「ぼくみたいなやつを会員にするようなクラブには絶対入りたくない。 これが大人になってからのぼくの人生で一番の冗談さ。 女性との関係についてのね」
---Woody Allen, in Annie Hall
少しだけ早めに起床。少し某翻訳。朝食、朝刊、髭剃り。
朝、娘を保育園に送り、クリーニング屋に立寄ってから大学へ。 午前中は某予習。
お昼は研究室のストック。 大学文書館企画展「京都大学における女性--帝国大学時代から1950年代まで--」を少し見る。
お昼すぎ、某講読。
昼下がり、少し一服してから某英文チェック。
夕方、吉田南で某MOOCの相談。そのあと、昨日の授業の反省など。
夜、帰宅して夕食。先日の人間ドックの結果が帰ってきており、 精密検査が必要とのこと。面倒だな。
夜中、娘と風呂。もう寝るべし。
定時起床。シャワー。ホテルをチェックアウトしてしばらく外で待っていると、 某氏が車でピックアップしてくれる。野外のファーマーズマーケットで買い物 をしたあと、某氏の家族と某所長も含めて6名で、車で3時間ほど行ったところ にあるグレートオーシャンロードにある某氏の両親の別荘へ。
昼下がりに別荘に着き、浜辺を少し散歩したり、野生のコアラをスポットした りしてから某パブで夕食。子ども連れが多くて混沌としていた。帰宅すると野 生のオウムがいたので餌をやりながらたわむれる。
夜、子どもが寝てからは室内でビールを飲んだり、本を読んだり。インターネッ トにもつながらず、久しぶりにくつろぐ。真夜中に就寝。
定時起床。娘とFaceTimeしながら朝食、朝刊、洗濯、シャワー。
朝、研究室に忘れものを取りに行ったあと、タクシーと地下鉄で京都駅へ。
お昼すぎに東京着。それから本郷へ。いろいろ。本日は朗報が二件あった。
夕方、某講義の手伝い。公衆衛生。撮影が入っていたので緊張した。笑いもと れず、今ひとつ。夜に無事終了。疲れた。
そのあと、某氏らと酸辣麺。ビール。タクシーで帰宅。娘がまだ起きていたの で一緒に遊ぶ。今日は早めに寝よう。
定時起床。ゴミだし、ひげ剃り、朝食。娘を保育園に送る。
地下鉄で本郷三丁目へ。少し喫茶店で雑用してから、午前中は某勉強会。卒論 生が四人報告。進度はまちまち。
お昼、急いで立ち食い蕎麦を食べ、バスで高田馬場へ。お昼過ぎから英語の授 業。生殖医療の記事など。
昼下がり、講義の準備。夕方、生命倫理の講義。脳死の話の後半と生体移植の 話の前半。だんだんずれこんできたが、まあ問題なし。学生にも発言してもら う。
夜、バスで帰宅。歳末助け合いの寄付を届けに行ったあと、クリーニング屋で シャツなどを回収。少し遅めに夕食。
夜中、眠かったが食器を洗って娘を風呂に入れる。今日こそは早めに寝よう。
定時起床。シャワー、朝食。
定時出勤。午前中は雑用。 空いた時間でメディアマーカーの設定をしたり、 Windows 7 ProfessionalにWindows XP modeを入れたり。 時間の無駄。
お昼は研究室で弁当をもそもそ食べる。それからまた雑用。
昼下がり、某研究会。政治哲学。夕方まで。その後、簡単にミーティング。
某院生の指導。そのあと、某氏らとしばらく雑談。
夜、疲れて帰宅。夕食、新聞。
夜中、ソファで死んだように寝る。
真夜中、食器を洗ってからメール等。 週刊アスキーを読んだらもう寝る時間だな。
朝、少し遅めに起きる。シャワー、朝食。
定時出勤(少し遅刻)。午前中はメールの対応や某院生のドラフトへのコメントなど。
お昼すぎ、某ミーティング二件。いろいろ。
昼下がり、研究室に戻って雑用。別の某院生の相談に乗ったり。 今週の講義の準備も少し始める。
夜中に帰宅して夕食。ソファで一瞬寝てから功利主義アワー。進まず。やばい。
朝、少し遅めに起きる。シリアル、朝刊、シャワー。お昼前に散髪に行く。
天気は良い(ピーカン)が、寒い。二階の勉強部屋の室温は9度。
昼食をとったあと、研究室に来て、まじめにiPS細胞の倫理の勉強。 とりあえず手元にある資料には目を通したので、少し書いてみるか。
iPS細胞の倫理について1000字ほど書いてみる。 論文というよりはアジ文だな。ちょっと寝かしてからメールしよう。 今週以降、仕事だらけだ。大丈夫かな。 どんどん早めに準備するようにしよう(といいつつ、 自転車操業になると思うけど)。風邪に気を付けること。
帰宅してカレー。食器を洗ってから新聞の切り抜き。
そういえば、柳田邦男が「2.5人称の視点」という、 おもしろいことを書いていた。 partiality/impartialitlyという二分法的思考をしていると、 なかなか思いつかない重要な発想だ。
普通1人称とは、自分自身を指しますが、この場合は事件や問題の被害者本人、 2人称はその家族です。・・・この1、2人称からの視点が抱える思いを 大切にしなければならないのは、もちろんですが、時に感情に偏りがちです。 だから、客観性と合理性を持つ冷静な3人称の視点が必要なのですが、 往々にしてひとごとのように、ことを処理しがちです。
相手に寄り添う心遣いをもちながら、専門的職業人の務めもこなす。 そんな、ぬくもりのある「2.5人称の視点」が大切だし、社会を変えると考えるわけです。
(朝日新聞、2008年11月26日第三面)
定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。シャツにアイロンをかけ、 布団を干してから、二階の勉強部屋で朝刊。
外の工事がうるさいが(裏の家が建替中)、ちょっと籠もって授業の準備をしよう。
今日のこと。
早目に就寝したが、なかなか起きられず。
午前中は自宅で某テキストの執筆。お昼に急いで大学へ。 某ランチョン・セミナーに参加。
お昼すぎから夕方まで図書館で某テキストの執筆。 夕方、某テキストの相談。「難しい」と言われたので もっとわかりやすくなるよう努力しよう。
夕方、某氏と少し相談をしてからプールへ。 ゆっくり1キロほど泳ぐ。
夜、千石の某定食屋で食事をしてから帰宅。 しばらく勉強していたらたまらなく眠くなったので、 ホットカーペットの上に掛布団をかけて少し寝る。 さきほど目が覚めたが、まだ眠いので、 早起きして非常勤の準備をすることにしてもう寝よう。
メモ。議論をするときは相手を不快にさせないよう、くれぐれも注意すること。
今日のニュース
やばい、寝すぎた。授業の準備がまだ終わっていない…。
午前中、某勉強会に出席。 そのあと、喫茶店に行き、授業用のスライドを作成。
昼下がりに大学に戻ってきて、同僚の某氏にスライドを検討してもらったあと、 夕方から授業。直観主義、理想的判断理論、錯誤説、相対主義、非認知主義を 3時間で。一応メタ倫理を一通り終えたことにして、次回は規範倫理。 また予習をしなければ。
疲れはててしばらく椅子で居眠りをしたあと、某所でカレー。 研究室に戻ってきてこれからしばらく新聞を読む予定。 翻訳もしないとまずい。なんか心に余裕がない。深呼吸しよう。
産経の先日(12月4日)の社説から。
日本相撲協会はまず、有望な日本人力士を育てることに知恵を絞り、 日本の国技である大相撲を再生することが求められている。
今のプロスポーツはサッカー、バスケット、テニス…と多様化している。 協会はもっと危機意識を持ち、将来性ある若者を全国からスカウトし、 角界に入門させて鍛えていく必要がある。この努力を怠れば、 ジリ貧状態になることは時間の問題だ。
いつも通り、倫理学に当てはめておく。
日本倫理学会はまず、有望な若手倫理学研究者を育てることに知恵を絞り、 倫理学を再生することが求められている。
今の文学部の専攻は社会学、心理学、科学哲学…と多様化している。 学会はもっと危機意識を持ち、将来性ある若者を一、二年生からスカウトし、 倫理学研究室に入門させて鍛えていく必要がある。この努力を怠れば、 ジリ貧状態になることは時間の問題だ。
偶然に任せていてはダメだと思うのだが。
新聞を読んでいると遅くなる。 帰宅してニュースを見て、翻訳を少しやらないと。
帰宅して、しばらくギターの練習(アンプなしで)。 つかれて動けず。いかん。紅茶でも飲んで元気を出そう。
インフルエンザの予防接種したあたりがかゆくて困る。 寝てるあいだにひっかきそうだ。
今日のニュース
昨日のニュース
起きる。
今後、絶対にためずに毎日やること。
「めんどうなことは明日以降の自分に任せる」という格律は、 普遍化可能か? 結局何も行なわれなくなるという理由から普遍化できないか。
「めんどうなことは他人に押しつける」 という格律が普遍化可能かどうかもよくわからんな。 みなが家事をやらなくなると、一家が崩壊するから普遍化できない、 とかか。しかし、これは帰結主義だよな。
英国の内務大臣(Home Secretary)のデヴィッド・ブランケットが いろいろ叩かれているようだが、 あの人は政治学者のバーナード・クリックの弟子に当たるんだそうな。
お昼すぎに大学へ。明日の授業の相談をしたあと、 昼下がりから某ミーティング。インフォームド・コンセント、 倫理理論。
夜、適当にインスタントのものを食べて、たまっていたメールを片づける。 眠いが、明日の授業の準備をしないと。
弁当を買って帰宅。明日の準備をせねば。
「医療ミス」オレオレ詐欺(読売)。 息子も医師の71才の医師が、息子が医療ミスで人を死なせたので、 お金を振り込めと言われて、計2500万円だまし取られたそうだ。
こだま「ここまで来ると、 政府も騙される方が悪いと傍観してはいけないんじゃないですか。 いいかげん銀行側になんらかの対策を取るよう指導すべきではないでしょうか」
Mr D.「またパターナリスティックなことを。それに、そう簡単には行かないから 銀行もなかなか動かないんだろうとか考えないのか」
「よくわかりませんが、そんな架空口座を作れるところにも問題があるん じゃないんですか。プリペイド携帯だって規制強化してるし、 訪問販売などについてはクーリングオフ期間が設置されてるし、 ほんとになんとかならないんでしょうか」
「個人情報が漏れてるところも問題だよな。 なんでそんなに細かい情報まで知られてるんだ」
「う〜ん、どうしたらいいんでしょうねえ」
昔買った『エリン・ブロコヴィッチ』を、 つい最後まで観てしまう。この映画はよくできてておもしろいなあ。B+。 あれ、最初に観たときはC+をつけてる。 たしかに山場らしい山場はないが、一度は観る価値があると思う。
ん、映画を観たら元気が出てきた。がんばろう。
一口に哲学研究といっても、いろいろ作業があるわけで、 人の思想をうまく説明するのが得意な人もいれば、 人の思想を批判するのが得意な人もいる。 口で説明するのが得意な人がいれば、 文章の方がずっとおもしろい人もいる。 研究会をまとめるのが得意な人もいれば、 研究会を破壊するのが得意な人もいる。 こういったからといって、 これ以上の分業を勧めるわけではなく、 自分の長所と短所を良く知って、良いところは伸ばし、 悪いところは直していかなければならないと思う。
忘れないようにメモ。 コロンビア大学のThomas Poggeは「トマス・ポギ」と発音するようだ。 某氏に教えていただいた次のラジオ番組を参照せよ。
少し勉強。もう寝よう。
お昼すぎに起き、某香港料理屋で昼食。 そのあと駒沢公園を散歩する。
某マルエツと近くのスーパーでたくさん買物をしてから帰宅。勉強しよう。
さっそく勉強中。 仕事をするには、コンピュータの前に向かったらすぐにファイルを 開いてしまうといいようだ。いや、「仕事」と呼ばず、「愛の労働」と呼ぶべきか。
首が痛い。
人の意見を批判するさいの婉曲的表現。 「臓器提供の義務化に関するあなたの意見には、若干の違和感を感じました」 のように使う。 その内実は、 「あなたの意見は間違っており、わたしはまったく賛成しませんが、 あなたと仲が悪くなるのはいやなので、はっきりとは言いません」 という意味である。
意見の違いを、「衝突」とは捉えず、「ずれ」と捉えるところが、 なんとも和を重んじる日本的な表現だと思うがどうか。 日本人的には、文明も衝突するのではなく、 ずれがあるだけである。 「イラクでの無差別テロには、若干違和感を感じました」。
勉強中。
メモ。「公共性とか公共という言葉はよくわからないので、社会性とか社会的とか いう言葉を使った方がいいんじゃないか」という意見があるようだ。 定義の問題なので、それでもかまわないのだが、あえて言うと、 「個人と社会」という対立軸は、「私的と公的」という対立軸とは微妙に違う。 私的な利益というのは社会化(「社会的に構築」)されているかもしれないが、 それでも公共的とは言えないということはありうる。 まあ、こういう大きな言葉はなるべく使わないか、 使うにしてもちゃんと定義して使いたい。
晩ごはん。ひさしぶりにご飯を炊く。買ってきた鍋、その他。 例によって食べすぎる。
そういえば、皮のクリーニングを初めて出したが、 二週間近くかかるそうだ。それまで着る服がない。 と、凍死か…。
朝、テレビで某教授を少し見る。旅館のおばさんに朝食をいただく。 感謝。
雨。渋谷へ。マクドでネットに接続。
お昼前に某大に行き、英米私法のゼミに出席。 最近イギリスで安楽死したMs. Bのケースについて学ぶ。 誘ってくれた某氏に感謝。
机に向かっている時間…7.5hr
今日の勉強時間…7.5hr
マルクス係数…0
「爆睡。4時間ほど死んだように寝てたようだ」
「ゲソダイ哲学リンク集を作り出した。 ちょっと分類がむずかしい。助けてアリストテレス先生」
「まだ情けないくらいできてへんけど、笑わんとってね。情報募集中」
「まだこんなんじゃ、先が思いやられるな。まともなリンク集作れんの?」
「ま、これも修業だ。いい機会なので現代哲学の大枠を把握してやろう」
「けど、現代哲学ってなんなのかしら。21世紀の思想?」
「フッサールやフロイトも現代哲学らしいよ、どうも。 要するに現代の日本思想に大きな影響力を持ってる哲学思想のことじゃないの」
「エヴァソゲリオソとか?」
「電気屋が工事に来る。 風呂の修理が済むまであと一週間ぐらいかかるようだ」
「こないだのB-52による誤爆についてのAnorakの記事、 Enemy within。 笑える」
「東京の某氏に時計台ネットを 教えてもらう。自分がずいぶん遅れていることを改めて自覚」
「ネットサーフしないもんね。いつも同じサイトに行って」
「それを言うなら、いつも同じ本を読んで、同じ新聞を読んで、 同じ食事食べて、もうこの保守性と努力の足りなさと言ったら」
「保守的な生き方ってエネルギー使わなくて楽だよね」
「相対的にいえば、児玉は、今日、同じものを読み、 同じものをきき、同じものを見、同じ場所に行き、 同じ対象に希望と不安とを向け…」
「とにかく、もっと情報網を広げる工夫と努力をしないと」
「新しいものに挑戦しないと。 ソロモンの境地に至るには100年早い」
「大学に来て、明日から文学部で開かれる某学会の準備の手伝い。 立て看を用意したり、みかんを食べたり」
「ちょっと熱があるんじゃないの」
「あ、オーストラリアの古本屋から本が届いた。
「学会の準備を済ませて下宿に戻ってきた。眠い」
「宣伝宣伝。 FINE NEWSLETTERの第9号が出た模様。 ES細胞研究の動向、コンピュータ倫理学、オンラインリサーチ倫理についての 論文が掲載されている」
「ところで、なぜ人を殺してはいけないんでしょう」
「ん、突然だな」
「いや、明日の某研究会の発表テーマの一つがこれなんですよね」
「しかし、それはどういう問いなわけ? いったい何が訊きたいの?」
「たとえば、なぜ駅前に自転車を置いてはいけないのかと訊くと、 通行人に迷惑になるからだ、とか、自転車を撤去されるからだとか 答えがあるわけでしょう。その答は、 わたしが駅前に自転車を置くのをやめようと思うもっともな理由になるわけで。 もちろん、日曜日だとか、緊急の用事があるとかいう事情があれば、 人の迷惑になろうと自転車が撤去されようと自転車を置くでしょうが」
「なるほど。じゃあ人を殺してはいけないいくつか理由を挙げようか。 まず、法律によって禁止されている。 また、罪のない人を殺すことは道徳的に悪いことだと思われており、 村八分にあう。 それに、被害者の遺族から復讐されるかもしれない」
「なるほど、しかし、たとえば最愛の妻を殺された夫が、 自分の命と引き換えにでも殺人者を殺そうと思っていたら、 法的にどうあろうが、まわりの人がどう思っていようが、 殺人者の遺族がどうしようが、あんまり関係ないですよね。 死ぬ気だったらしてもいいんじゃないでしょうか」
「いや、死ぬ気だろうと、死ぬ気じゃなくても、 違法なことは違法なこと、不道徳なことは不道徳なことでさ。 腐っても鯛、破られても法、守られなくても道徳なわけで」
「なるほど。ちょっと比喩があれですが、 処女は破られたら処女じゃないですが、 法は破られても法ですもんね」
「わーわーわーっ。ちょっとちょっと、あなた、生放送なんですから そういう発言はやめてください。サイト閉鎖されちゃうでしょう」
「いや、法も大勢の人に破られたら、それが法と言えるかどうか わからんけどね。すくなくとも有効な法ではないよな」
「しかし、腐っても鯛、有効でなくても法は法なんでしょう」
「いや、有効というのは拘束力があるという意味だから、 有効でない法は拘束力を持たず、そんな法になぜ従わないといけないのか、 ということになる。道徳だって同じで、だれも守ってないような 道徳に何で義理立てする必要があるの、ということになる」
「なるほど、拘束力ですか。 じゃあ元に戻って、なぜ人を殺したらいけないの、 という問いに対して、法や道徳の拘束力を指摘しても、 そんな拘束力を無視してでも人を殺したいという人には、 やっぱり意味ないんじゃないですかね」
「意味がないというのは?」
「ええと、たとえばある人が殺人者を殺したいという目的と、 刑務所に入りたくないという目的と他人に嫌われたくないという目的の 三つを持っている場合は、 人を殺して法を破ることによって後の二つの目的がダメになっちゃうわけで、 あんまり合理的な選択とは言えないですが、 殺人者を殺したいという目的以外はどうでもいいと思ってたら、 人を殺すことは違法であっても不道徳であっても、 とにかく合理的なんじゃないですかね」
「たしかに手段と目的が合致しているという意味で合理的とは言えるかもしれない」
「じゃあ、そういう人がなぜ人を殺してはいけないのかを説得的に説明することは できないんでしょうか」
「いや、そうは簡単には言えないわけで。 法的なもの道徳的なものは合理的なものに優先するとか、 あるいはカントみたいに合理的の意味をみなが 普遍的に受けいれられるという風に定義することもできるわけで」
「う〜ん、なんだかよくわかりませんね。その説明は」
「まあ、この件については明日の某研究会で教わってきたら」
「ええ、そうします。あ、そういえば、合理的と言えば、 大学院に入るという目的を持つにもかかわらず、 院試の勉強もせずに毎日バイトに明けくれているというのは合理的なんでしょうか」
「う〜ん、まあ人間はつねに合理的とも限らないからな。 わかっててもできないときも多いし、 忙しいとその日その月をなんとか生き延びる という小目的にかかりっきりになって人生の大目的を忘れる場合もあるしな。 きみも小さな目的にかまけて、 大きな目的を忘れつつあるんじゃないのか」
「え、大きな目的って、そもそもあんまりありませんけど。 立派な倫理学者になるとかですかね」
「なんでもいいが、合理的に生きるためには、 常に小さな目的と大きな目的、 あるいは短期的な目的と長期的な目的が一貫しているかどうかを 気にしないといけない。 そして毎日無理をせず小さな目的を実現していくことだな」
「コツコツですか」
「コツコツじゃよ」
「ふ〜ん、WIKIっておもしろそうだな。 某氏と相談して立ち上げれないかな」
「銭湯に行ったら休業日だった。三回目」
「某新聞社から付け届けが来る。
記載なし。
体温35.9℃。完全復活。まだ鼻が出るけど。 (心優しい)一部の人にご心配をかけました。
昨夜はジャンプとシュニーウィンドの本を読んでから就寝。 夜のうちはまだ少し熱っぽかった。
7時半に目覚める。 8時すぎにコーンスープとパンの朝食を食べて大学へ。
休んでる間にいろいろ仕事がたまってしまったので どんどんやらねば。働け。
ハチソンについて。
うわ。哲学事典とか読んでたら午前が終わってしまった。
中央食堂で昼食。と思ったら、まだ混んでいたので某定食屋に行く。 えびの天ぷらその他。
それからルネに注文していた本を取りに行く。 レジでずいぶん待たされる。
ようやく日記の整理をする。
mewの検索機能をようやく覚える。 virtualフォルダとかやってみると楽しい。 便利だ。
熱は下がったはずなんだが、頭が痛いのはなぜだ。やっぱり死ぬのか?
う〜ん、体調が悪い。
夕方から倫理学史読書会。ホッブズ(続き)、カドワース、モアまで。 つい2時間半ぐらいぶっつづけでやってしまう。
読書会後、某所で食事。かつおのたたき定食。 某君の身の上話などを聞く。
どうもまだ体調がすぐれない。まいった。
今日やったこと
ぐわ。手違いでデータが一部消えた。
昨日は買物をしてから下宿へ。 某古本屋と、 某スーパーと某ディスカウントストアに寄る。
それからおでんを作って食べる。
おでんを食べながら読み始めた山田正紀の 『神狩り』を、 勉強もせずについ最後まで読んでしまう。 読ませる力はあるのだが、展開が地味なので今いち。 主人公の暗い雰囲気がヴァン・ヴォークトの作品を思わせる。 『弥勒戦争』も面白いらしいのでそのうち読もう。
ぐわ。またゴミを出しそこねた。
今日は午後から大庭健先生の集中講義に出席する予定なので、 今のうちにちょっとでも修論の勉強をしておこう。
バンドのドラマーに前のライブのテープを渡すために、 大学の中央食堂で待ち合わせ。 それから二人で喫茶店へ。モーニング。 彼も司法試験の勉強で大変らしい。
大庭先生の集中講義、始まる。 メタな話をされるそうなので、 なるべく多く出席したいが、 修論のこともあるので全部出席するわけにもいくまい。 非常に残念である。
本日の集中講義終わり。
・昨夜の読書会の後、某嬢に夕飯をおごって機嫌などを回復していただき、 その後高槻に帰った。富田駅のそばで買った古本(←最近定例化しているな)。
・一言言っておきたいが、ぼくは文庫は古本では大体100円で買えるものだ と思っているし、最近増えて来たチェーン店の古本屋では実際にそういうとこ ろが大半である。(もちろん、新刊の場合はそうでもないが)
・しかし、京都の個人経営の古本屋は今だに普通の文庫に200円、300円の 値を付けている。まさに十年一日の観がある。だが、もう「文庫は一律100円」 の時代が来ているのだということを認識しないと、老舗の小汚い(かつ横積み の本で溢れ返っている)古本屋は、こざっぱりしたチェーン店の古本屋に道を 譲らねばならなくなるであろう。
・いいかげんな予言はさておき、それから晩と今日の朝に片付けもの。こ れまで、捨てることをまったく予想せずにものを買ってきたために、部屋に色々 なものがありすぎて頭痛がしてしまった。物は持たざるに如かず。これからは よく引っ越すことになるだろうし、あんまり物を買わずに、借りて済ませよう…。
・というわけで、某氏にいろいろ貰い物をしてもらったが、全 然気にしないで下さい。片付けてたらほんとに破壊衝動がこみ上げて来て、一 旦は全部捨ててしまおうと思ったぐらいだから。
・下宿に戻って来てみると、某氏から贈り物が届いて いた。感謝。
・その後少し寝た。
・う。カウンターがそろそろ1万の大台に乗ろうとしている。めでたい。た ぶん日記を読みに来る人の他に、ベンタムとか死刑廃止論を調べるためにサー チエンジン使う人が結構立ち寄るんだろうな。来月は10万台を目指す。(果し てカウンターが999999になるのと就職してここを出て行くのはどちらが早いかっ!?)
・ハインラインの『人形つかい』読了。うう。 お腹減った。こんなページを見つけた。SFファンあなどるべからず。
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朝。眠きこと烈火のごとし。し、しかしさぶいっ。死ぬっ。
水たまりが凍っている...。おそるべし。
まだ朝。とりあえず喫茶店によってから家に帰って論文の準備。論文 を書くことより楽しいことはございません。ショウ・ビズなんかよ りずっと楽しいのであります。本当なのであります。福沢諭吉も宮沢賢治もみ んなそう言ってるのであります。
今後の予定。明日、京都に来てバンドの練習(あああっ)。月曜から、集中講義 (あああっ)。火曜日、論文出産予定日。文献ヨマーズ法を 用いて苦痛を最小限に抑えます。
ではまた明日。お元気で。