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KODAMA'S (NEW) WORLD

恐れなければならないのは、ハイデガーの技術論という研究領域が 「裸の王様」状況になることである。 「裸の王様」状況というのは(…)、 一見、有意味な言葉のやりとりがなされているかのように見えて、 実は誰もが「分かったふり」をしているという状況[である]。
たとえば「アドルノの思想における否定性」という博士論文の審査会で、 それではこのテキストを訳して説明してくださいと誰かが言い出せば、 審査員も論文提出者もしどろもどろになるという状況が現実にある。 それぞれの側でテキストが読めないという現実はひた隠しにする必要があるので、 双方ともに分かったふりをして、 「厳重な審査の結果、適格と認められた」という報告書が書かれる。 これが「裸の王様」状況である。
博士論文審査、学会報告、研究会報告、修士論文審査、 学士論文審査など、哲学系のあらゆる研究の場で「裸の王様」状況が 存在している可能性がある。

---加藤尚武『ハイデガーの技術論』


昨日 / 明日 / 2016年7月 / 最新 / はてな

この日の出来事


07/Jul/2016 (Thursday)

定時起床。アサガオに水やり、髭剃り。七夕だな。

娘は体温計で平熱と出たにも拘わらず、病児保育に行きたがっている。 まあわたし自身も保育園行きたがらなかったしな…

朝2

病児保育に行きたい、早お迎えがいいと泣きわめく娘を某妻と一緒になんとか なだめすかして、保育園に連れていく。No rhyme or reasonとはこのことだ。 それから直接大学へ。今日も仕事をせねば。

ASUSのVivoStickはCPUが非力すぎて使えんな… StickPCというアイディアは好きなのだが。そのうちubuntuにしてしまうか。

お昼

午前中はメールの返事と某翻訳編集作業。あっという間に終わる。

お昼ちょうどぐらいに購買部で蕎麦などを購入。 ひとりでもそもそ食べながら翻訳の続きなど。

昼下がり

会議一件。眠い。

「〜のである。」は冗長なのでなるべく使わないようにしているが、 「〜なのだ。」というような「だ」で終わる文はいまだに語感的にしっくり 来ていないがときどき使っている。一昔の論文ではあまり使われなかった 表現だと思う。

emotivismやutilitarianismなどを「〜主義」と訳すか「〜説」と訳すか。 英語的にはどちらもismであるわけだが、記述的な理論だと「〜説」(情動説)、 規範的な理論だと「〜主義」(功利主義)と訳したいように思う。

夜中

昼下がり、ちょっと休憩したあと、夕方まで某予習。

夕方、少しだけ早めに娘を保育園に迎えに行き、今日も少し鴨川で遊ぶ。 風船をねじって動物などを作る練習をしているおじさんに一つ風船を作ってもらう。 娘は喜んでいた。

夜、某作業をしながら夕食。そのあと、少しガレージで花火。

夜中、娘と少しボール遊びをしてからシャワー。もう寝ないと。


07/Jul/2013 (Monday/lundi/Montag)

帰洛、某映画リストなど

定時起床。シャワー、朝食、朝刊。ホテルのバイキングは混んでいたがおいし かった。それからチェックアウト。真夜中に戻ってきて寝ただけにしては高かっ た…

朝のうちに新千歳に移動し、お昼前の便に乗って伊丹へ。今回も観光しなかっ たが、また来よう。伊丹からはリムジンバスで京都に戻り、地下鉄で昼下がり に帰宅。それから夕方までは何故か機嫌の悪い娘の相手をしたり、一緒に昼寝 をしたり。

夕方、少し夕食を作るのを手伝う。夜、夕食。食器を洗う。

夜中、某オンライン研究会。少し雑用をしたら寝よう。

生 命医療倫理教育に有用な映画作品リスト」というのが公開された。わたし はほとんど何もしていないが、とても充実したリストなのでぜひ活用してもら いたいと思う。


07/Jul/2012 (Saturday/samedi/Sonnabend)

札幌出張

定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食、朝刊。

荷物をまとめて羽田空港へ。三田駅で予定の電車に乗り遅れ、焦る。急いで蒲 田駅に行き、そこで乗り換えて何とか時間内に空港に到着。無事に飛行機に乗 る。飛行機では本を読む。

お昼すぎに新千歳へ。急行エアポートで札幌へ。ホテルにチェックインしたあ と、寿司。

昼下がり、北大に行き、某研究会に出席。道徳心理学の話。勉強になった。

夜、懇親会に参加。楽しく飲む。日本酒。

夜中、ホテルに帰ってきた酔っぱらい。さっさと寝よう。


07/Jul/2011 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

今日も早朝に起床。ゴミ出し(大学院時代の資料など)、シャワー、シリアル、 朝刊。保育園に行く1時間前に娘を起こし、ミルクを飲ませて服を着替えさせ てから歩いて保育園へ。お尻のあたりが汚れていると、雑菌が繁殖して赤くな るようだ。気をつけよう。

娘を保育園に預けてから地下鉄で大学に行き、研究室で非常勤の準備。ロール ズとか。時間的に余裕があるはずだったが、結局ぎりぎりまでかかってしまう。

昼下がり、急いで本三の某所で酸辣麺を食べてから電車に乗り、非常勤先へ。 第8章と第9章は飛ばして最終章をやる。来週で無事に終了の予定。

夕方、電車を乗り継いで千石に戻ってくる。クリーニング屋と近くのスーパー に寄ってから帰宅。今日は某妻が娘の迎えに行ってくれた。七夕だったそうだ。

夜、夕食。それから某娘を風呂に入れる。「お客さん、髪の毛を洗わせていた だきます」「どこかかゆいところはありませんか」 「お客さん、いやに無口ですね」などと話しかけながら沐浴。

いろいろしたいところだが、食器を洗って新聞を読んだら寝る時間だな。

娘がなかなか寝つかず、何もできず。予定不調和。


07/Jul/2010 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

朝、なんとか起きる。ゴミ出し、シャワー、朝食。

出がけに、いつも遊びに来る野良猫を見かける。よく見えなかったが、 尻尾の骨を折られた様子で、尻尾が変な方向に曲がっていた。 怯えた様子だったし、誰かにやられたようだ。許せん。 ひさしぶりに怒りを覚える。

定時出勤。終日働く。

夜、水道橋に移動し、某氏らとホテルのバイキングで夕食をとりながら某相談。 食べすぎる。

夜中に帰宅。しばらく雑用。真夜中に新聞を読む。眠い。さっさと寝るべし。


07/Jul/2009 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

定時起床。シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅め)。午前中は現代用語。 お昼、ランチョン・セミナー。現代用語。

お昼すぎ、いろいろ買い出しへ。昼食もコンビニで。 それから某英文校正が戻ってきたので、その手直しなど。

昼下がり、某研究会。某院生の報告。

夕方、某ミーティング。そのあと、某氏の講演を拝聴。勉強になる。

そのあと、2時間ほど某ディスカッション。勉強になる。 もう少し準備していけばよかったと深く反省。

夜中、途中まで某氏と歩いて帰宅。夕食、新聞、週刊アスキー。

真夜中、疲れてソファで少し寝る。ふ〜。 やっぱり自転車操業は精神的にきついな。 まだまだ暇な方だと思うが。あと少しがんばれ。

世間では七夕。


07/Jul/2008 (Monday/lundi/Montag)

昼下がり

朝、30分ほど遅目に起きる。シャワー、朝食、朝刊。

雨が止んだころに大学へ。午前中は少し雑用。お昼は某英語の勉強会。

昨晩は強い雨が降っていたせいか、眠りが浅かったようで、 朝から調子が悪い。今週は片付けねばならない仕事がたくさんあるので、 体調を崩さないよう、よく寝るようにしよう。

夕方

雑用の合間に居眠り。少しすっきりする。

夕方2

雑用と明日の某会議の準備。散歩がてら購買部に買物に。 大きなモニタが欲しい。 コンピュータ関連の機器は、5年前に比べると、 全体的にデザインが良くなってるよな。

真夜中

夕方、明日の某会議のための打ち合わせなど。それから帰宅。

帰宅後、夕刊を読んでから夕食。しばらく放心してから、 二階の勉強部屋で勉強。税と正義など。某スライドの手直しも少し。

今日はよく眠れるとよいが。


07/Jul/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夜中

今日はお昼前に起きる。某妻と蕎麦を食べてから、大学へ。曇り。

お昼すぎから某授業の手伝い。 今日は司会が当たっていたことをすっかり忘れており、顰蹙。すみません。 仕事の合間に、別室で某論文を読んだり、某氏と某仕事をしたり。 夕方の懇親会で少しビールを飲む。

夜、帰宅して某妻と夕食。 夕刊を読んだあと、某論文を読んでコメントを書く作業。 やっと仕事が一つ片付く。が、火急の仕事がまだまだある…。 とりあえず明日は一休みしよう。

真夜中

夜中、某妻と一緒に歩いて巣鴨のマンガ喫茶へ。 『BECK』、SPA!、『東京大学物語』(1-2)など。楽しむ。 頭がリセットされた。

帰宅後、お腹が減ったので、ところてんを食べる。 まだお腹が空いているが、夜更ししてないで、とりあえず寝よう。


07/Jul/2006 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

なんとか朝起きて、定時出勤(ちょっと遅刻)。

お昼すぎ

午前中は新聞の切り抜きと、昨夜の授業の反省を兼ねてスライドの手直し。

夕方

午後、面接2件、 同僚の某氏とサブウェイを食べながらの相談1件、 医図書で文献コピー1件、学生の発表の相談1件、 昨日の講義の質問1件。

眠い。

真夜中

夜、某イタメシ屋で夕食。白ワインを少し。 早目に帰って休む。

夜中、散歩がてら春日の本屋へ。 時代に遅れないよう、一週間に一度は本屋に行くようにしよう。

今日のニュース


07/Jul/2005 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

七夕。くもり。夜更ししたせいか、少し遅く起きてしまう。 さて、早く準備をして大学へ行こう。

昼下がり

午前中は某スタバで新聞。 オリンピックは政治にも深く関係する。シラクはますます没落し、 ブレアは株を上げた。

同僚の某氏と昼食。

昼下がり

与次郎の言葉をもじって少々。

「倫理学倫理学って安っぽい様に云うが、 そりゃ大学なんかで聞く倫理学の事だ。 新しい吾々の所謂倫理学は、人生そのものの大反射だ。 倫理学の新気運は日本全社会の活動に影響しなければならない。 又現にしつつある。彼等が昼寝をして夢を見ている間に、 何時か影響しつつある」

『三四郎』

当時は文学が社会を動かすと信じていた人がいた。 実際ある程度そうだったのかもしれない。 60年代にはロックが社会を動かすと信じていた人がいた。 これもまた実際ある程度そうだったのかもしれない。 今は何が社会を動かしているんだろうか。

真夜中

London's burning. ロンドン朝に同時多発テロ。 リバプール・ストリートとオルドゲート・イースト間、 ラッセルスクエア-キングズクロス間、エッジウェア・ロード駅で地下鉄爆破、 Woburn Place通りでダブルデッカーバスが爆破。 現時点で少なくとも33人が死んだそうだ。まじか。 某友人は無事の模様。

昼下がり、研究室に生命保険の勧誘が来る。 こういうのを断り切れないのがオレの問題だ。 また来週来ると言われたが、断るようにしよう。

夕方から某授業。臓器移植で話す。 講義の時間が長くなり、時間通りに終わることができなかった。反省。 撮影も入っていたので、ずいぶん緊張してしまい、今一つだった。

授業のあと、同僚の某氏らと居酒屋で食事をしながら歓談。 帰宅すると、また郵便局から不在者届が来ていたので、 郵便局まで取りに行く。つかれたのでもう寝よう。


07/Jul/2004 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

いろいろメール。3ヶ月間、「早く返事をしなければ…」と思ったまま 返事をせずにいたメールにようやく返事を書いて出す。 ちょっとすっきりする。Procrastination is the thief of time.

真夜中2 (午前)

いや、`Procrastination Kills'だな。これを標語にしてしばらく生きよう。 前日に次の日の予定表を作り、日曜日には次の週の予定を確認すること。 D論その他の仕事は後に延ばさずにやること。 人生を無駄に過ごしてはいけない。

あれ、しかし、以前、そういう堅苦しい生き方に嫌気が差してヤメたような…。 まあいいや、「人生の実験」をやってみないと。

なんとか起きる。洗濯、朝食。

今日はスケジュール通りに生活中。

眠いがもうすこし勉強する必要がある。

が一冊届けられた。そういえば、 某氏や某氏や某氏に謹呈しなければいけない気がするが、 まあ科研費を持ってる連中が多いので、自分で買ってくれるだろう。 今回は許して。


07/Jul/2003 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

どうにも低調。今夜はもう寝て、明日喫茶店に行ってがんばるか。

遅寝早起き。たまっていた燃えるゴミをなんとか出す。朝食。

さて、今日も新聞読んで翻訳して勉強するか。がんばれっ。

ウィンブルドン女子ダブルス決勝、 杉山愛とキム・クライシュテルス組が全仏オープンに続いて優勝をかざった。 というのはまああまり関係のない話だが、 「第2シードの杉山愛(ワコール)、キム・クライシュテルス(ベルギー)組が…」 (毎日) という表記が気になる。 これじゃまるで、杉山愛はワコール人みたいじゃないか。 …なんてことを思うのはオレだけか。

Spiegel OnlineによるChow Yun-Fatのインタビュー。 ドイツ語が読める人はどうぞ。

どうでもいいが、アレント研究者の人で誰か「帰れアレントへ」とかいう題名の 論文か本を出す人はいないのかな。

夕方

お昼は食べたが、あとはつかれて寝ていた。夏バテだろうか。

やっと目が覚めてきた。がんばろう。

夕方、新聞を読み、某ドトールに行きシンガーの翻訳。 あと二日で第一稿が上がるが、今週末に提出するのはちょっと難しいか。

某マルエツで弁当を買い、家でもそもそと食べる。

真夜中

あれ、いつのまにかこんな時間。

某マルエツにも短冊に願い事が書ける笹が用意されていた。 何かおもしろいことが書かれていた気がするが、忘れてしまった。 とくに子どもの願い事が冗談なのか本気なのかわからなくておもしろい。 「サルになりたいです」とか。


07/Jul/2002 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

ぐっすり寝た。洗濯、シャワー、朝食。

今日は新聞を読み、先日買った本に目を通すこと。逃避しないこと。

お昼すぎ

某スタバにて。

third world countries
第三世界の諸国。社会主義諸国が崩壊した今となっては、 ほとんど意味不明な呼称。
euro coins
国によって片面のデザインが違うので、12種類のセットがある。 コインを集めるのが流行っているらしい。
compassion
同情。condescension(見下し)の言い換え。
immigration and national identity
その国の国語も話さないような移民が増えると、 国家としてのアイデンティティが失われるとされる。 先進諸国、 とくに毎年50万人もの非合法な移民が流入しているとされる EU諸国で火急の問題。 移民排除、移民同化政策が熱心に主張されている。

昼下がり

まだ新聞を読んでいる。

夕方

夕方2

お腹が減ったので、買物をしてから下宿へ。 そうめん、豆腐、ちりめんじゃこ。

英国で妊娠中絶ピルが手に入るようになるようだ BBC: Abortion access to be made easier。 ただし、薬局ではなく、病院で医者に相談する必要があるとのこと。 妊娠9週間以内なら薬を飲むことで中絶ができる。 ヨーロッパの多くの国ではすでに10年ぐらい前から入手可能で、 米国でも2001年ぐらいから販売されているようだ (US gives go ahead to abortion pill)。

あれ、ちょっと上の記述は正確じゃない。 英国ではすでに病院などで入手可能だったが、 家族計画クリニックなどでも医者との相談の上で手に入るようになるということ らしい。

夕方3

20分ほどウトウトする。

暑い。暑い。

フェミニズム、おもしろいなあ。もっと勉強しよう。

机に向かっている時間…6.0hr
今日の勉強時間…3.75hr
マルクス係数…29.3


07/Jul/2001 (Saturday/samedi/Sonnabend)

イタリア旅行十三日目: ピエンツァ、モンテプルチアーノ

この日はさらに足を延ばしてトスカナ地方の南東部を旅行した。 まずピエンツァとモンテプルチアーノに行き(後者ではワイン・ケラーに入った)、 つぎにウンブリア地方に侵入してトラジメーノ湖に訪れ (ついでにカスティリオーネ・デル・ラーゴにも立寄った)、 そしてコルトナで一泊。安いホテルがどこも一杯だったので、 少し高めのホテルに泊まった。 夕食は、おいしくて安いピザとシーフードを食べた。


07/Jul/2000 (Friday/vendredi/Freitag)

今日のニュース

ヘーゲル勉強会をしました。
「法」哲学の刑罰論のあたりです。 「否定の否定」とか。
夜、某先輩の壮行会(送別会)がありました。
米国に行ってもがんばってください。 ついでにぼくも送別してもらいました。 どうもありがとうございます。 英国で精一杯修行してきます。

07/07/99 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

夕方

眠い。

昨日は夜中に下宿に戻り、自分で散髪をしてから就寝。

朝9時に起きて納豆ごはん。カント勉強会の予習を始める。

天気が良かったのでふとんを干し、河原に出て勉強する。 足を水につけてみる。 川の流れはだいぶ緩やかになったが、まだ少しきつい。 ふと気がつくと、水中の木の枝に仔猫がひっかかって洗われていた。 もちろんすでに死んでいる。気の毒。

カントの予習が終わらなかったので、勉強会を一時間遅らせてもらい、 2時に大学に行く。すまんす。某所で勉強会。

H.J. Paton, `An Alleged Right to Lie--A Problem In Kantian Ethics ', Kant-Studien 45, 1953/54.

Christine M. Korsgaard, `The Right to Lie: Kant on Dealing with Evil', Philosophy & Public Affairs (Vol.15 No. 4), 1986.
を読む。 上のがおれの担当で、下のが3回生の某くん担当。 さすがに3回生の学生に英語の論文は手強かったらしく、 まとめるのが大変そうだった。 疲れたので途中でやめる。次は金曜日。

某師匠の手助けによって 日本功利(公益)主義学会のウェブサイト の立ち上げに成功する。英語版も作る。ずいぶん時間がかかった。大変。

お腹が減ってもうすぐ死ぬ。ほとんど朝ごはんを食ったきりだ。


某所で独り寂しく食事。マガジン。 コンビニでサンデーを買う。 読んでからしばらく某ソファで意識を失なう。

そういえば昨日某店で本を一冊購入した。

これまたそういえば今日は七夕。まだ梅雨は明けてないのかな?


真夜中

再び日本公益(功利)主義学会のページをいじったり。

某教授室に行って本をお借りする。

また、某教授本を一冊いただく。感謝感謝感謝。


今日やったこと


07/07/98(Tuesday/mardi/Dienstag)

元気です元気です。勉強してるというより、SF読んでます。 夏休みに勉強なんかしてられるかあっ。って、ウソです。

あと、参院選について、以下のページを教えてくださった方、 どうもありがとうございます。読んで研究します。

Totten's Letter


昨日は夕方に下宿に戻って、 真夜中になるまで寝てた。 暑かったから疲れてたのかな? 扇風機にあたりっぱなしで寝てたので、 起きてからちょっと頭が痛くなった。

それから、遅い夕ごはん。 再びなすのしょうゆとバター炒め(うまいっ)、 ちんげんさい入り野菜炒め、など。 食後にくずもち。


ごはんを食べ終えて片づけたら、 結構な時間になっていたので、 研究室に行こうかとも思ったが、 ちょっと頭痛がするので止めておいた。 シャワーを浴びてから、 ハインラインの『宇宙の戦士』を途中まで読んで寝た。


うわあ、最近ほんとに日記日記したこと書いてるなあ。

まあ、それはともかく、昼下がりに起きてから、 あまりに暑くって研究室に行く気力もないので、 宵頃までかけて『宇宙の戦士』を読み終えた。 これも傑作。

それからようやく研究室へ。さて、勉強しなきゃ。


07/07/97(Mon)

・真夜中・

・パイプ椅子を6つも使って豪華仮設シングルベッドを作って寝たのは良いが、 冷房を切って寝たら部屋がかなり暑くなって目覚めてしまった。(冷房を入れ て--関西電力さんごめんなさい)もう少し寝よう。


・と思ったが、中哲の方がいらっしゃったので目覚めた。

・そこで昨日の話続きを考えることにする。

・昨日ぼくは、

「男性に嫌われるのは構わないが、女性に嫌われるのは大変困るからだ」 という正当化はどうだろうか。

と書いたのだが、「こういう考えは『女性だというだけの理由で、正当に論文 を評価される権利を奪うことになる』という点においてセクハラであることを 理解してもらいたい」とのメイルをいただいた。近頃は学問の領域における性 的差別のことをアカハラ(academic harassment)と言うらしく、今回のぼくの 態度はそれに当たっている、とも指摘されている。

・ううむ。ぼくの腹は黒いぞ。

・たわごとはさておき、この指摘は一理も二理もあると思う。確かにこのまま いくとぼくは、たとえば(偉くなって)学生のレポートを評価するとき、男性と 女性とでは異なる採点基準を持つ、ということになる可能性が高い。

・おそらく、女性のレポートに対する評価の方が甘くなると思うのだ。しかし これは絶対に非難されるべきことなのだろうか。(非難されるだろうなあ、少 なくともこういうことを学生に明言すれば)

・たとえば、相変わらず強引な例を出すが、世の中には字がきれいな人もいれ ばそうでない人もいる。現在ワープロとPCの普及によって、字の善し悪しが論 文の判断基準の一つになるということは減ったかと思うが、昔は相当あったに 違いない。

・だがこの場合、『字が上手だ(あるいは下手だ)というだけの理由で、正当に 論文を評価される権利を奪うことになる』からアカハラだ、という風に主張さ れるだろうか。

・字は性別と同様に、論文の中身とはなんら関係がないはずである。しかしお そらく、「字が汚い人の論文については、自然と評価が辛くなる」ということ を暗に認める人は多いと思うし、明言する人も少なからずいるかと思う。

・さて、ぼくがもし「字の善し悪し」を論文の評価基準の一つにすることが正 当であり、必ずしも不当な差別とは言えないと考えていたとすると、同じ理由 から「女性の論文については、自然と評価が甘くなる」という基準が正当であ り、必ずしも不当な差別とは言えないと考えることは十分にあり得る。

・結局、「マリリン・モンローの書いた論文は、(田中邦衛にそっくりな) ジャ ン・レノの書いた論文よりも評価が甘くなる」のは男性にとっては(明言はし ないにせよ)不可避であるように思えるのだ。女性もそうじゃないのだろうか。

・もちろん「そうなることは不可避である」という事実から「そうあるべきだ」 という当為(規範)は導き出せないが--しかしぼくは事実としてそのような判断 基準があると思うだけでなく、その判断基準は(字の善し悪しと同様に) あな がち不正であるとも思えない。

・ご批判請う。(絶対にあるはず。こだまの誤謬を鋭く指摘していただきたい)

(もっとも今から思えば、ガレット・ハーディンに関しては、「議論が説得力 に欠けるけど、女性だからしょうがないか」と少し考えた気もする。深く反省)


・夜明け・

・てなことを書いてる間に、すっかり夜が空けてしまった。ひーん。

・明日の時計台前のイベント(学生部再編に反対するイベント)の準備をしてい るのだろうか、昨日から今朝まで多くの学生が文学部のまわりでわいわいがや がややっている。まあ、にぎやかでいいが。

(夏のこういうところは好き--そいえば今日は七夕か)


・朝・

・よく寝た。勉強はちっともしてないが…(ひーん)。とりあえず喫茶店へ高飛び。


・昼前・

・午後からシジウィック読書会と(合宿用の)環境倫理読書会がある。眠いよ〜。

(しかし、今一体いくつ読書会やってんだ?シジウィック読書会、ロック読書会、 倫理学入門書読書会、ベンタム読書会、環境倫理読書会で五つか。このうち最 初の二つは不定期だが大体二日に一回あるし、環境倫理もそうなる可能性が高 い。今年はほんとに「読書会の年」になりそうだ…)

・これまでに書いた男女差別の話を、「わ たしのアカハラ論」というところにまとめておく。この件に関しては、こ れ以降はこちらの方に書くことにする。


・昼下がり・

・シジウィック読書会終わり。次回は水曜2時半から。


・夕方・

・環境倫理読書会終わり。次回は水曜12時半から。

・福岡から、○せださんがいらっしゃる。おそらく明日までこちらにいるのだ そうだ。明日もまた飲みに行けるかも知れない…。


・ぼくのライフワークとでも言うべき、団藤重光『死刑廃止論』批判がい よいよ始まった。しかしまだ実験的な段階だし、自説も未だ確立されていない ので、「草稿」ということにする。

・しかし今回は真剣も真剣、これで修論を書いた方が良いのではないかと思え るほど大真面目である。だからこのトピックに興味を持たれている方はぜひと もぼくの意見を批判して誤謬を指摘してもらいたい。

・では今日はこれにて帰ります。また明日。

(それにしても、昨日今日とえらいたくさん文章を書いたなあ)


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Sun Jul 10 21:04:32 JST 2016