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KODAMA'S (NEW) WORLD

すべてのものはそれそのものであり、別のものではない。 行為の善さや悪さは、 その行為がたとえば「せんさく好きな」とか「嫉妬深い」 などと形容されうるかどうかによって決まるのではないのと同様に、 その行為が「自分の利益になる」または「自分の利益にならない」 と形容されうるかどうかによって決まるわけでもない。 行為の善し悪しは、 その行為に現在あるいは将来の快苦がともなうかどうかによって決まるのではなく、 その行為そのものによって --すなわち、 その行為がわれわれのような生物に似つかわしく、 当の状況において必要とされるものであるのかどうかによって-- 決まるのである。

---バトラー『15の説教』


昨日 / 明日 / 2013年4月 / 最新 / はてな

この日の出来事


02/Apr/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

娘と散歩、週アス電子版定期購読など

本日は雨のため研究室の花見は中止。午前中、娘と二人で丸太町や北大路など に行ったことが印象に残っているが、ひたすら疲れた。

ゴミ出しして二度寝。少し遅めに起床。朝食、朝刊、髭剃り。しばらく雑用。

午前中は娘と地下鉄で丸太町へ。雨のためこども未来館に行こうと思ったら見 事に休館日。仕方ないので近くの公園のすべり台で遊ぶ。砂場のあたりにいた 家族連れもみな同じ目に遭っていたようだ。雨が強くなってきたので地下鉄で 北大路駅へ。ベンチでお昼を食べ、しばらくモールの中を娘と散歩。職場から 戻った某妻が合流したので、娘と買い物をしているあいだ、疲れ果ててソファ で一瞬気絶する。それから帰宅して寿司。

昼下がりにバスで大学へ。夕方までいろいろ仕事。諸事情で扶養換の手続もする。

夜、バスで帰宅して夕食。週アスの電子版を一年間定期購読することにした。 ダウンロードに時間がかかるが、iPadで見られるのは便利。いつも本屋に買い に行くのは面倒だったし、ちょうどよかった。

夜中、食器を洗い、少しWiiをして汗をかいてから風呂。それから週アスを読ん で雑用をしていると真夜中に。

明日から娘は慣らし保育だ。


02/Apr/2012 (Monday/lundi/Montag)

豪州の某氏来日、筋肉痛

定時起床。髭剃り、朝食、新聞。新年度。

某娘を保育園に送る。娘は今年もゼロ歳児のクラスで、実質的に一番年長にな る。先生方も一新され、少し緊張していた模様。

朝、某進学式に出席。教室紹介。それから研究室でしばらく某ブックガイドの作成。

お昼、某ランチョンセミナー。脳死臓器移植の検証会議の件。もうちょっと準 備していくべきだった。

お昼すぎ、某氏と豪州から来た某氏の三人で遅めの昼食。やや季節外れのカキ フライを食べてしまい、あとで胃もたれに苦しむことに。年だから揚げ物は避 けないといけない。それからコーヒーを買って医学部本館の前の広場で少し雑 談。

夕方、研究室でいろいろ雑用。年度末〆切だった原稿も提出。今月はいろいろ やるべきことが…。

夜、さらにもう少し雑用を片付けてから帰宅。夕食…と思ったが、昨日のエク ササイズで筋肉痛となり全身がだるく、さらにカキフライの胃もたれも手伝っ て胃が受けつけず。刺身だけ何とか食べる。

夜中、寝ている娘を起こして風呂に入れ、食器を洗う。今日こそ早めに寝よう。


02/Apr/2011 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝ゴミ出ししてから二度寝。遅めに起床。シリアル、昨日の新聞、シャワー。

お昼は二階の勉強部屋で某講義の準備。

少し遅めに昼食をとったあと、もうしばらく勉強部屋で雑用。 それから少し昼寝。

夕方、某散髪屋へ。散髪途中に地震があり、少し驚く。 カミソリを使っているときでなくてよかった。

それから巣鴨の漫画喫茶で少しchill outする。

夜、本屋で一冊本を買い、スーパーで買い物してから帰宅。夕食。

夜中、少し某妻の論文の校正に付き合ったあと、二階の勉強部屋で雑用。 新聞も読む。

某査読の仕事をしないといけないのだが、逃避気味。明日こそは必ず終わらせよう。


02/Apr/2010 (Friday/vendredi/Freitag)

文化振興政策

「総理っ、内閣府の調査で、クイーンのボヘミアン・ラプソディを「よく知っ ている」「まあ知っている」と答えた人が、回答者の約2割に留まることがわ かりました。つまり、国民の5人に4人はボヘミアン・ラプソディを知らないと いうことです」

「えっ、そんな…。それじゃ、あのフレディの死はすべて無意味だったのか… nothing really matters...」

「いや、そうじゃなくて、どうするんですか」

「それはもう、決まってるだろう、国民の5人に4人の、ボヘミアン・ラプソディ をまだ知らずに不幸な人生を送っている人々にボヘミアン・ラプソディを知ら しめねばならぬ」

「そうですよね。どうしましょうか」

「じゃ、とりあえず、国歌にするか」

「いや、それは。その、やっぱり簡単には無理というか」

「いやいや、これから国会でロビー活動をしてだな。そうだ、郵貯の貯金限度 額を3000万円に引き上げるか。それで郵政票も動員して…」

「無理ですよ、そんなの。それに、国歌になっても卒業式とかで歌えないじゃ ないですか」

「裏声なら大丈夫だろう」

「いや、裏声でも無理ですから。それにわれわれ日本人はハモるの下手ですし」

「いいんだよ。口パクで。みんな反り返って腕を胸の前で組んでればいいんだから」

「総理、真面目にお願いしますよ…」

(以下略)

真夜中

朝、なんとか起きる。シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅め)。大学に行く前に郵便局に行く。午前中は雑用。 一時的に大雨が降る。

お昼、某氏来訪。鰻を食べに行く。ついでに湯島天神まで散歩。

昼下がり、某論文読みの作業を終了。それからまた雑用。

夕方、某氏と少し相談。それからまた雑用。

夜、喫茶店でコーヒーを飲みながら少しだけ本を読む。 最近、心を落ち着けて読書をする暇がない。

帰宅して夕食。それから新聞。食器を洗ってからメールの返事など。 一日は短い。というか、もっと本を読もう。


02/Apr/2009 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

定時起床。昨晩は風が強かった(夜は雷雨)。 ゴミ出し、シャワー、朝食。

定時出勤(少し早目)。某氏と某相談など。

行政手続法について少し勉強。ふむふむ。

真夜中

午前中、「研究室で研究が進まないのは机の配置が悪いからだ」 という考えに取り憑かれてしまい、机の配置を変える作業。少し汗をかく。

お昼は某ランチョンセミナー。MR教育。

お昼すぎ、最近異動した某氏と某出版社の某氏の三人で相談。 もうすぐ翻訳が出るので、その表紙を見せてもらう。 見本も五部ほどもらったので、少し配る。

昼下がり、新しく着任した某氏を連れて、学内の案内を少し。 ついでに、自転車登録(今年度から有料化した!)をしたり、 USBポートを買ったり。

夕方、雑用。合間に少し寝袋。 某氏と終日連絡が取れず、 心配したり(その後、連絡が取れ、無事だったことがわかった)。

夜、某新入生歓迎会に出席し、ワインとサンドウィッチを少し。 うまくスピーチできず。

その後、帰宅して夕食。新聞を読んでからソファでよく寝る。 起きてから食器を洗い、二階の勉強部屋で少しだけ某議事録を読む作業。 おもしろいが、勉強する時間がない…。


02/Apr/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

今日は終日雑用。つかれた。

夜、某院生と下北沢で飲む。いろいろ。

夜中、帰宅してからもメールのやりとり。眠い…。


02/Apr/2007 (Monday/lundi/Montag)

よく寝る。昨夜も雨が降ったようだ。今は晴れ。 今日はかなり暖かくなるらしい。

夜中

午前中、トラムで市内に出て、社会見学。 旧市街の米国憲法記念館(National Constitution Center)その他を見てまわる。 昼食は中華街で飲茶。うまい。青島ビール(純生)。

昼下がりにキャンパスに戻ってくる。 某妻と一緒に何軒か本屋(古本屋を含む)を回る。 古本を数冊買う。

夕方にメキシコ料理屋で軽く食べ、スーパーで買物をしてから帰宅。 salt & vinegarのチップスをバリバリと食べたあと、 しばらく寝てしまう。これから荷作りをする予定。


02/Apr/2006 (Sunday/dimanche/Sonntag)

昼下がり

お昼すぎまで寝てしまう。ひさしぶりに休日らしい休日。

夕暮れ

本三の喫茶店でひさしぶりに(一月前の)Guardian Weeklyを読みながらいろいろ考える。 ちょっと時間ができて立ち止まると、 これから何をすべきなんだろうかという問いに取り憑かれる。 まあ、少なくともあと二年は今の調子で生きて、 その後のことはもう少ししてから考えよう。

ちょっと今年の抱負を振り返ってみる。

  1. 某ユニットのために尽力する(one for all, all for oneの精神で)。
    ---かなりがんばってる。
  2. D論を本にして出す。
    ---ちょっとずつ進行中。
  3. 功利主義的思考をさらに身に付ける。
    ---達成したと言えるための基準があんまり明確ではないが、 ぼちぼち進歩している。
  4. 将来を予見する能力を身に付ける(五ヶ年計画)。
    ---今いち。基準も明確ではない。
  5. 雑用は原則として断る(ノーと言える研究者になろう)。
    ---これも一進一退という感じ。
  6. 毎日10時に出勤する。
    ---かなり達成度が高い。
  7. 家計簿を毎月黒字にする。
    ---これまでのところまったく達成できていない。

今年はもう論文を書く予定はないが(テキストと本に専念するため)、 日本倫理学会と日本生命倫理学会では発表しよう。あ、いや、 そういえばシンガー本に協力する約束をしていたか。 あと、事典類が何点か。 今年はこれ以上仕事を引き受けないように気をつけること。

夕方、外に出ると雨が強くなる。某ドラッグストアで買物をしてから一旦帰宅。

真夜中

夜、研究室に来ていた某氏と一緒に、 雨の中歩いて上野に行き、 某中華料理屋で食事。プレミアム青島ビール2瓶。いろいろ相談。

店を出ると雨が上がっていたので、 上野公園から東京芸術大学のあたりを通って根津に行き、 本郷通りで某氏と別れて帰宅。

今日のニュース


02/Apr/2005 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼すぎ

なぜかお昼すぎまで寝ていた。

メモ。最近気になっているのは、(知的)所有権。 昨日施行された個人情報保護法の背後にあるのは、 個人の機微情報(sensitiveは「機微」と訳すそうだ)は個人のものであり、 本人の許可なく使用してはならないという発想だ。 特許もそう。有体物だけでなく、 無体物もますます私的所有の対象となっており、 みなが自由にアクセスできる共有地が減っている。

…という話は、とくに新しいわけではないだろうが、 ようやく所有権の問題がおもしろくなってきた。 これは、完全義務と不完全義務の話が理解できてきたことと関連している。 このように私的所有権が強調されると、困っている人を助けるのはますます 慈善の問題(不完全義務)になるという流れがあるように思われるからだ。 個人情報においてはこのような問題は起こらないと思われるが、 特許だとジェネリック薬の問題、あるいは抗HIV薬などの医薬品に対する アクセス権という問題が出てくる。これも新しい話ではないわけだが、 まあ現在進行形の問題だと言える。私的所有のことを考えるときには、 持たざる者の扱いについて真剣に考えなければならない。

夕方

昼下がり、 自宅からネットで「クロールの上手な泳ぎ方」を調べ、 しばらく畳の上でバタバタ練習してから、 ジムのプールに行く。

息継ぎが少し上手くなってきたなと思ったら、 右足と左足のふくらはぎが続けざまにこむら返りを起こし、 声なき声を上げてブクブクと沈没。 というのは大袈裟だが、痛くて泳げなくなったので シャワーを浴びて研究室に戻ってくる。 次は準備運動をきちんとしよう。

いかん、勉強せねば。

最初に冗談だと断っておくが、 「ジェンダーフリー教育」に対抗して「ジェンダーアリー教育」 っていうのはどうかな。 「男女七歳にして席を同じうせず」 「わたし作る人、ぼく食べる人」といった理念に沿った教育。 男子には『武士道』、女子には『女大学』を読ませるとか。 産経が率先してプログラムを作ってみてくれないかな。

真夜中

夕方、ちょっとだけ勉強したあと、 夜は池袋で某氏と食事。 スペイン料理を食べながら歓談(ワインボトル半分)。 喫茶店で酔いを冷ましてから帰宅。研究室へ。

ジェームズ・ブラウンのコンサートのように、 死にそうでなかなか死ななかったパウロ二世も、 今回はどうも昇天しそうだ。 苦しみのない死であることを祈る。


02/Apr/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

昨日は昼下がりにちょっとコンピュータの買物を手伝い、 某喫茶店で一服してから、某ユニットミーティング。 夜、もう少し翻訳の手伝いをしたあと、 同僚な方々と居酒屋に行き雑談。

そのあと研究室に戻ってきてちょっと仕事と電話。 大雨の中、帰宅してまもなく眠る。

朝起きて、しばらくしてから大学へ。 赤門前にナチュラルローソンができたので、買物ついでに公共料金を支払っておく。

夜中

午前中、昼下がり、夕方は某氏の翻訳の手伝い。 三日かけてようやく論文を読み終わる。勉強になった。

お昼すぎに某氏が訪ねてきたので、二食で昼食。 夕方にいったん自宅に戻る。夜、研究室で新聞を読みはじめたが、 眠いので戻ってくる。

急にCreamの`Sunshine of Love'が聞きたくなる。 Zeppelinも聞きたくなってきたし、そろそろハードロックの季節か。

あ。ひさしぶりに一人で余裕のある時間を持てている。 ここしばらく一人でゆっくりできなかったからなあ。 ちょっと気を落ちつけてから勉強しよう。

夜中2

グーグルが、容量1ギガの無料ウェブメールを提供する予定だそうだ (朝日)。 すごいな。

長嶋氏、 巨人開幕戦をテレビ観戦(朝日)という記事もなんだかすごい。 ぜんぜん関係ないが、 モンティパイソンの番組をエリザベス2世が観賞するというネタを思い出した。

真夜中

2ヶ月ぶりに日記の整理をする。 スタイルシートはマックではずれて見えるという話も聞いたので、 外すことにする。スタイルシート、あんまり勉強しなかったな。


02/Apr/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昼下がり

昼まで寝ていた。朝食、新聞。

郵便局に行かねば。

昼下がり2

雨。

3時前に書類を作成して近くのスーパーに行ったが、 すでに閉まっていた。2時から3時のあいだに閉まるようだ。

郵便局で学振と某大文学部に書類を発送。某大文学部には慣れない手紙を 書いたので、失礼があったかもしれない。

家に戻って郵便物を見ると、学振から手紙が。開けてみると、 なんと今回は試験的に4月分の給料が3月末に支給されると 書いてある。 いつもは5月に二ヶ月分入るので、いつも金欠に苦しんでいたのだが、 おかげでかなり助かった。

とりあえず、年金やらいろいろ払いに行こう。

夕方

日記の整理をしたり、家計簿をつけたり。

雨。近くのそば屋で天丼セット。

う〜ん、コンピュータが欲しくなってきたな…。

真夜中

風呂。

Dellでコンピュータを注文してしまう。う〜ん。


02/Apr/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

ちょっと仮眠するはずが、だいぶ寝てしまった。もうすぐ夜明け。

日記の整理

早朝

新聞。今まで気づかなかったが、 「なぜ試験でカンニングをしてはいけないか」 という問題は道徳の問題としておもしろいな。

いかさま(cheating)はどんな文化でも悪い言葉である。 しかし、試験や授業評価は公平なゲームと考えられている。 高い成績を得るためにいかさま(カンニング)をすることは、 本当はいかさまでも何でもない。 それは世の中ではあたりまえのことなのだ。 みながやっているのだ。…

「利己的な視点から言えば、 カンニングには悪いことよりも良いことの方が多いね。 カンニングで優が取れれば(…)未来はバラ色になるかもしれない。 良い学位が取れれば、キャリアは万全になるかもしれない。 友達と協力してカンニングするなら、 反対する理由よりも支持する理由の方が多いよ」

`Why positive help works better than threats to deter those tempted to cheat', in The Guardian Weekly, 21-27 March 2002, p. 3.

お昼すぎ

朝、風呂に入ったあと、ぐうぐう寝てしまい、 起きたらお昼になっていた。社会人ピンチ。

お昼すぎに大学へ。初夏のような暑さ。

夕方までかかって学振の年次報告書を 書いたり、 生協カードの申請書を書いたりする。 ギリギリに郵便局に行って発送する。

あ、文学部の事務から身分証明書ももらった。

あと、某氏に助けてもらってmillでlynxが動くようになる。 w3mがすでに入っているのだが、lynxに慣れているのでまだ使う気にならない。 しかし、そのうちマニュアルを読んでみよう。

夕方に大学を出て御所に歩いて行き、御所の中をえんえんと歩く。 それからまた歩いて大学に戻ってきて、某居酒屋で食事。 さらにてくてく歩いて下宿に戻ってきた。つかれた。

今日の勉強時間…0hr


02/Apr/2001 (Monday/lundi/Montag)

ミュンヘン5日目

鼻は鼻腔にたまるようになった。声がかすれてあまりしゃべれないが、 風邪は快方にむかいつつある模様。

今日はNeuschwanstein城を見に行くつもりだったが、 電車の都合で延期することにした。 かわりにルートヴィヒ二世の墓があるStarnberger Seeを見に行った。 白鳥とアルプスが見れるきれいなところ。 といっても、琵琶湖にしろネス湖にしろ、 湖がそんなに美しいと思ったことはまだないが。

夜は某氏と一緒にNational Theaterでフィガロの結婚を見た。 運よく前から2番目の中央の席に座れたが、 スーパータイトルを見上げていたら首が痛くなった。 しかも訳がドイツ語なので、話についていくのが大変。 舞台装置の布でできた壁が音を吸収するのか、 あまり声が通らなかったようで残念。


02/Apr/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

今日のニュース

`Every thing is what it is, and not another thing.'
というのは訳しにくいですね。 内容は「AはAであり非Aではない」ということで、 ムーア先生も 『倫理学原理』の最初に引用しています。 この一見あたりまえの同一律の表現が「善は善であり快ではない」 という形を取ると自然主義的誤謬の議論になるわけです。
日記の整理をしました
〆切に追われる日々でした。今月もなんですが。
某先輩の披露宴に出席してきました。
「児玉が言うとウソくさい」とみなに言われましたが、 ほんっとにすばらしい披露宴でした。 俗流に言えば「ザ・結婚式」という感じで、 哲学的に言えば「結婚式のイデア」という感じです。
もちろんみながみなああいう結婚式をできるとは思いませんが、 それでも一つの目指すべき理想像を与えてくれるという意味で、 貴重な体験でした。お二人の幸福を祈ります。
最近の新聞
読んでなかった記事を簡単に紹介します。忙しいです。

最近の新聞

まずは3月30日の新聞。あ、全部The Daily Yomiuriです。

Donor organs to be transplanted to 7
脳死体から6つの臓器が7人の患者に移植されるという話。 肝臓は二つに切られるらしい。 たしか一応全部うまく行ったんじゃないのかな。 臓器移植にあたっては、 本人のリヴィングウィルと家族の承諾があったということ。
また、1997年の臓器移植法施行後、 これが脳死体からの臓器移植は5件目だそうだ。 今回はプライバシー保護のためになるべく ドナーの情報をもらさない方針らしい。
Ozawa to make up mind on secession after talks
自由党の小沢投手じゃない党首が自自公の連立政権から離脱する気だ、 という話。これは4月1日の夕方に本決まりになったようだ。 自由党も減数分裂する模様。なお、自民党はLDP、 自由党はJiyuto (Liberal Party)、 新公明党はNew Komeitoと表記されている。
Blair remains undecided on taking parental leave
英国の首相ブレアの奥さんが近々4人目の子どもを生むらしく、 首相が公職を休んで数日あるいは数週間の育児休暇を取るべきか どうかについて問題になっているらしい。
> 休まないと批判されるし、休んでも批判されるだろうが、 やっぱり何日か休むのが無難な判断だと思うが。

あれ、他の日の新聞は大体読んでたか。 31日の新聞にはワシントンポストの記事で、 「米国国旗を燃やすことを禁じる修正条項を認めることは、 表現の自由に対する例外を認めることになり、 米国の精神に反する」 という趣旨のことがすべり坂論法をまじえて書かれていた。


04/02/99 (Friday/vendredi/Freitag)

夕方

夜中に某所でキムチ鍋を食べた後、 下宿に戻り、すぐ寝る。

朝起きてしばらく勉強していると、 ガス会社の人が来る。

部屋で勉強していたかったが、 それもどうかと思って、 結局2時間ぐらいガス会社の人が修理しているのを見守る。 修理を終えたとき、ネジが三つ余っていた:-)

お昼に下宿のそばの某喫茶店でカレーライスのセットを食べ、 再び下宿。風呂に入り、BMOR読書会の予習をする。

昼下がりに大学に行く。途中、雨に濡れる。

さっきまでBMOR読書会。 今日はみんなでホッブズをしばいた。


04/02/98(Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼

天気はまだ悪い。風が強いのであちこちで桜吹雪が見られる。


夕方

ふと気が向いたので岡崎の動物園に行ってきた。 途中から雨が降ってきて不幸だったが、 猿の子たちが暴れる猿山が特におもしろかった。 寒かったのでその後お腹をこわす。

嬢に
エラリー・クイーン、『九尾の猫』、大庭忠男訳、ハヤカワ文庫、1978年
を借りる。


倫理学入門読書会(メタ倫理イントロ)。 今回から某ロールジアンが英訳の添削、司会進行を行なっている。 これから一年間がんばって下さい。

終わってからみなで行きつけの定食屋さんへ。 マンガの話など。


今晩はこれから、ちょっと頼まれた論文批評をやるつもり。


04/02/97(水)

・まだ真夜中・

どうしようもないので、ワード97でこの文を書いている。ちゃんと書けている のかぜんぜんわからない。

江口さんのおかげで、研究室のコンピュータはほぼ戦闘体勢に入ったが、ぼく はまだ武器の使い方がわかっていない。

いろいろやることがあって、懸案の事項はまだ書けない。もう少ししたら書く つもりだが、寝てしまうかもしれない。ひえー昨日はいったい何をしてたんだ ろう?

現在UNIX侵入中。とにかくこれで書くしかなさそうだ。やっとmuleというエディ ターがあることを発見。う、うぎゃー、ワードがこのページをむちゃくちゃに しやがったぁぁ。ここ、ころすっ。


ねむい。しかしもう少しUNIXを勉強する。


UNIX上でインターネットができないが、とりあえずあきらめて寝る。寝ないと 死にます。


・朝・

明け方過ぎに寝て、工事の人々によって起こされる。ところで、工事をなさっ ている方々にはドリルで穴を開けてもらったり、カギを中に入れたまま閉めて しまった扉を開けてもらったり、いろいろお世話になった。ありがとうござい ます。


・昼・

あれれ、ひどい文字化け。直るのかな?


・夕方・

復活。どうなっていたのかよく分からない。

哲閲でベンタムの自由意志についての議論を読みながら寝ていた。

これから急いで郵便局に手紙を出しに行ってきます。雨模様。寒い。


・夜・

あれあれ、またこんな時間になってしまった。もう帰らないと。ああ、今日も コンピュータばかりいじってて何にもできなかったなあ。まあ、unixは勉強し たが。筆禍事件については後日続きを書く。ではこれにて御免。

と思ったが、雨が降っているので戻ってくる困った。バスで帰るか。

狂人のジレンマ
狂人は自分が狂人ではないと主張すればするほど、 ますます狂人扱いされる。

Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun May 12 18:33:58 JST 2013