「私はたまたまテニスの才能に恵まれていたが、 特別に才能に恵まれない子供たちはどうするのか。 恵まれた者が恵まれない者を助けるのは当然のこと」
---アンドレ・アガシ
Whenever a friend succeeds a little something in me dies.
---Gore Vidal from `When women wear the trousers', in the Guardian, 06/Sep/2001.
昨晩は結局夜明けまで飲み、温泉に入ってから寝た。 風呂から夜明けが見れてよかった。
朝、なんとか起きる。髭剃りをしてチェックアウト。朝食はとれず。
午前中は小型船に乗って紀伊の松島めぐり。 天候が悪いせいもあるのか、結構揺れたが楽しかった。
お昼前に太地町に着き、くじら博物館へ。勉強になる。 くじらショーも見る。
お昼はみなくじらを食べに行くというので、私は遠慮して 博物館の水族館を見たあと、まぐろ丼。まもなく豪雨と落雷となり、 停電も起きて大変なことになる。
しかし、無事に船が出発して、早めに勝浦町に戻る。 喫茶店で少し時間をつぶしたあと、帰りのくろしお号に乗る。 帰りも宴会。
夜中に無事に京都駅着。 東福寺経由で帰宅中。帰ったらさっさと寝よう。
定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。だんだん朝は涼しくなってきた。夜も寝やすい。
午前中は大学でスライド作成や某翻訳など。某申請書類が完成したので、郵便 局にて発送。当たりますように。お昼はカレー。
いったん帰宅してから荷物をまとめて京都駅へ。新幹線。修学旅行生と一緒に なるが、被害は小さかった。スライド作成など。
夕方に新横浜に着き、そこから電車を乗り継いで二子玉川へ。タクシーで某所 へ。タクシーの中にキャリーバッグを忘れてしまったが、なんとか回収。夜、 某講義。一応無事に終了。その後、二子玉川駅前で夕食をごちそうになる。
夜中、新宿三丁目に移動して某教え子らと飲む。かなり遅刻してしまい、迷惑 をかけた。近況報告など。
真夜中、少し道に迷いつつ新宿駅前のホテルに到着。シャワーを浴びて寝る。
定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。
朝、娘を保育園に送ってから本三駅前の某喫茶店で雑用。それから研究室へ行 き、泣きながら夏休みの宿題など。某OD生の論文も見る。
お昼は某氏らと集会室で弁当。
昼下がり、オンラインで某翻訳。やっと2章が終わった…。それから宿題の続き をしたり、雑用したり、某氏にコーヒーを入れてもらって一服したり。外は雨。
夜、帰宅して娘を散歩に連れていく。そのあと夕食。
夜中、娘とシャワー。食器。それからまた夏休みの宿題の原稿書き。
真夜中に一通り書き終わったが、まだ推敲しないと話にならない。週末までが んばろう。
定時起床。シャワー、シリアル。
朝、娘を連れて、地下鉄で文京区の区役所にある保健センターへ。 四カ月健診の時に受け損ねたBCGを受けに行く。まだ鼻水が出るので、 予防接種を受けられないかもしれないと思ったが、 なんとかギリギリセーフ。昔ながらのBCGのハンコ注射を受ける。 あれって、痕が残らないように改良されないのかな。 その後、保健師さんによる予防接種の説明を聞く。勉強になった。
それから家に戻り、娘の面倒見る。 お昼過ぎに戻ってきた某妻とバトンタッチして、大学へ。 しばらく、本三の某喫茶店でお昼を食べながら某原稿を書く。
昼下がり、某会合に遅刻しないように出席。 それから某院生と二時間ほど某翻訳の相談。
しばらく雑用をした後、日が暮れるまで某翻訳。
夜、帰宅途中、激しく雨にふられる。 帰ってすぐにシャワー入る。そのあと夕食。
夜中、新聞と食器 。娘は某妻が風呂に入れてくれたが、 風呂に入るまでしばらく娘が泣き止まず、待っている間、大変だった。
真夜中、娘の世話。今日は一日疲れた。
定時起床。シャワー、朝食。
定時出勤。午前中は雑用と某報告の準備。
お昼、コンビニで買った素麺とおにぎりと生野菜。 事務補佐の方に肉を食べるようにアドバイスされる。 いや、草食主義なので…
(こないだ、某母親に「聡はたしか、草食主義だったわね」と言われた)
午後、某報告の準備と雑用。眠くてなかなか気合いが入らず。
夕方、某氏らと某相談。ついでに某採点の残りも終わらせる。
夜、帰宅して夕食、新聞。少しソファで寝る。食器。
夜中、某報告の準備。
真夜中、某報告のできたところまでを某妻に聞いてもらう。さんくす。
それから旅行の準備を少し。台風が来ているみたいだが、大丈夫なのかな。
朝、遅くに起きる。シリアル、朝刊。
お昼すぎ、少し功利主義アワー。素麺。
昼下がり、某妻と一緒に某兄夫婦の家に遊びに行く。 子どもが愛らしい。
夕方、巣鴨に戻ってくる。ついでに少し漫画喫茶に寄ってから帰宅。
夜、夕食。そのあと、しばらく某妻とWii。
真夜中、功利主義アワー。眠そうな某妻にも少し話を聞いてもらう。 まだまだ勉強不足。
昨晩はつい夜更ししてしまったが、定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。
今週末は基本的にオフの予定。週末は休める研究者になりたい。
メモ。研究職は趣味と仕事がごっちゃになっているため、 週7日24時間仕事している(あるいは、週7日24時間遊んでいる)感じがする。 つまり、オンとオフの区別がない。
といっても、最近は比較的まじめに週5日大学に行くようにしているので (社会人化しつつある)、ストレスコントロールのために週末はしっかり休んだ方が よい気がしている。←というのはサボる口実か。 ←いや、その発想が仕事中毒の症状なのか。
ともかく、今日は休み。
朝、なんとか起きて、シャワーを浴び朝食をとってから大学へ。 某ヒューム研究学会の二日目のセッションに午前中だけ出席。 お昼は某氏らと蕎麦。
聞くところによると、 昨晩は三次会のあとに解散し、池袋の某氏宅に泊まった連中、 日本橋あたりまで歩いてそこからタクシーで帰ったという人、 本郷通りと春日通りを勘違いしてなかなかホテルに帰りつけなかった人などが いたようだ。おつかれさま。 そのせいもあってか、二日目の午前のセッションは参加者が少なかった。
帰宅。台風が近付いてきており、飛行機が飛ぶかどうか微妙らしい。
昼下がり、某妻と一緒に羽田へ。 搭乗券を発券してもらおうと長蛇の列に並んで待っていると、 電光掲示板に「函館行き、搭乗手続き一時中止」と出る。 あと30分早ければ、無事に飛んでいたようなのだが…。
仕方がないので、明日の飛行機にスイッチしてもらい、 空港内の中華料理屋で夕食をとって自宅に戻ってくる。 今日はゆっくりすることにしよう。 テレビのニュースを見ていると、明日も飛ばない気がする…。
今日のニュース
定時出勤(ちょっと遅刻)。寝坊してしまった。
寝ているあいだに、紀子さんが男児を出産したそうだ。
午前中は新聞の切り抜き。雨。
お昼は某氏と大学病院の食堂で。
お昼すぎ、椅子の上でよく寝たあと、 先日の凍結精子の認知訴訟について勉強し始め、 先ほどまでそれに没頭して5000字ほどの論文 を書いてみた。旬のものだがしばらく寝かせておいて、 ものになりそうであればどこかに出すことにしよう。
こんなことしていないで、ベンタムその他の勉強をしなければ。
今日のニュース
なんとか午前中に起きる。もう夏も終わったし、夜更しはやめよう。
歩いて大学へ。
日本の大学院生数は国際的には少ない。 16年度では24万4千人。11年前の12万2千人からは倍増したが、 人口千人あたりの大学院生の比率(12年時点)は1.62人で、 米国(3.86人)やフランス(3.70人)などに比べ半分以下だ。 (産経新聞2005年9月6日1面)
だそうだ。
同僚の某氏とダッタン蕎麦。
今年も科研費の応募が始まったようだ。 大学の〆切は10月中旬。がんばらないといかん。
公衆衛生倫理学の勉強。
いかん、オンラインで本を注文しすぎだ。このままでは破産してしまう。
夕方、医図書に行くが目当ての雑誌は見つからず、がっかり。 そのあと、プール。今回は細いレーンで泳いでみた。 途中でどれだけ泳いだか忘れてしまったので、1時間泳ぐ(途中で5分休憩)。
いったん帰宅して後楽園に行き、某母親と食事。 この母親も1年前ぐらいに柔道を始め、今は1級で、 この冬ぐらいに初段に挑戦するんだそうな。
本三のドラッグストアで買物をしてから研究室へ。 もう少しだけ勉強しよう。
3時間ほど真面目に公衆衛生倫理の勉強をしてから帰宅。
韓国のりは本当に危険だ。 家に置いておくと危険だから早目に食べてしまおう。 ばりばりもしゃもしゃ。
最近気付いたことのメモ。 マイケル・フリーデンの言っていたように、 異なる思想にはそれぞれに異なった言葉遣いというか言説というかlanguageがあり、 思想だけでなくそれぞれの言葉遣いが覇権を競い合うというのは本当だ。 公衆衛生における「倫理」と「人権」という二つの思考の枠組(と言葉)も 同じように覇権を競い合っているようだ。
もう一つメモ。先日も書いた気がするが、 一般に何事も徐々に劣化していくもので、 部屋も放っておけば埃がたまり、歯は虫歯になり、肉体は衰え、 記憶は失われていく。 放っておいても同じ状態に保たれるというのは(主に若いころの)幻想で、 避けられない劣化をなるべく防ぐためには、 「お手入れ」がきちんとすることが必要だ。
どうでもいいが、米国では当分、 生まれた娘を「カトリーナ」と命名することはないんじゃないだろうか。
今日のニュース。
昨夜は某氏らとベトナム料理を食べたあと、 研究室に並べた椅子の上でえんえんと寝てしまい、 さきほどようやく起きる。 椅子の上で何時間でも寝られる体になってしまった。
勉強しよう。
ベンタム関係のプリントを整理する。 1996年ごろのものから色々出てくる。 ずいぶん整理されたので、充実感を覚える。 自尊心を回復させるためには、ときどき論文のコピーとか資料整理をすることだな。 これで生命倫理学とベンタム関係の資料はけっこう整理されたので、 そのうち政治哲学関係の資料も整理しよう。
つかれたので、少し寝るか…いや、それではいけない。
朝、資料整理を終えてからちょっと寝る。それから翻訳。 ようやく自分の担当分の4分の1を見終わる。 もっとペースを上げないとまずい。
お昼すぎまで翻訳。昼下がり、某氏らと昼食(イタリア料理屋)。 いったん帰宅して風呂に入り、また大学へ。
購買部のカメラ屋にデジタルカメラの修理を頼みに行ったところ、 神田の本社に直接持っていった方が早いと言われる。 理論的にはそうなのだが、いつ神田に行くことやら…。
買った。一曲目のハモンドオルガン(ビリー・プレストン)がよい。 ジェームズ・テイラーも良い。ダイアン・クロールも良い。 もうレイ・チャールズはいないのか。合掌。
起きる。比較的早寝早起き。寝てる場合ではないのだが…。
日本でも最近ジェットコースターの脱輪事故があったと思うが、 ロサンジェルスのディズニーランドでも脱線事故があり、 一人死んだそうだ(朝日)。 気の毒。
昼はピザ。昼下がりから三田の現倫研を聴講に行く。 人生の意味と、社会的連帯の理由について考える。
夕方から有楽町に行き、 先日見損ねた『踊る大捜査線2』を観る。 官僚主義と現場主義の対立の話。 もちろん、良い上司がいればすべてはうまく行くのだろうが、 現実にはなかなか良い上司はいない。 なんにせよ、非常におもしろく作られている映画。 迫力あるので映画館で観る価値あり。B。
それから戻ってきて、駅前でそば。食べすぎたのか、 帰宅してからお腹を下す。うう。
南山大学 社会倫理研究所のウェブサイト。 今年春に就職した某氏が作ったそうだ。
ずいぶん遅れたが、 某ニューズレター用の記事。
さて、もうすこしハーバマスを読んだら寝よう。忙しい。
すこし寝坊する。雨。
カルザイ大統領、暗殺されなくてよかった(テロで死んだ人に合掌)。 不審船、交戦しなくてよかった。
ヨーグルト、シリアル、シャワー。雨が激しくなってきたが、 下宿にいると寝てしまいそうなので、喫茶店で勉強することにしよう。
某喫茶店にて。まず某仕事。
下宿を出るときに腕を蚊に刺されたようだ。痛い。
某仕事、今日のノルマの途中まで。
某喫茶店で昼食(パン)も買う。休憩がてら新聞。
タリバン政権崩壊後、カブールで最大の市民プールが再開したそうだが、 入れるのは男性だけ。そういえば、イランかどこかで体全身を覆う女性用の 黒い水着が売られ出したという記事を読んだ覚えがある。忍者みたいだな。
ノルウェーでマクドナルドが「マックアフリカ」という商品を販売し (しかも「オーセンティックなアフリカ料理」と宣伝しているらしい)、 飢饉に苦しむアフリカを援助するNGO団体から総スカンをくらっているそうだ。 日本で「マック北朝鮮」という商品を開発するようなものだろう。
あ、そろそろ京都に戻るのでガーディアンの郵便先を元に戻してもらうよう メイルすること。
チェック:
中国における某団体の迫害について読む。 迫害が本格化したのは1999年の以降だそうだ。
まだ某喫茶店。ハーバマス、第四章を飛ばして、第五章から第七章まで飛ばし読む (第四章が重要なのだが)。市民革命期に政府に対抗する権力として生まれた世論 (公論)が、大企業が跳梁跋扈する福祉国家においてはその機能を失ない、 もともとは合理的批判的な世論を形成する広場として要求された公共性 (意見の形成に必要な情報が提供される公共空間)も、 PR活動の場として機能するだけになった、というような話のようだ。
メモ: 新聞の営利化(第六章、249頁以下: ベンタムの時代には新聞はほとんど非営利なものだったようだ)、 私企業や新聞社などの情報公開の必要性(277-8頁)、 以下の発言、重要。C.W.ミルズの区別では、前者が「大衆」の意見 (アンケート調査や視聴率によって確認できるような)、 後者が「公衆」の意見ということになるようだ(334頁)。
公共性は、それ自身の理念によれば、その中で原理的に各人が同じ機会をもって 各自の好みや願望や主義を申告する権利をもったというだけでは、 民主主義の原理となったのではない。 このようなものは、ただの意見(opinions)にすぎない。 公共性は、これらの個人的意見が公衆の論議の中で公共の意見、 公論(opinion publique)として熟成することができたかぎりでのみ、 実現されえたのである。(288頁; cf. 321頁)
傘が壊れたので某イトーヨーカドーで新しい傘を購入し、 ちょっと下宿に戻ってくる。
引き続き、大雨。
夜はそばとうな丼。うまい。 しばらく部屋でゴロゴロしたあと、夜中、駅前のモスバーガーに勉強しに行くが、 混んでいたので早々に引き上げる。
机に向かっている時間…7.0hr
今日の勉強時間…5.25hr
マルクス係数…0
昨夜のフットボールは2対0で英国チームの勝ち。終始英国が押していたが、 なかなかゴールが取れずに苦戦していたようだ。興奮せず。
(寝坊したが)今日から心を入れかえて勉強。絶対に書きはじめる。
絶対に書きはじめる…つもり。某バングラデシュの友人はもう提出したらしい。 先週はまだ書きはじめていないと言っていたのに。やばい。
昨日やったこと。
筋肉痛のため下半身が動かないので、 基本的に匍匐前進(ほふくぜんしん)で移動した。
お昼、某教授と食堂で食事をする。
昼下がり、リーディングの試験を受ける。
夜、ルー・リードのコンサートに行く。 チケットはダフ屋に売ってもらう(前売りと同じ25ポンド)。 前回のウェイラーズでは「ニセ」ボブマーリーが歌っていたが、 今回のはどうも本物だったようだ。 アンコールで`Vicious'と`Perfect Day'と`Sweet Jane'を演っていた。 みんな「ルー!」「ルー!」と呼んでいたので少し笑う。
「昨晩は某教授のヘーゲルの授業で出された夏休みの宿題を やることに費された」と言ってよい。 そう言っても過言ではない。
朝、宿題をメイルにて提出するために大学へ。 寝不足だったのでジャンプを買って下宿に戻る。
下宿に戻ったあと、 久しぶりにジーパンなどを洗濯し、 シャワーを浴びてさて寝ようかと思ったら、 あれれ、PHSがない。 カバンなどをひっくりかえしてみる。う。ない。
さきほどから洗濯機が回っている。 あ。あ。もも。も、もしかして。 さっきジーパンのポケットを空にしたとき、 後ろのポケットは見なかったのかも。げっ。
と0.5秒ほどで考え、 急いで洗濯機を止めておそるおそる中を覗いてみる。 む。ない。どうもここにもないようだ。
ホッとしたが、さてそれではオレのPHSはどこに。 可能性としては、
とりあえず、倫理学研究室に電話すると、誰もいないようで出ない。 そこで、下宿に戻ってきたばかりでしんどかったが、 洗濯物を干したあと、ふたたび大学に行くことにした。 途中、 下宿に戻るときに通ってきた道を通ってまわりをよく見ながら自転車を走らせる。
大学についたので、とりあえず研究室へ。トイレ、なし。 研究室、なし。
げ。もしこれで情報研になければ、消去法からすると、 道ばたということになるではないか。 (もちろん、おれがおっちょこちょいで実は下宿にあったとかいう可能性もあるが)
ひええ、神さま、と思いながら情報研へ。 すると、文学部東館の入口で某秘書さんに会う。 「あ、あの、携帯落ちてませんでした?」
某秘書さんの答は、なんと、「あります」。 うわあ。よかったあ。 う〜む、しかしこんなことなら下宿で情報研に電話を入れればよかったな。 しまった。たぶん倫理学研究室にあると思ったんだよなあ。
今日の教訓: PHSにはひもをつけて首にかけておきましょう
研究室でジャンプを読み終えたあと、 修理済の某メビウスを引き取りにルネまで。 ついでにCDを一枚購入。
実は井上陽水はほとんど聴いたことがない。いやはや。勉強勉強。
某所でジーパン買う。 ジーパンを買うのは二年以上ぶりではなかろうか (最近はもらったりしていた)。 ついカードで買ってしまった。 すそ直しに一時間かかるというので、そこらへんをぶらぶら。
ついでにベルトも買う。 まだ時間があったので、そこらを散策。 MDコンポ欲しいなあ、と思ったり。 筒井康隆のジュヴナイル小説が出ているのを発見したり。
ようやく時間になったのでジーパンを受取りに行き、 下宿に戻る。新しいジーパンをはいてみたり、 ベルトを腰まわりに合うように切ってみたりしたあと、 シャワーを浴びて1時間半ほど寝る。
むくりと起き、 寝汗をかいたので再びシャワーを浴びてから外出。 某所で焼きそばを食べる。 『サラリーマン金太郎』3〜4巻。おもしろいなあ。
そのあと、少しゲーセンへ。 またお腹の調子が悪くなる。
などとくだらないことを日記に書いていて、 ふと足を見ると、右足の先が真っ黄色になっている。 え、なんだこれっ? ちょ、ちょっと待ちなさい。 きょきょきょ、今日買ったばかりのジーンズがっ。
急いでティッシュやら雑巾やらでこすり落とす。 さいわい油性のものではなかったようで、 ジーンズの方はほぼ完全に色がとれた。 青のコンバースにはちょっと色が残った。 白い靴ヒモについた黄色も、ごしごし洗ったらだいぶ落ちた。
洗いながらなぜこんなことになったのかと考えていたが、 どうもさっき工事中の交差点を通るとき、 作業員の持っていたヒモにひっかかったのが原因らしい。 おそらくあの作業員は手にペンキか何かが入ったバケツを持っていたのだろう。 ちぇ、ついてない。今日はほんとにロクなことがないな。
今日やったこと
久しぶりによく寝た気がする。
昨日は夕方に下宿に戻って、 うだうだしてから夕ごはん。 トマト、 そうめん、 油揚げ入り野菜炒め。
それからまた本を読んだり。うだうだ。 真夜中過ぎに就寝。疲れてたので、朝までぐっすり寝る。
起きてから、シリアルを食べて『吉里吉里人』を少し読み進め(あとちょっと)、 ちょっくらギターを弾いて学校へ。
今一つ勉強する気にならないので、 研究室にあった萩尾望都の 『銀の三角』を読む。 う〜ん、SFというよりはファンタジーという気がするのだが。 いや、まあそのような分類に意味があるのかどうかは別として。
あ〜。修論修論。
なんだか勉強する気にならないので、 ゲーセンに行って、古本屋に立ち寄り、さらにまたゲーセンに行ってしまう。 (っていっても一回50円だから、300円ぐらいしか使わないけど)
ああ、そうか。これは「夏の疲れ」だったのだな。うんうん。 そうか。それでは今日はもう下宿に戻って寝てしまおう。 そうか、「夏の疲れ」だったのか。やっぱりな。そうだと思ったんだ。
(もやもやとした気分に名前がつくと、 それでわかった気になってしまう一例)
(勉強のしたくなさを病気に結びつけてさぼる口実にする一例)
・『グルントレーグング』第一章を再読し終わる。あれですね、カントも実は 「通常の人間理性(すなわち、こだまに代表される哲学的でない無知蒙昧な人 の持つ理性)」にも一応理解できる内容を話してくれているわけですね。この ことを知ったことが今回カントを読んだ中で一番の収穫です。
・それにしても、カントの次のような議論に皆は納得 するのだろうか。
(1)自然によって生物に与えられた諸機能は、当の生物の持つ目的を実現する のに最適なはずである。
(2)ところで人間は理性という機能(道具)を持っている。
(3)今仮に人間の持つ目的が幸福(欲望や欲求の十分な満足)だとすると、理性 は明らかにこの目的を実現するための最適の手段ではない。幸福を実現する手 段としては、(欲求を十分にコントロールできない)理性よりも、むしろ本能の 方が優れている。
(4)であるから人間が理性を持つ以上、人間の究極的な目的は幸福ではありえ ず、何か別のもっと価値ある目的を持つはずであり、理性はその究極的な目的 を実現するための手段なのである。」
・ぼくはとりわけ(3)幸福を実現するためには、理性よりも本能の方が役に立 つ、という考え方に納得が行かないなあ。
・「理性なんかない方が人間幸せになれるよ」って言うのはホントだろうか。 果たして、「高ぶる本能に身を任せ」た方が「明るい家族計画を立て」るより も幸せになれるのだろうか。むむむ…。(それともそういうことを言ってるわ けではないのか?)
・ぼくが考えるに、理性は幸福の増進(欲求の満足)に役立つからこそ進化の過 程で人間に備わって来た(あるいは退化しなかった)のであり、それゆえ人間の 究極的な目的はやはり幸福であり、(4)のように幸福以外の何かより価値のあ る目的ということにはならない、と思うのだが。
・いずれにしろカント恐るべし(発想が恐い)。
・○(設定「強い」)。う。もう寝ます。
・うう。眠い。「将棋ばかりしていると、日中頭がボーッとして来て、何事に もやる気がなくなり、他人とうまく付き合えなくなる」という、科学的根拠に 基づいたメイルが来たので(なんでもサルで実験したとか)、将棋は一日二回以 上やらないことにする。
・実はさっき、下宿なるものを見て来た。大学生活5年目に して、ぼくはついに一人暮らしを始めるかも知れないのだ。あ、そこっ、今笑っ たなっ。笑ったなっ。わわわ笑うなっ。
・場所は吉田神社をずっと下がって丸太町に出る寸前の、錦林小学校かなんか の近く。学校には自転車で5分くらいか。建物は三階立。結構大きい。大屋さ んは(ちょっと)知合いの人。
・部屋は3階の一室。4畳半の部屋を二つくっつけたそうで、ベッドの部分を除 いても7-8畳くらいはありそう(自分では何畳なのかわからない)。贅沢にもクー ラーがある。前に住んでいた人の机と本棚が残っていて、使っても良いらしい。 お仕入れはベッドの下にある小さなスペースのみ。
・トイレは共同。見てない。風呂はないがシャワーは共同のがある。らしい。 洗濯機もお金を入れるやつ(「コインランドリー」と言うらしい)が置いてある。 らしい。洗面所も共同。らしい。電話は引いて良いのかどうかわからない。聞 くのを忘れた。
・こう書くと共同ずくめで何やら悲惨な雰囲気が漂うが、この研究室に定期的 に泊まっているぼくから見れば天国である。
・なにしろ、この研究室の生活条件と言えば、トイレ共同(汚い)、風呂・シャ ワーなし、洗濯機なし、電話なし、洗面所あり(ただし時々赤い水が出る) で、 コンピュータがなければ誰一人寄り付かないような部屋だからだ。
(ん? 比較対象が間違っている?そもそも研究室は住む場所ではない? おっしゃる とおりです)
・これで肝心の家賃は25000円(+電気代)だそうだ。入居するのにその他のお金 は一切なし。ついでに門限もなし(当り前?)。さて、どんなものだろうか。
・場所は良い。部屋も広い。ちょっと共同づくしだが、かと言ってしばらくは バイトをせずに奨学金だけでやって行きたいのでワンルームマンションを借り る余裕もなし、多少の不自由は我慢せねばなるまい(といっても、そんなに不 自由でもないが)。
・京大近辺にお住いの方で、もっと良い条件のところ知ってるよ、という方は 御一報願いたい。(不動産屋に行って部屋を比較対照するのは面倒)
・おわ、チェチェン共和国(ってどこだ?)で公開処刑か。 どのぐらいの人が見に行ったんだろうか。
・もちろん見たくない人は見なきゃ良いんだし、公開処刑にする方がそうでな いよりも犯罪防止に役立ち、しかも社会の幸福を増進するんだったら、ぼくは 別に悪いことだとは思わない。
・それはちょうど、どうせ外出するんだったら、封筒を出しに郵便局に寄るつ いでにコンビニで朝ごはんも買った方が効率が良いのと同じである。
・とはいえ、そうした方が効率が悪いのなら、たとえば国内外で不快を訴える 人が多数を占めるという事情があるのなら、話は別だけど。
・ところでエリツィン露大統領は、「チェチェン共和国での公開処刑を文明国 家では許されない中世の行為」だと批判したらしい。
・しかし「公開処刑は中世では許されたが、(近代の)文明国家では許されない」 というときの根拠は一体何なんだろ? 文明国家では誰が許さないの? エリツィン大統領? 文明国家でしかも独立国家でもあるチェチェン共和国では許されたんじゃないの?
・はっ、つい感情的に…。
・すこしイスで寝た後、シジウィックの翻訳を修正していた。翻訳についてこ こに書きたいことは山ほどあるが、とりあえず文学部中庭の地面に穴を掘って そこに大声で言うに留めておく。
・これからロック読書会(ひつこいが、音楽ではない)。と思ったが諸般の理由 で中止。帰る。