厚生労働省 
難病患者の支援体制に関する研究班

2019.11.01

平時に創る難病在宅人工呼吸器使用者等の災害時の備えと支援ネットワーク

【開催趣旨】
このたびの台風により被災された皆様に心よりお見舞いを 申し上げます。
2019 年。台風 15 号による長時間停電は、入院や在宅療養者 の生命を脅かす甚大な被害をもたらしました。現在の日本は、 震災に加えて大規模な風水害の頻度や危険性も高まっており、災害への備えを平時にいかにすすめるかが、療養支援あるいは各自治体における重要課題となっています。各所のとりくみに学ぶ本セミナーにどうぞお越しください。

■日 時: 2019年 12月 14日(土)9:55〜16:00(予定) (受付・開場 9:30 より)
■会場:TKP 東京駅日本橋カンファレンスセンター6F
※JR 東京駅:日本橋口徒歩 4 分 東京メトロ日本橋駅:A1 出口徒歩 1 分
■対 象: 医療、保健、福祉関連職 都道府県・市区町村等自治体の防災課等職員
■定員 : 180名(参加費無料)

【プログラム】
9:55~
挨拶 厚生労働省 難病対策課
挨拶 「難病患者の総合的支援体制に関する研究」班 研究代表者 小森哲夫

<セッション A> 2019・台風 15 号による発災後の医療と「神経難病リエゾン」
●司会:溝口功一(国立病院機構静岡医療センター)
    宮地隆史(国立病院機構柳井医療センター)

・(仮)巨大台風がもたらした禍9月9日99名の病院避難 北村伸哉(君津中央病院 救命救急センター)
・台風 15 号災害による当院難病患者の被災状況と今後の課題 武田貴裕(千葉東病院)

10:00-12:00
・房総半島南部における台風 15 号による医療への影響と課題 中嶋秀樹(安房地域医療センター)
・災害時の神経難病医療リエゾン活動の推進にむけて-日本神経学会のとりくみ- 中根俊成(熊本大学)
・指定発言:青森県における神経難病療養者への災害時医療支援体制と神経難病医療リエゾンの活用に向けた仕組みづくり 三上真恵子(青森県健康福祉部保健衛生課)
・総合討論

12:00~ <昼食> 昼食・休憩 ※昼食はお弁当・お茶をご用意します(外部からの持込みは不可となっております)
12:30~ ◆ミニレクチャー 在宅人工呼吸器と吸引器 停電時の対応と電源確保方法 原智子(東京都立神経病院)

13:00~ 特別講演 「DHEATが来る、その前に受援体制構築を、その前に危機管理の基本を押さえましょう」 古屋好美(甲府市福祉保健部健康支援センター(甲府市保健所))

<セッション B>難病患者への平時からの備え・支援・ネットワークづくり
●司会:小森哲夫(国立病院機構箱根病院)
    小倉朗子(東京都医学総合研究所)

・平時からの訪問看護におけるリスク管理と災害への備えについての提案・発災時のステーション間のネットワーク 平田晶奈(岡山県 訪問看護ステーション エール)
・小児難病・医療的ケア児の災害時の備えをすすめる保健所の取り組み-災害対応サポートハンドブックを活用する自助・共助力への働きかけと支援ネットワークづくり- 長谷美穂(兵庫県東播磨県民局加古川健康福祉事務所)

<コーヒーブレイク>

13:30-16:00
・基礎自治体における在宅人工呼吸器使用者の災害時個別支援計画の策定と名簿等把握集約の仕組みづくり 山本寛之(江戸川区保健予防課)
・パーキンソン病の方のマイタイムライン作成の取り組み 井上郁子(茅ヶ崎市保健所)
・総合討論・まとめ

閉会挨拶 「難病患者の総合的支援体制に関する研究」班 研究代表者 小森哲夫

<<機器展示等>>協力:東京都立神経病院・東京都医学総合研究所、医療機器供給会社, 蘇生バックと換気量計/足踏み式吸引器/携帯型発電機/シガーライターケーブル/外部バッテリー/蓄電池など(予定)

【チラシ】
12月14日(土)災害時支援ネットワークセミナーチラシはこちらよりダウンロードできます。

【お申し込み方法】
以下のお申込みフォームよりお申し込みください。

<<受付終了いたしました。>>