僕は自分が嫌になっていた(…)。 自分のことしか考えない性分を改めたかった。 掛け値なしの自分勝手から一変して、 今度は掛け値なしの無私の境地をめざそうと決心した。
---ポール・オースター『ムーン・パレス』
ちょっとだけ早めに起床。最近は明け方に一度目が覚めるので、 そのまま起きた方がよいのかもしれないとも思う。 アサガオに水やりをしてから髭剃り、朝食、朝刊。
朝、娘を保育園に送ってから大学へ。昨日早お迎えをしたせいで、 本日も早お迎えを要求される。期待値を上げないように注意しないと。
さて、某予習。
少し進化論の勉強。机の上の書類も少しスキャン。いつまで経ってもペーパーレス にならないな。
「哲学者は定義にうるさい」。分析的な哲学に慣れた人はあまり寛容な読みや 想像力を用いた読みをしないので、定義が明確でないと読み進めなくなるのだろう。
しばらくノディングズの勉強。
お昼は某氏と天麩羅屋。素麺うまい。 柚子の皮がよい。
お昼すぎ、某講読。ムーアの自然主義的誤謬など。
夕方、終末期の勉強。終わらず。
日が暮れる前に娘を迎えに行き、 昨日遊べなかったのでしばらく鴨川の河原で遊ぶ。 思いっきり遊びすぎたせいか、娘は気分が悪くなり、 急いで帰宅することに。少し顔が土色に見えて心配になる。
夜、某妻が念のため娘を近所の診療所に連れていってくれる。 私はしばらく仕事。 娘はとくに何ともなかったとのこと。帰ってきた娘は元気になっていた。 夕食。
夜中、娘とシャワー。もう寝るべし。
早起き。髭剃り、シリアル。荷物をまとめて地下鉄で京都駅に行き、そこから バスで伊丹へ。
お昼前に新千歳。それから電車で札幌へ。ホテルに行き、某先輩としばらく相 談。それから某氏らと駅前でお昼。寿司。
昼下がりから某大学で研究会。夕方まで某報告。いろいろご指摘いただき、勉 強になる。
夜、懇親会。ビール。夜中、さらに二次会。ワインを飲んで酔っぱらう。歓待 を受けた。感謝。
真夜中に解散し、ホテルにチェックイン。とりあえず寝るべし。
少し早めに起床。シャワー、朝食、朝刊。
午前中は娘の世話を少しして、クリーニング屋に冬物セーターを預けに行き、 散髪を済ませる。それから本郷三丁目に行き、喫茶店でしばらく仕事。
お昼はランチョンセミナー。
お昼すぎ、某先生たちと某仕事。それから夕方まで、こまごまと雑用をこなす。 たい焼きを買ってきて某氏にコーヒーをいれてもらって一服。それからまたし ばらく雑用。
夜、少しプールで泳いでから、走って地下鉄に乗り、帰宅。大汗をかく。小雨。
帰宅後、夕食。娘の調子はだいぶ良くなったようだ。
夜中、娘を風呂に入れ、食器を洗う。娘がうまく寝付かなかったので、しばら く世話をする。
今年は研究室で夏合宿に行けることになったようだ。めでたい。
夜明けごろに起きる。シャワー、シリアル。娘が寝ているあいだに、 週刊アスキー、朝刊、ゴミ出しなど。
ミルクを飲ませてから保育園に連れていく。抱っこひもに自転車。 それから本三へ。喫茶店で一服してから某朝の研究会。
お昼は某ランチョンセミナー。終末期医療。
お昼すぎ、某院生の指導を少し。それから研究室で雑用と休憩。
昼下がり、某院生と少しだけ某翻訳作業。
夕方、急いで某娘を迎えに行く。今日まで慣らし運転で、 明日からはもう少し遅くまでいさせてくれるとのこと。助かる。 娘は今日もおとなしくしていたらしい。よくやった。
それにしても暑い。娘の体調も気になるが、自分の汗疹も気になる。
帰宅してミルクを作ったが、娘はその前に寝てしまう。 しばらく仕事の続き。
夜、娘が起きたのでミルク。自分はカレーを温めて食べる。
夜中、某妻が帰ってくる。疲弊しているようだ。娘を風呂に入れたり、 いろいろ。明日の非常勤の準備もできず。
とにかく今日は一日が長かったので、そろそろ寝るべし。
朝、普通に起きる。扇風機を粗大ゴミとして出したあと、シャワー、朝食。
雨が降っていたので、スーツを抱えて地下鉄で大学へ。 春日から本郷まで歩くと大汗をかいた。
午前中は雑用と某講義の準備。お昼は某氏と寿司屋でちらし寿司。
お昼すぎ、某先生らと某打ち合わせ。 そのあと、某講義の準備を終わらせてから某ミーティング。
夕方、電車を乗り継いで伊勢原へ。 ロマンスカーの中で週アスを読む。 伊勢原の駅でスーツに着替える (この季節にスーツを着るのは苦行なので。 毎日着ている人は偉い。みんな修行僧だ)。
某大学のFDで公衆衛生倫理の話をさわりだけする。 終了後、ふたたび電車を乗り継いで帰宅し、夕食。
新聞を読んだら寝よう。
昨晩は『ブラインドネス』を観てから寝た。 ジョゼ・サラマーゴの『白の闇』が原作、ジュリアン・ムーア主演。 ひたすら暗いけどおもしろかった。映像も美しい。B-
朝、遅めに起床。髭剃り、朝食。
小雨が降るなか、出勤(少し早め)。午前中は雑用と、某氏と某院生の指導。
お昼、某氏と魚定食。そのあと少し寝袋。
昼下がり、某氏らと新型インフルエンザ対策について議論。 夕方、某氏と万引き対策について少し相談など。 それから、現代用語の作業を少し進める。
夜、ジムで久しぶりに筋トレ。某名誉教授のお宅に郵便物を届けてから帰宅。
遅めの夕食。夜中、新聞。ソファで少し寝る。 そのあと、いろいろ雑用をしてから食器を洗う。
真夜中、二階の勉強部屋で現代用語の作業を少し進める。 いろいろやらないといけないが、とりあえずもう寝なければ。
朝、遅目に起きる。シャワー、シリアル、朝刊。
お昼すぎに某妻と一緒に外出。今日も暑い。某区立図書館で本を返したり新しく借りたり。 某コーヒー屋で豆を買ってから帰宅。
昼下がり、遅目の昼食。素麺。それからソファで昼寝。よく寝る。
夕方、大学へ。しばらく研究室で雑用。そのあと、病院の某氏のところに行き、 二時間ほど某相談。 手土産に某所でビールゼリーを買っていったが、これはなかなかおもしろい食べ物だ。
夜、帰宅。夕食後、二階で読書。 夜中、散歩がてら駅前のドラッグストアまで買物に出かける。
少し新聞を読んだら寝よう。今週もがんばれ。
今朝はゴミ出しをしたあと、つい二度寝してしまう。 朝食(シリアルとトースト)、新聞、髭剃り、アイロン。 少し遅れて定時出勤(というのは語義矛盾か)。
午前中は某臨時英語文献講読。今回で無事に終わり。 疲れたので、そのあとしばらく教室の人々と集会室で雑談。 お昼すぎに本三の某カレー屋で昼食。辛口カレーで汗をかく。
昼下がりは某作業。途中居眠りしたりしていると、夕方までかかる。 ジムで筋トレとランニング(sprintという、トレッドミルとエアークライムの 合いの子のようなマシンを初めて使う。20分走ると相当つかれた)。 よく汗をかいたのでスポーツドリンクを二本飲んでしまう。
夕方に帰宅し、実家から戻ってきた某妻と自転車で池袋へ。 某所で半袖のシャツを二枚買ったあと、某大手電気屋を冷やかしに行き、 台湾料理を食べ(ビール)、それからゲーセンで二人で遊ぶ。 帰り、新大塚の某ブックオフで少し買物をしてから帰宅。
そういえば、昨晩から冷凍庫が少し開いていたらしく、 ハーゲンダッツのアイスなどがすべて溶けていたのを、 実家から帰ってきた某妻が発見。 すべて明日の燃えるゴミに出されることになったらしい。 す、すみません…(犠牲になったハーゲンダッツのアイス、 ハーゲンダッツを食べるのを楽しみにしていた某妻、マータイさんその他への謝罪)
よく寝て、定時出勤。午前中は新聞の切り抜きなど。
お昼は某ランチョン・セミナー。動物実験の話。
お昼すぎから、研究室や喫茶店で今日の授業の準備。ほんとはベンタムの勉強も したかったのだが、時間がなかった。あ、ジョナサン・ウルフの UCL Dept of Philosophy From Jeremy Bentham to the Second World Warという 論文(というか講演の原稿)を読んだら、なかなかおもしろかった。 宗教に対するUCLの立場のあいまいさとか、 基本的に戦前までのUCLの哲学科はスコットランドの植民地だったというくだりとか。
夕方から某授業。脳死臓器移植。ちょっと時間が押してしまったが、 一応、つつがなく終わる。
終了後、同僚の某氏らと某事務室でビール。いろいろ相談。 日付が変わるころに帰宅。
今日のニュース
今日もなんとか早起き。シャワーを浴びたら某スタバに行こう。
ちょっと筋肉痛。ひさしぶりに体重を計ってみる。 61.4キロ、体脂肪率15.1、BMI20.4、基礎代謝量1500キロカロリー。 一月前とほぼ一緒。
朝、某スタバで新聞を読んでから大学へ。 午前中は勉強会に出席。
お昼、文学部の某ミーティングに参加。おもしろい話を聞かせていただく。
昼下がり、ちょっと椅子で寝たあと、某学生の指導。 それから少し雑務をして、ジムに行きプール。 平泳ぎの練習をしたが、キックがなかなかうまく行かず。 1.3キロぐらい。
それから購買部で弁当その他を買い、帰宅。洗濯。
郵便物が届く。
「桃栗3年、柿8年」とあるが、 最近立て続けに自分の出した翻訳が出版されている。 この本とシンガーは3年ぐらい、 某ビジネス倫理学の翻訳は8年ぐらいじゃないだろうか。 オレの手を離れてからまだ出てないのはシジウィックぐらいか。 とにかく今後は翻訳はなるべくやらないようにしよう。
なぜ自分の研究とはほぼ完全に無関係なこの社会学の本の翻訳を 引き受けたかという話は、日記のどこかにあると思うが、 某氏に誘われたので、というのが答え。 引き受けたあとで「しまった」と思ったが、 かなり早く出たので結果的にはよかったのかもしれない。 とにかく某氏には感謝。
2012年のオリンピックはロンドンで開かれることに来まったそうだ (BBC News)。
そういえば、先週号のガーディアン・ウィークリーで、 オーストラリアの大学がIELTSのスコアの低い留学生をどんどん受け入れている という記事があったが、大学としては競争があるので大変だろう。 たしかに記事にあるように、 大学はレベルの低い学生を取ることによって結局自分の首を締めることになるが、 アジアの学生は英米、ニュージーランド、カナダの大学と取り合いになって いるので、レベルが下がるのがわかっていても、 長期的な評判のことを考えて レベルを下げずにいれば、倒産してしまうかもしれないため、 経営のために取らざるを得ない状況にある。
もちろん日本でも同じことが起きているのだろう。 今後大学がどんどん倒産していくのだろうが、 なんとか経営資金を得るためにレベルの低い学生や、 質の悪い留学生(誤解のないように書いておくが、 もちろん留学生の中には質の高い学生もいるだろう) を受け入れると、結局評判が下がって淘汰されてしまうだろう。 政府も大学は護送船団方式で守ってくれるつもりはないようなので、 ある程度は数を減らさざるをえないのだろう(と、つい気楽に書いてしまうが、 閉校する大学の学生や先生にとっては死活問題だ)。
何が書きたかったかと言うと、長期的には自分の首を締めるような行為でも、 短期的な利益のためにせざるをえない場合があるということだ。 遠い将来ほど不確実になるため、 本当にprudentであればどうすべきか、というのは難しいところだろう。 なんだか話が抽象的でわけわからんくなってきた。もうやめよう。
しばらく『三四郎』を読んでから、明日の授業の準備。 すっかり夜更ししてしまった。 郵便局に荷物を取りに行ってから寝よう。
いつもよりは少し早く起きる。
とりあえず何もしないうちに午前中は終了。いかん。
昼下がりから夜まで5時間、ミーティング。勉強になったが、たいへん疲れた。 そのあと、某同僚の方々と某居酒屋で食事と歓談。
ジムに行きそこねる。明日は必ず行くべし。
眠い。しかし、ちょっとは勉強しないと。
早寝まあ早起き。朝食はおにぎりとお茶。
某ドトールに来て新聞。「味つき海苔」はseasoned laverとも言うそうだ。
「縦割りにこだわるアナログ型行政手法からの脱皮」(産経本日付社説) とあるが、この「アナログ型」というのはどういう意味だろう。 デジタル型だと縦割りにはこだわらないということになるのだろうか。 それとも「アナクロ」とごっちゃになっているのかな?
お昼すぎまでシンガーの翻訳。 お昼は某香港厨房にて。
夕方、ちょっと駒沢公園を散歩したあと、 今度はスタバに来る。 もうちょっとシンガーの翻訳をやろう。
トイレが一つの方のスタバは勉強机に照明が付いてなかったので (これはおそらく、 部屋の奥から電源を取るための延長コードが危なかったためと思われる)、 トイレが二つのスタバに移ってくる。 と、みなが勉強机を占領している。う〜ん。
ガーディアン。カナダがベルギーとオランダに続いて同性婚を法律で認める世界で 第三番目の国になるようだ(すでに判決では認められている)。 また、マリファナの事実上の合法化も行なわれるようで、 クレシエン首相はブッシュと対立するリベラルな姿勢を明確にして引退する様子だ。
英国では小さな地方の町が個性を失いつつあるので問題になっているようだ。 チェーンのスーパーなどが元凶らしい。多様性と画一性の問題の一つ。 効率から言えば画一的な方が良いように思えるが、 画一的になると人や企業を誘致できなくなり、 小さな町はかえって過疎化してしまう。難しいところだ。
多様性と言えば、ミシガン大学のアファーマティヴ・アクションの合憲性が 連邦最高裁で争われていたようだが、基本的には25年前の カリフォルニア大対バッキ(Bakke)と同様、人種ごとに一定数を入学させるのは ダメだが入学審査のさいに人種を考慮に入れてもよいという判決に落ち着いたようだ。 多様な人々に高等教育が開かれていることが米国を一つの国家にし、 指導者の正当性を確保するのに役立つとか、そんなことが判決で言われたようだ。
某東急ストアで買物をしてから帰宅。野菜餃子その他を食べる。
某氏にお借りしているビートルズDVDの続きを見る。
ちょっと近くのコンビニに買物。 今夜は長丁場になりそうなので。
逃避しないこと。
ウィンブルドン男子テニスシングル準決勝、ティム・ヘンマン敗退。 そんなに強くないのに、なぜ英国人にあんなに人気があるのか不思議。
そんなことを書いてる場合じゃない。
The Corrsの`Everybody Hurts'を訳してみたい欲求にかられるが、 ぐっとがまんして、明日訳すことにしよう。逃避禁止。 欲求に打ち勝て。
そもそも昔からあまり欲求には逆らわない方だった(腹が減ったら食べる、 眠かったら寝るなど)から、欲求に負けるのが習慣になってる。 一念発起してこの習慣を打ち破ろう。理性はムチを持って情念を操るべし。 奴隷になってはいけない。
「今すこし寝ておくべきだ」という理性の声にしたがって、 すこし寝る。
とりあえず結論まで書いたので、シャワーを浴びて行こう。
電車に乗る。もっと早くに行くつもりだったのだが。
楠葉の某大学にて。某学会。
一つ目の発表。ヒュームと医療哲学・倫理学の関係について。 動物を人と類似するものとするヒュームの見解は動物の道徳的地位 あるいはパーソン論につながり、自殺は義務違反ではないとするヒュームの 自殺擁護論は、自殺幇助や安楽死の議論につながっている、という話。
二つ目の発表。ヒュームと功利主義について。 メタ倫理と規範倫理の二つの側面から、 (古典)功利主義とヒュームの倫理学との異同について論じる。
食事。パスタ。
三つ目の発表。多くの人が守らない場合、 ルール功利主義はどうするように命じるか、というような話。
四つ目の発表。ベンタムの教育論を統治論と結びつける、という話。
五つ目の発表。ベンタムの同性愛擁護論を素材にし、 「反感の苦痛を功利計算に入れると反自由主義的結論がでる」 という批判を検討するという話。 反感の苦痛を功利計算に入れるということは、 共感・反感の原理を採用することになるということが主張したかったようだが、 世論は成功していないと判断した様子。
学会終了後、駅前で懇親会。 眠かったのですこし早目に退散させていただく。
JR京都駅の喫茶店で某先生とすこし話したあと、帰路に着く。
下宿に戻ってくる。眠い。
去年払い残していた年金の請求書が来た。 仕方ないので払おう。
明日からもしっかり勉強しよう。逃避しないこと。
部屋で蚊に刺される。痛い。とりあえず電気アースマットを使う。 去年か一昨年のやつだけど、まだ効くかな?
机に向かっている時間…8.5hr
今日の勉強時間…8.5hr
マルクス係数…0
昼下がりにアレッツォに出発。途中、カステルファルフィ(Castelfalfi)と ラッダにとまり、食事を取る。アレッツォには夜に到着し、 しばらく夜中の町を歩いたあと、ホテルで休息。
ちなみにアレッツォはLife is beautifulの舞台になったところ。 町を周ると、そこここに見覚えのある広場や建物があった。
昨日はコンビニでジャンプを買って帰る。 某古本屋で本も買う。
『北斗の拳』第4巻とジャンプを読んだあと寝る。いいのかそれでっ。
早朝に起きて朝ごはん。ごはんと納豆。 一息ついてから大学に来る。
自転車に乗っているとフルブライトから電話がくる。 書類がまだ届いていないのは、 宛先が間違っていたためにおれの下宿に届かず、 送り返されたかららしい。 おれのせいではない気もしたが、とりあえず平謝り。
ブレーキの調子が悪いので自転車を自転車屋さんに預けて大学へ。
修理を頼んでおいた自転車を取りに行く。 ちゃんとブレーキがかかるようになったのでほっとする。 最近は足で止めてたもんなあ、自転車。
午前中BMORの予習。 昼、中央食堂でサンドウィッチを買って食う。
3コマ目情報倫理の補講。 9月に発表することになる。
それからBMOR読書会。 S・クラークに入った。
夕方、某喫茶店。プレイボーイ。 盗聴法の次は監視カメラらしい。 路上の監視カメラは何にも問題ないと思ってたけど、 たしかに風俗に行く人とかラブホテルに入る人とかはやだろうなあ。 ま、実際に監視カメラが設置されるようになれば、 風俗とかもいろいろ工夫するようになると思うが。
ルネでしばらく時間をつぶした後、 某フランス的な庭での飲み会に参加する。 生きのいい某3人は大声で論争していた。 おれは飲み会ではつい人の話に聞き入ってしまう方だ(と思う)が、 あのように口角炎を飛ばして論争する術も学ばねばならんと反省。 いや、口角炎は飛ばないか。泡だ。泡。
(あれ、しかしどっちかと言えば、炎の方が感じが出る気がするなあ)
う。明日のカント勉強会の予習をしないとやばい。
予定表を見ると、9月はとても忙しくなりそうだ。 ……。ひ。ひひひ。うひひひひひひ。
今日やったこと
昨日は、昼下がりに目覚めて、いろいろごそごそしてから研究室へ。
ロック読書会が終わった後、買物をしてまた下宿へ。洗濯。
夕ごはんは、野菜炒め、厚揚げのステーキ、 なすのしょうゆバター炒め。食後にまんじゅう。 なすがうまかった。レモンを買ってきてもう一度挑戦するべし。
え〜。あ。あ。テストテスト。え〜、街を足早に歩くみなさん、え〜、 早朝から御苦労さまです。え〜、おはようございます。 え〜、おはようございます。
え〜、わたしは日本実戦倫理校正会の会長、末広三郎太でございます。 あ、ご声援ありがとうございます。わたしが末広三郎太でございます。 え〜、本日はみなさんに、え〜、 投票についてお話しようと思いまして、四条河原町の交差点にやってきました。 え? いや、違います、 わたしは今回の参議院選挙には立候補してません。
え〜、それでわたしが今朝みなさんにお話したいことは、投票についてでございます。 最近このテーマがまた小股を賑わして、もとい、巷を賑わしておりますので、 一度わたくしが、この末広三郎太が、 きちんとお話しておく必要があるかと思いまして、 本日みなさんの前に登場させていただいた次第です。
つい先日、関西の某地方新聞に、え〜、 ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、 「なんで投票に行かんとあかんねん?」と題された特集記事がございました。 その中で、20代前半の若者たちが、 彼らよりも20才も30才も年上の年配の方々に対して、 え〜、「投票に行っても何の得にもならない。行くだけ時間の無駄」だとか、 え〜、「投票は権利であって義務ではない」だとか、 え〜、「めんどくさいこと言うなら、別に民主主義でなくてもよい。 生まれたくて日本のような民主主義国に生まれたわけではない」だとか、 そのようなことを憶面もなく主張していたわけです。
「ついに日本の若者もここまで堕したか」 というのがわたしの卒直な感想でした。 しかも、彼らの内の多くは、現役の大学生だと言うのです。 は、は、恥です、日本の恥です。 なぜ新聞はこんな汚物のような奴等の愚にもつかない意見を掲載するのか。 きちがっ…え〜、いや、きょ、狂気の沙汰だとしか思えません。
しかし、わたくし、実戦倫理校正会の会長、末広三郎太としましては、 え〜、やはり彼らをも更生させる義務があると考えるわけでありまして、 え〜、筋の通った議論を行なって彼らの意見に反論することによって、 彼らを正しい道へと導く必要があると思うのであります。 ですから、え〜、本日はみなさまに、え〜、 「なんで投票に行かんとあかんねん?」 という問いに対する、え〜、 わたくしなりの答えを聞いていただきたいと思う次第であります。 あっ、ありがとうございます。御声援どうもありがとうございます。 末広です。末広三郎太でございます。 (おい、君、ちょっと額の汗を拭いてくれ。それと水だ水)
(続く…かも知んない)
ビジネス・エシックスの校正の仕事。 疲れた。
朝に下宿に戻ってお昼まで睡眠。 夏合宿用読書会の予習をして急いで研究室に来る。
この時間帯に起きているなんてめずらしい。
夏合宿用読書会終わり。こんな傑作な話がでてきた。
「ハスラー」誌は、「窒息一人エッチ法autoerotic asphyxiation」 と呼ばれる性的行為に関する記事を公表した後、 裁判で訴えられた。 その記事は、ある種の人々がどのようにして --オーガズムの間、脳内の酸素をなくすために自らを窒息させることによって-- 性的経験の強度を高めるかを述べていた。 その雑誌記事のコピーが、ある少年の手に渡った。 少年は、悲劇的なことに、その方法を用いて実験をすることに決めた。 彼は死んでいるのを発見された--「ハスラー」誌が、 その記事の載っているページが開かれたまま、彼のそばにあった。
'Harmful and Dangerous Words and the First Amendment', in Cyberspace and the Law, written by E. A. Cavanzos & G. Morin, pp. 75-76.
・昨日はあの後丸善に行って、おおた○5級に勧められた英語の死刑廃止論の 本を買おうと思ったが結構高かったので、結局購入を見合わせた。ひーん。
・それで家に帰ってから、 『仕立て屋の恋』 を観てから寝た。
・んで今日は、京大に来てバンドの練習のコマを取らないといけないので、め ちゃくちゃ早朝に起きて来た。ひーん。
・ところで以前、
「ガレット・ハーディンって女性でしょ? ハーディンちゃん、でしょ?」と言われていたので、 まあ女性だったら許そうか(やっぱり これも差別?)
と書いたところ(7月2日)、「やはりそれは女性差別です。いやしくも倫理学を 学ぶ者がそういう発言をするのは許せません。いますぐ日記の掲載を中止して 京大新聞に謝罪文を載せなさい、きい」(後半はウソです。あ、怒らないでね) と、ある方のお叱りを受けた。
・この文章を読んで気分を害された方、ごめんなさい。I didn't mean to hurt youとか言って。
・しかし未熟な倫理学者はあえて考えてみる。
「ある行為に関して、それを男性が行なった場合は許さないが、女性が行なっ た場合は許す」というルールは差別であろうか。
「ある行為に関して、それを成人が行なった場合は許さないが、未成年が行なっ た場合は許す」というルールであれば誰も差別だと言わないであろう。
・後者は「なぜなら、未成年は成人に比べて判断能力が劣るため、責任が問え ない場合があるからだ」と正当化できよう。
・すると前者はどうか。「なぜなら、女性は男性に比べて判断能力が…」と最 後まで書くと友人を大勢失うのでやめるが、この正当化は明らかに事実に反す る偏見に基づくもので、差別といわれてもおかしくないであろう。
・だが、「なぜなら、男性に嫌われるのは構わないが、女性に嫌われるのは大 変困るからだ」という正当化ならどうだろうか。
・男性ならどんな人であろうが死力を尽くして批判するが、女性ならば態度が ふにゃりと軟化して、できるだけ嫌われないように努力しながら批判する、と いうのは差別だろうか。
・男性に対して取る態度と女性に対して取る態度が異なることは許されないこ とだろうか。ある程度は許される気もするが。じゃあ、どの程度までは許され る?
・ううむ。わからん。また考える。
・これから(ソウル)バンドの練習。
・バンドの練習終わり。外はめちゃくちゃ暑い。髪が焦げるかと思った。
・ひたすらねむい。外は灼熱地獄と化している。
・身体の調子が余り良くない。ずっと冷房のかかった部屋にいるせいか。食欲不振。
・ちょっと団藤氏の死刑廃止論を読んで、それからシジウィックの翻訳をしようか。