ワークショップ


開催日時 10月1日(土)10:00-12:00
ワークショップへの参加は、参加登録からお申し込みください。

ワークショップ1 

「臨床現場から研究をはじめてみよう」

趣旨:
社会の変化とともに、薬剤師の役割や業務は大きく変わりつつあります。患者中心の医療の 実践において、また、多職種の連携の中で、薬学の視点が活かせたと実感したことのある薬剤師は多いのではないでしょうか。本ワークショップでは、それら日常の気づきをタネとして、研究を実施するためのリサーチ・クエスチョンを作る過程を体験します。 研究には関心があるものの具体的な一歩が踏み出せずにいる人を対象にグループワークを 行います。グループワークを通じて参加者が過程をシェアすることもワークショップのねらいの一つです。一緒に研究をはじめてみましょう。
定員 12名(4名1グループ)
講師 庄野 あい子(昭和薬科大学)、田口 真穂(横浜薬科大学)、戸張 裕子(東京薬科大学)

内容
1. はじめに:薬剤師の気づきから研究実施までの道のり
2. アイスブレイク
3. グループワーク︰リサーチ・クエスチョンを作る
・思いあたる研究のタネ
・仮説を考える
・PICO/PECOを考える
4. 発表 
5. まとめ


ワークショップ2 

薬剤師は、「くすりの教育者」-小学生に対する薬教育指導者養成ワークショップ

趣旨:
2013年、日本社会薬学会は、インターネットによる一般用医薬品販売を解禁するとの政府 見解に対して反対の立場の意見書を提出した。一般用医薬品は、需要者自らの選択により使用されるものであり、セルフメディケーションの推進には、国民のサポート体制、啓発、薬育が必要であることを表明した。 ワークショップ開催は、学会として単に意見書を提出しただけではなく、一般用医薬品販売 制度実施に必須のくすり教育を推進・啓発していく意思を示したものである。 本学会では、学習指導要領に明記されない小学生の「くすり教育」を普及し推進するために、長年、指導者養成に取り組んできた。コロナ禍の中、セルフメディケーションが推進される状況にあって、くすり教育は学校薬剤師、地域連携薬局の薬剤師に留まらず、すべての薬剤師が取り組むべき課題と考える。医薬品を始めとする生命関連物質の適正使用や管理、指導、啓発が法律に明記され、社会的要請でもある。
本ワークショップが、「薬剤師は、くすりの教育者」であることを認識できる機会になることを願っている。

定員:24 名 (6名1グループ)
講師:北垣 邦彦(東京薬科大学) 齋藤 百枝美(東京薬科大学) 宮本 法子(東京薬科大学) 山田 哲也(東京薬科大学) 渡部 多真紀(帝京大学薬学部) 大和 幹枝(昭和薬科大学)

内容:
1. くすり教育を取り巻く法的環境(講義:宮本 法子)
2. くすり教育の現状 (講義:北垣 邦彦)
3. くすり教育の必要性 (講義:齋藤 百枝美)
4. 東京薬科大学のくすり教育実践例(講義:山田 哲也)
5. スモールグループディスカッション(SGD)
テーマ「小学低学年のくすり教育では何を教えるのか?」
―45分授業の授業計画を作成してみよう。
6. 発表
7. 総合討議
8. 日本社会薬学会第40年会くすり教育ワークショップ参加証授与
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