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KODAMA'S (NEW) WORLD

本屋に置いてある通俗な倫理学書のほとんどは、 次のいずれかの種類のものである。 一つは、心の温まる話--魂の慰めと高揚とを混ぜ合わせた、 ベタベタしたお菓子の箱詰め--を 提供するものである。もう一つは、 神経科学者、生物学者、動物行動学者、進化論学者の いずれかの専門の生命科学者によって書かれたものである。 彼らは、人間がみな何らかの種類の存在であることが 「科学」によって証明されたことを伝えようと躍起になっている。 (中略)われわれは仮面を剥がされる。 [彼らによれば] 人間は「プログラム」されているのだ。 われわれは利己主義者であり、利他心は存在せず、 倫理は単に利己的な戦略を隠すためのイチジクの葉にすぎず、 われわれはみな条件付けられており、 女性はみな世話好きであり、男性はみなレイプ好きであり、 われわれは何よりもまず自分の遺伝子を気にかけている。

---サイモン・ブラックバーン

私たちは自分好みの信念を強めることだけを読んだり聞いたりする。 私たちは一つの見解にあまりにも惚れこんでいるために、 証拠が間違いなくその見解を支持していると一人よがりに思いこむ。 自分たちのグループとは違った意見を持つ人々が誠に愚かで気違いかもしれず、 多分邪悪でもあるだろうと決めつけて、自分を納得させている。
(中略)
知識階級はひとりよがりで非寛容である。 この階級に属する者は一般大衆の意見だけでなく、 お互いの意見に対しても軽蔑しながら語る。 他の見解を故意に沈黙させたいと思い、 時々実際にそうする人々のうちの何人かは、 自由な言論を見事に擁護したジョン・スチュアート・ミルを思い起こして 敬意を表する人である。

---J.ガウアンロック『公開討議と社会的知性 ミルとデューイ』


昨日 / 明日 / 2016年7月 / 最新 / はてな

この日の出来事


01/Jul/2016 (Friday)

某講義、某演習、某CAPE研究会など

早朝

ちょっと早めに起きる。某予習せねば。もう7月か。

お昼すぎ

朝、少し某予習してから、髭剃り、朝食、朝刊。

娘を保育園に預けてから大学へ。某講義。シンガーの寄付の話や「人命の脱神聖化」などを駆け足で。 テイラー・スウィフトの名前が思い浮び、ジョナサン・スウィフトの上の名前が出てこなかった。

お昼は某カンフォーラで。

昼下がり

研究室で雑用。少し休憩。

ゲノム編集でマーモセットの受精卵を操作し、 免疫不全の子どもを作ったとのこと。 AIDSと同じ免疫不全の個体を作るのだから動物倫理的にどうなのかという気もするが、 胚への操作が霊長類でもできることがわかったのは進歩だ。

夜中

昼下がり、某演習。ベーシックインカム論。

夕方、某氏に米国大統領生命倫理諮問委員会の報告書について教えてもらう。

夜、某CAPEレクチャー。 Authenticityについて。勉強になった。

その後、某カンフォーラで懇親会。スイスの方とお話する機会を得る。

夜中、歩いて帰宅。娘とシャワー。


01/Jul/2013 (Tuesday/mardi/Dienstag)

某講義など

定時起床。髭剃り、ゴミ出し、朝食、朝刊。それから家の雑用をして、一瞬仮 眠してから大学へ。

午前中から昼下がりまで某講義の準備。中央購買部でパンを買って頬張ったあ と、某講義。カントと功利主義。二回分の講義を一回でやってしまい、駆け足 になる。次にやるときは二回に分けよう。

夕方、少し勉強してから帰宅。保育園に娘を迎えに行き、ついでにクリーニン グ屋に服を預けに行く。店の人に、スーツに破れている箇所があると指摘され、 ショックを受ける。普段ほとんど着てないのに…

夜、夕食。娘がよく泣く。それから食器を洗い、シャワーを浴びる。

夜中、娘の寝かしつけ。疲れていたのか割とすぐに寝た。

真夜中、某原稿を推敲してメールで出したり、いろいろメールに返事を書いた り。もう寝よう。


01/Jul/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

帰国

飛行機の機内では途中からよく寝て、日本時間のお昼すぎに成田に無事到着。 空港を出て京成スカイライナーで日暮里まで行き、山手線を使って昼下がりに 帰宅。まもなく某妻と娘も実家から戻ってくる。

しばらく雑用をして夕方に少し仮眠。雨。

夜、夕食。早めに娘を風呂に入れ、食器を洗う。

夜中、コンピュータをいじったり、映画その他を少し見たり。先週の週アスを 読んだら寝よう。

あ、今年ももう半分か。

今年の抱負(ベータ版)


01/Jul/2011 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

昨晩は暑いこともあり、一階のソファで寝る。クーラーを弱めに入れて寝ると、 お昼ごろまでよく寝てしまう。社会人失格。

お昼はしばらく自宅で仕事。お昼過ぎにシャワー、シリアル。 大雨が降ってきたので、さらにしばらく自宅で雑用をしたあと、大学へ。

夕方、某院生と一緒に来週の某フォーラムの準備など。

夜、研究室でいろいろ雑用。その後、某妻と新宿で待ち合わせして、 某妻の実家へ。夕食。

夜中、某娘の相手をする。だいぶ大きくなってきた。

そろそろ寝よう。

今年の抱負 (原案)

もうハーフタイムか。信じられん。

前半は何してたかな。とにかく地震があった。 それから某妻の出産も。 あと、震災をきっかけに始まった東大SPHフォーラムの準備も某院生に協力してもらいながらがんばっていた。 最近は某国際学会の報告準備で大変だった。 某大学での非常勤で『功利と直観』をテキストに講義しているのは勉強になっている。 あとは翻訳をしたり、某マンガの原案を考えたり。 なんだか気持ちが急いていた。 ちょっと深呼吸して、後半は落ち着いてやることにしよう。


01/Jul/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

朝、なんとか起きてゴミ出し、シャワー、朝食。

大学に行く前に某区立図書館で本を借り出す。午前中は雑用。少し勉強。

お昼すぎ、某購買部に行き、スキャナ(ScanSnap S1500)を購入。 ついでに御殿下のジムの会員証も更新する (ジムの前に新しくできた建物に事務室が移っていた)。

購買部で購入した弁当を某コモンルームで食べたあと、 昼下がりから夕方まで、某先生らと某相談。

夕方、スキャナのセットアップ。 以前買ったEPSONの大きなスキャナはどうすべきか…。 某氏来訪。

夜、ジムに行こうと思っていたが時間切れ。 帰宅して夕食。

夜中、ソファで少し寝てから食器を洗い、二階へ。 う、新聞を読むのを忘れている…。

今年もハーフタイムの反省。

今年の抱負 (原案)

最後の二つはあとから足したもの。

  1. 今年こそは単著を書く(去年も書いているが)。
    おかげさまで比較的順調。 そろそろ入稿できそうな気がするようなしないような。 がんばります。
  2. 先を見通す力を付ける。
    相変らず難しい。忙しくて考える余裕がないのと、 時代の変化が速いんだよな。これもがんばる。
  3. excitingな一年を送る。
    忘れていた。今年は調子に乗っていろいろ仕事を引き受けたために、 とくに後半は大変なことになりそうだ。とにかくがんばる。 楽しくやろう。
  4. 威厳を付ける。
    なかなか付きません。
  5. 大きな声で。
    意識しているが、ついぼそぼそと独り言のようにしゃべってしまう。 これも気をつけること。

というわけで、後半もがんばろう。

セーブ・ザ・チルドレンと国境なき医師団に少しずつ寄付。


01/Jul/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

定時起床。シャワー、朝食。 またVAIOが動かなくなっているので、それをいじったりしていると遅くなる。

定時出勤(少し遅め)。午前中は雑用。メールのやりとりなど。

お昼、某事務室で昼食。

昼下がり、某氏と相談。その前後はいろいろ日程調整など。 某現代用語にようやく手を付ける準備を始める。

夕方から夜まで3時間ほど、某先生らと打ち合わせなど。いろいろ調整。

夜中に帰宅。夕食、新聞。ソファで一瞬寝る。 VAIOは電源が付かず、完全に死んだ模様。 まだ保証期間のはずなので、明日修理に出そう。

食器を洗って二階の勉強部屋に上がったらもう寝る時間。 某妻の某書類にコメントしたり。

今年もハーフタイムの反省。

今年の抱負 (β版)

一日一日があっという間で、今年も、もう半年経ってしまった。 沈思黙考するのは無理なので、人々との対話の中からいろいろ学ぶようにするか。 挨拶はほどほどにして、 善き生について語ることにしよう(ただし、ユーモアを交えて)。 「おはようございます。ところで人生の調子はどうですか」とか。 質問することを恐れてはいけない。


01/Jul/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

夕方

定時起床。髭剃り、朝食、朝刊(今日から朝日のみ)。 町内会費を払ってから、定時出勤(少し遅刻)。

午前中は某現代用語の仕事を少し進める。 また、某献本データの最終版を某出版社に送る。 これですべて完了…のはず。

お昼は某ランチョン・セミナー。 某院生の講義案の検討。

お昼すぎ、雑用と居眠り。昼下がり、某ミーティングと院生の研究会。夕方まで。

一件悪い知らせあり。

真夜中

夕方、1時間ほど某打ち合わせ。それから買物して帰宅。

夜、シーフードカレーを作る。あまり塩辛くないように気をつける。 赤ワインも飲む。

そのあと、ソファでしばらく寝て、真夜中まで某作業。 たしかに、書類を書くというのは疲弊する。とくに無益な単純作業の場合。 せいぜいミスをしないように気をつけよう。

今年も、ハーフタイムの反省。

今年の抱負 (原案)


01/Jul/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼

今日も朝遅くに起きる。今日から7月。 元旦に籍を入れてから半年(と、某妻に指摘された)。 今年も残り半分、気分を一新して後半戦をがんばろう。

以下、ハーフタイムの反省。

今年の抱負(β版)

ここ半年で変わったことと言えば、某名誉教授が特任教授になったので、 名誉教授のためにもいろいろ尽力しなければならないこと; Willcomのw-zero3を買ったついでに、 ブログを書くようになったこと; 筋トレを再開したこと; 本を書こうかなあ、書かないとなあ、書けるかなあ、と思うようになったこと、 ぐらいだろうか。

あと、最近の課題は、big pictureについて考えること。近視眼ではダメで、 今後の展望を持ちつつ行動しなければならない。

真夜中

朝食はシリアル。朝刊を読んでいるとお昼になる。

お昼すぎ、某妻と散歩に出る。 近くの区立図書館に本を返しに行ったあと、 本駒込から千駄木へと歩く。富士神社で祭り。 千駄木駅前のイタメシ屋でお昼。 そのあと、某区立図書館と、 鴎外記念図書館(鴎外の旧居である観潮楼跡にある)を尋ねる。 某区立図書館は近くの図書館より立派で、閲覧用の机もたくさんある。 鴎外記念図書館もおもしろかった。漱石生誕140周年とかで漱石と鴎外が 互いに宛てた書簡を展示していた。

日本医科大の付近で某妻と別れ、歩いて大学へ。 置いてあった自転車に乗って千石に戻ってくる。 しばらく喫茶店で新聞を読んだあと、 某ディスカウントストアに行き、先日から気になっていたジムボールをついに購入。 直径65センチのもの。家に戻ってから空気を入れて楽しむ。

夕食後、ジムボールに座りながら、某シジウィックの対訳作成作業。 単純作業で途中発狂しそうになる。しかし、きっとこれも、 「シジウィックをちゃんと読め」という某名誉教授のメッセージなのだろう。 そうでも思わないとやってられない。とにかく深呼吸してがんばれ。

真夜中2

う。和室でボールに乗ってゴロゴロしていると、 さっそく障子に足を突込んで穴を開けてしまった。ジムボール恐るべし。

某妻、すみません…。


01/Jul/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

ドイツ対アルゼンチン戦。後半、両チームが1点ずつ入れて延長戦へ。 クローゼのヘディングによる1点がかっこよかった。

お昼前

昨晩はドイツ対アルゼンチン戦を延長戦、 PK合戦まで見てから就寝(PK4-2でドイツの勝ち)。 お昼前までよく寝た。あれ、昨日はぜんぜん勉強しなかったな。まずい。

7月になったので、年頭の抱負を チェックしておこう。

  1. 某ユニットのために尽力する(one for all, all for oneの精神で)。
    →ちょっといいかげんになっている。ユニットの仕事を最優先し、 何よりもまず、`ask what you can do for ...'の精神を忘れないこと。
  2. D論を本にして出す。
    →まあ、ぼちぼちがんばっている。
  3. 功利主義的思考をさらに身に付ける。
    →これも、ぼちぼち前進している。
  4. 将来を予見する能力を身に付ける(五ヶ年計画)。
    →これはあんまり鍛えられていない。 というか、目標が曖昧だし、鍛え方がわからない。
  5. 雑用は原則として断る(ノーと言える研究者になろう)。
    →いくつか雑用は断わったが、どんどん降ってくるので大変。 今後も注意すること。
  6. 毎日10時に出勤する。
    →最近ちょっと遅刻気味だが、今年の抱負の中では一番達成率が高い。 今後もがんばろう。
  7. 家計簿を毎月黒字にする。
    →ぜんぜんダメ。今年後半は、 財政の健全化について真剣に取り組むこと。 自分の家計のやりくりができない人間が、国家の財政のやりくりが できるだろうか(いや、できない。しかし、国家の財政のやりくりを する予定もないが)。

お昼すぎ

面倒だが、髪が長くなっていたので散髪へ。すっきりする。 あれ、調べてみると前回散髪に行ったのは4月1日のようだ。 道理で髪が伸びていたわけだ。

昼下がり

自宅を出ようとすると雨。 お昼は某サブウェイで。 某氏にいただいた『ムーン・パレス』という小説を読みながら。

今日初めて気付いたが、正門の左側に某スタバができていたので、 小説の続きを読もうと思って入ろうとしたが、 小さいところだったのであきらめ、 代わりに総合図書館の2F閲覧室を使う。実はこの閲覧室を使うのも初めてだが、 なかなか心地良い空間であることがわかった。ときどき通うことにしよう。

メモ。 ひさしぶりに小説を読んでいる気がするが、たまに読むと良い。 小説は「向こうの世界」を見せてくれるが、 そればかり読んでいると現実の世界のことがおろそかになってしまう。 かといって小説をまったく読まないと、 「今、ここにある世界」に閉じこめられてしまい、 他に世界があることを忘れてしまう。 あれ、これはデカルトが『方法序説』で言ってることと同じだな。

ようやく研究室へ。

夕方

昼下がり、某研究会に出席する。 オランダの安楽死や事前指示の話など。たいへん勉強になる。 某社会人コースの同窓会が正式に発足するようだ。

真夜中

夜、新宿に行き、某百貨店で靴を一足買う。 夕食は某タイ屋台料理。よく汗をかく。

そのあと、東急ハンズで湿度計を買ったり、 HMVでDVD(Four Weddings and a Funeral)を買ったり。 新宿に行くとついいろいろ買ってしまうので危険だ。 それに比べて本郷は、あまり購買意欲を駆り立てるものがなくてよい。

橋本龍太郎元首相が死んだそうだ。合掌。 しかし、いろいろ裁判中じゃなかったっけ…。

今日のニュース


01/Jul/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

昨晩は自宅からネットにつながらなかった。 朝もつながらず。 部屋を出たときに管理人さんに会ったのでそのことを伝えておいたが、 最近どうも調子が良くないようだ。

今日も比較的早起き。某スタバで新聞を読んでから定時に出勤。 明日の発表の準備をしないと。

そういえば、今年もボーナスらしきものが入っていたので、 たまっている学会費などを払わないと。

お昼すぎ

同僚の某氏らと湯島の某有名ラーメン屋へ。うめしおラーメン。なかなか。

某知り合いの方がブログを 始めたそうだ。

夕方

昼下がりから明日の発表の準備。資料が足りないので、 法学部の図書室へ。某秘書の方が誕生日なのでそれを祝ったり、 某面接があったりして忙しい。

さて、心を落ち着けて準備をしなければ。

真夜中

夕方から真面目に勉強。夜中は某同僚にもらったインスタントの盛岡冷麺。 今日は麺類ばっかりだ。

真夜中になってようやく一通り書けたので、とりあえず帰って寝よう。 できれば早目に起きてもう一度目を通すこと。それと絶対に遅刻しないこと。

そういえば、新聞広告で見たTim RiesのThe Rolling Stones Project を買ってしまった。まあまあ。


01/Jul/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

昨日のこと。

ボーナスらしきものが入っていた。ちゃんと貯めよう。


01/Jul/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

眠い。いろいろ食べながら社会学の勉強。 パーソンズとかルーマンとか、よくわからんがおもしろいな。

夜明け前

カップラーメンを食べてしまう。

システム、構造、機能、ネットワーク、コンフリクト、 プログラム、オートポイエーシス、ミクロとマクロ、 さらにグローバライゼーション、ディアスポラ、マックワールド、 ポストモダンとかなんとか。ウェーバーの方法論的個人主義と デュルケムの方法論的集合主義、パーソンズとシュッツの三人称的視点と 一人称的視点の対立など。

早朝

社会学の勉強終わり。もう寝よう。

遅寝ちょっと早起き。

眠いが行かねば。

お昼前

映画を観るために六本木ヒルズに初めて来る。 平日でもたくさん人が集まっていてすごい。

早めに行き、チケットを入手してから野外のベンチで新聞。 デフレとか為替相場とか経済はいろいろおもしろいなあ。 経済学もある程度の知識を身に付けたい。

松井秀喜「…人の書く記事のことなどは僕のコントロールできることではない。 自分がコントロールできることを、しっかりやっていく。 それが僕のスタンスです」(六月七日付朝日、本日付産経抄に引用)。 そうか、松井はストア派だったのか。

夜中

お昼から某氏と『シティ・オブ・ゴッド』 を観る。ブラジルのスラムに住むギャング少年たちの抗争の物語を、 鮮烈な映像で描いている。B。

それから六本木ヒルズをぐるっと回って散歩してみると、 ウィーンフィルによる野外コンサートが夕方から行なわれることがわかったので、 夕方になるまで待ち、会場には入らずにビルの上から立ち聞きする。 適当に夕食を食べてから帰宅。

食事をしているときに流れていたビョークのジャズアルバムが非常に気に入ったので、 帰ってきてからアマゾンで注文した。


01/Jul/2002 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

つい別の勉強をしてしまう。

真夜中2 (午前)

う、書かねば…。しかし眠い。

お昼すぎ

寝すぎた。

暑い。湿度が。

昼下がり

ヨーロッパの学会(European Society of Human Reproduction and Embryology in Vienna)の研究で、 代理母を使った母親は、 自分で産んだ母親よりも愛情深く子供を育てる傾向にあるという調査結果が 出たようだ(BBC News)。 子供の引き渡しも、ほとんど場合は問題はなかったとのこと。 つまり、 今までの代理母についての心配は根拠のない「神話」だったというのだ。 子供が成長してからどうなるかについてはまだ調査ができていないが、 この研究結果は日本の代理母問題にも影響を与えるかも。

昼下がり2

う〜ん。暑いので喫茶店に行き、発表原稿を書こう。 書けるまで喫茶店から出ないこと。

夕方

某スタバへ。勉強勉強。書きだせ。

「街って不思議なところで…喫茶店に来てもこんなにたくさん人がいるのに、 誰一人として知り合いじゃなくって…もっと小さな社会なら、 みんなが知り合いかもしれないのに…会う人ごとに挨拶するかもしれないのに… けど、一定の規模を超えると、挨拶なんてことは思いもよらなくなってしまう…」

「詩人ですな」

「いや、狂人でしょう」

夕方2

まだ某スタバ。まだ書けてない。うう。

うう。書きあげる前に戻ってきてしまった。まだ序文しか書けてない。

某マクドで食事。マックシェイク(マンゴー)も頼んでしまう。うう。

ひたひたと各種の〆切が迫ってきている気がする。 気を冷静に保つこと。

夜2

勉強中。暑くて死にそう。夏。

机に向かっている時間…10.25hr
今日の勉強時間…8.5hr
マルクス係数…88.1


01/Jul/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

イタリア旅行七日目: ヴァチカン

ローマ二日目。ホテルはエアコンがなく、窓を開けるとかなりうるさいので、 某嬢はいささか不満の様子。たしかにローマはピサよりも暑い。

今日は朝からヴァチカン市国へ。先日から調子が悪くなりつつあったデジカメが ついに全壊する。鏡筒を前後させるモータかギアがいかれたらしい。ついてない。

カトリックの総本山であるサンピエトロ(聖ペテロ)寺院は、 異常なまでにけばけばしい内装で、 ミケランジェロのピエタ以外は絵画も彫刻も吐き気がするほど悪趣味である。 ここには神はいない。

この日は観光客で相当混んでいたので、ドームの上には翌日に登ることにして、 簡単な食事をしたあと、 サントアンジェロ(聖天使)城を見学に行く。 ローマ時代に建てられた城をのちに教皇用に作り変えたらしいこの城は、 内装も頂上からの見晴らしもなかなか楽しめる。

そのあと、去年8月ごろにロンドンで知りあったイタリア人に会い、 しばらくショッピング街を歩いたり、公園を散歩したりする。

日が暮れたので、ヴァティカン市国のそばのレストランで海鮮料理を食べたあと、 バスに無賃乗車して(払い方がわからなかった)ホテルに戻る。

ところで、上のレストランには中田のサインがあったが、 ローマでは一日目から道端で「ナカタ、ナカタ」 と声をかけられることが何度かあった。 しかし、中田とおれの共通点と言えば、日本人男性であることと、 ウェブ日記を書いていることと、 名前に「とし」という音が含まれていることぐらいで、 まあどう好意的に考えても赤の他人である。 外国で日本人を見かけると「ナカタ」とか「イチロー」とか呼びかけるのは、 日本で外国人を見かけると「マドンナ」とか「クリントン」とか呼びかけるのと 同じぐらい愚かな行為だと思うのだが、どうなのだろうか。

また、イタリア人はどうも日本人と同じで英語をしゃべれない(しゃべらない)場合が 多いようだが、ローマでは日本語をかたことにしゃべる人がけっこういるようだ。


01/Jul/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

記載なし。


07/01/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昼下がり

昨夜、コンビニでマガジンを購入。 MMRが週間連載になっていた。 ううむ、世紀末:-)

昨日、久しぶりに靴下と靴を履いたのだが、 足が恐しい病気にかかりつつある気がする。 やはり伝染されたか。

夜中に就寝。9時ごろに起きて朝食を食べたのだが、 油断してまた寝てしまう。

お昼過ぎに起きて大学へ。今日は天気(くもり時々晴れ)。 元セブンでまだ続いている古本市に行く。


日本功利(公益)主義学会の発表は、日本語でいいらしい。一安心。 しかし、なんかおれの発表はいつのまにか 「セッション」という形をとることになったらしい。 う〜ん、ギターも持っていくべきか?

「この点について児玉さんはどう思われますか?」

「ぎゅい〜ん。ぎゅわわわわ〜ん。ぴろぴろぴろ」

「貴重な御意見ありがとうございました」


07/01/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

早朝

わ。とうとう7月。一年も半分が過ぎたわけですね。

昨夜はチョムスキーを途中まで読んで爆睡。


8階の窓の外を、とんぼが群れをなして飛んでいる。


ロック読書会の予習。第2巻第30章。


夕方

朝、ニュートンの『プリンキピア』の英訳を探しに哲閲に行ってから(なかった)、 喫茶店でモーニングを食べサンデーとマガジンを読み、 下宿に一旦戻る。

下宿でちょっと寝ようと思ったのだが、 シャワーを浴びたり、 SFを読んだり、 ラーメンを食べたりしてる内に、 昼下がりになってしまったので、 銀行に急いで行って今月分の家賃を振り込んで来た。

それから、 人環の図書室から本の貸し出しの用意ができたとの電話があったので、 再度行ってきた。無事借り出し。


ジェームズ・ハリス

ジェームズ・ハリスは1709年に生まれ、 オックスフォードのSalisbury and Wadhamカレッジで教育を受けた。 彼はリンカーンズ・インで法を学び、 後に州の行政長官county magistrateになった。

1745年に彼は三つの論文--芸術についてと、音楽、絵画、詩句についてと、 幸福について--を含む本を出版した。 彼は最もよく知られている作品『ヘルメス』は、 1751年に世に出た。 その後の彼の生涯において、彼はあと二つの著作を生み出した。 一つはPhilosophical Arrangementsと題されたもので、 もう一つはPhilosophical Inquiriesと題されたものである。

彼は1761年にクライストチャーチの成員として議会に加入し、 グレンヴィル卿の下で公職に就いた。 彼は1774年に女王の会計監査官に任命され、 1780年に死ぬまでに、その職を勤めた。

(Roy HarrisのIntroduction (p. v)から)


ロック読書会終わり。

読書会が始まる前に、 文学部のシステム・アドミニストレイターの方が来られて、 ファストイーサー化(100BASE TX化っていうのかな?)してくれる。 ちょっと早くなった気がする。


07/01/97(Tues)

・夕方・

・昨日は夜、新聞の切抜きをする。やっと去年の12月の新聞を切抜き終わる。 ペルーの日本大使館占領の話題など(古い)。

・それから昼まで寝てしまい、今日の4コマ目の補講に遅れる。

・久しぶりにビデオを借りる。『ミッション・インポッシブル』、『デッドマ ン・ウォーキング』、『仕立て屋の恋』。


・今回の須磨の殺人事件でショックだったこと、二つ。

・一つは、この容疑者の少年が、ホラー映画において「殺される側」 ではなく「殺す側」に感情移入(シンクロというべきか)していたということ

・これって最近では普通なんだろうか。ぼくにはちょっと考えられない。少な くとも『13日の金曜日』を見てぼくはジェイソンの方に感情移入はできない。

・その意味で(こういう言い方は誤解を生むかも知れないが)、ぼくにとって彼 はエイリアンなのだ。

・もう一つは(ぼく個人のショックではないだろうが)、皮肉にもまさに大人た ちが守るべき子供たちの中から当の犯人が出て来た、ということ。

・うまく言えないが、獅子身中の虫というか、「ブルータスお前もか」という か、(これらの表現は今この研究室にいる人達から「全然違う」と言われた…)、 瓢箪から駒というべきか、SF的というべきか、とにかくあまりにも皮肉な結果 で、多くの人はどこか「裏切られた」という気になるのではないだろうか。


・真夜中・

・また日仏のル・フジタでどんちゃん騒ぎをする。その後、ロック読書会。眠い。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Sat Jul 2 16:30:47 JST 2016