岡山看護系大学災害ジョイントセミナー

 5月19日に鈴鹿医療保健大学の木村史織さんをゲストに迎え、岡山県立大学の看護学科3年生4名、大学院生3名、そして岡山大学の原田研究室の学生4名(1名欠席)と、学部生3名、大学院生1名でジョイントセミナーを開催しました。県立大学の学生、先生方は、オンラインで映像をつなぎ、ハイブリッド型での参加となりました。セミナーは、初めにそれぞれ一言ずつの自己紹介を済ませたのち、原田先生の研究の紹介、DMAS東海部会所属の木村さんの「災害医療における学生の可能性について」の紹介、私たちゼミ生の研究紹介と続きました。 

 ここでは特に、ゲストで来てくださった木村さんのDMASに関する貴重なお話をもとに感想を述べたいと思います。木村さんが所属しているDMAS東海支部では、2か月に一度ほど勉強会を行ったり、セミナーを開催したりしているようで、木村さんは積極的に参加されているとのことでした。勉強会では学年関係なく意見を出し合い、学生みんなで切磋琢磨している様子がうかがえました。私も後日気になり、東海DMASのfacebookをのぞいてみると、ほかにも先生を招いて災害での知識を獲得したり、グループワークや訓練などで全体の士気を高めているとのことでした。私も災害での支援を学び始めた一人として、学生の時からの災害について深く考える機会があること、そして訓練などで実践として技術を獲得できる機会があることは、とてもうらやましいなと思いました。また、木村さんの将来を見据えたキラキラ輝いた目が、本当に楽しいんだろうなと思わせてくれて、「災害支援」という分野に、私もさらに興味がわきました。 

 今回ジョイントセミナーでのディスカッションを通して、皆さんが災害での環境をよりよくしようと考えられていることや、主体的にさまざまな活動に参加されていることを知りました。私たちも今後、研究という違う形ではありますが、「防災」、そして「性暴力の減少」を目指して、それぞれ知見を広げ、少しでも社会に貢献できればと考えています。また、今回の機会をきっかけに、次に木村さんや岡山県立大の皆さんとお会いできる日が来るのを楽しみに、私たちも精進していきたいと思います。 

文責:久保一華

Okayama Nursing University Disaster Joint Seminar

On May 19th, we held a joint seminar attended by four
third-year nursing students and three graduate students from Okayama
Prefectural University, four students (one absent) from Harada Lab, Okayama
University, and three undergraduates and one graduate student. Our guest, Ms.
Shiori Kimura from Suzuka University of Medical Science and Health, joined us
online. After introductions, the seminar began with research presentations by
Prof. Harada, then Ms. Kimura’s talk about disaster medicine student potential,
and research introductions from our seminar students.

Notably, Kimura’s talk, based on her involvement with DMAS
Tokai branch, was impressive. The branch holds bi-monthly study groups and
seminars, all actively attended by Kimura. They engage in vibrant discussions,
fostering a learning environment. Seeing this motivated me to view their
Facebook page, where they invite experts for disaster knowledge and perform
group work and training. It made me appreciate opportunities for disaster
support learning and skill acquisition.

Through the seminar discussion, I learned about proactive
participation in activities for disaster improvement. We aim to contribute to
society by expanding our knowledge in disaster prevention and reducing sexual
violence, albeit differently, through research. We look forward to future
interactions with Kimura and Okayama Prefectural University.

Reported by: Ichika Kubo