては、患者にとって治療選択肢の一つとなることもあります。
治験・臨床試験情報は、国内に限れば、各製薬企業のホームページや臨床試験情報登録センター(Japan Regstry of Clinical Trials, jRCT)にアクセスすることで取得可能です。しかし、いずれも、想定している主たる情報の受け手(読者)はがん医療や医薬品開発の専門家であり、主たる読者を一般人に限った場合、提供されている治験情報は、必ずしも読者のニーズに合致しているとは言えません。たとえば,知りたい内容が記載されていなかったり、記載されていたとしても、専門用語等が多く理解しにくいという問題などがあるためです。
このような問題を解決するために、現在、公益財団法人「がん研究振興財団」によるパイロット事業として、患者本位の「がん情報サイト」(https://www.fpcr-joho.jp/)が開設され、臨床試験情報をがん患者へつなぐ情報提供体制の整備が進められています。このウェブサイトの主たる読者は一般人であることから、情報に求められる最も重要な要件は、「わかりやすいこと」になります。
タスクフォースの概要
検討課題名 | 臨床試験情報ライティング・教育プログラム作成に関する検討 |
目的 |
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主な成果物 |
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検討期間(予定) | 2022年6月~2022年12月 |
謝金 | なし |
応募要件
経験(職種) | 医科学領域の執筆、校正、専門家レビュー、医師・患者向け資材作成、論文 |
職歴・学歴 |
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メディカルライティングの経験治療域 | オンコロジー |
申し込み方法
添付の応募申し込み書に必要事項をご記入の上、件名を「臨床試験情報ライティング・教育プログラム作成に関する検討メンバー募集(お名前)」として、gantaisaku@umin.ac.jp宛にメールでお申し込みください。
応募申し込み書
今回の募集人数は3~5名です。応募者多数の場合は、立ち上げ時のコアメンバーとして選考させていただきますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
申し込み締め切りは2022年5月31日です。
このたびは、たくさんのご応募をありがとうございました。本応募は締め切らせて頂きました。