3月中旬号 /
4月上旬号 /
最新号
こだまの世界
2000年3月下旬号
ダメレポートの書き方
- 十分な明りを付け、座り心地のよい椅子に座ること。
削ったばかりの鉛筆をたくさん用意すること。
- 課題をよく読み、きちんと理解したかを確かめること。
- 集中するために、自販機に行ってコーヒーを買うこと。
- 戻ってくる途中に、友だちのところに寄ってくること。
- ふたたび机の前に座ったら、母親に用事があったのを思い出すこと。
- 洗面所に行って鏡で自分の歯を見てみること。
- レポートを書く気を養うために、お気に入りのCDを聴くこと。
- 新聞を見て、テレビ番組の見逃しがないか確かめること。
- 将来の計画を立てること。
- 椅子を持って部屋の窓ぎわに行き、日の出を眺めること。
- 床にうつぶせになって、うめくこと。
- 跳び上がってレポートを書き出すこと。
Joy M. Reid, The Process of Composition 3rd Edition,
Longman, 2000, pp. 28-9.
3月下旬の見出し一覧
- 21日
- `How Not to Write a Paper'はどう訳すか
- 千葉大資料集の原稿が
一応完成しました。
- 22日
- 23日
- 24日
- 阪大が来年度から全学にわたり、学生に授業の評価をさせるそうです。
- 科研費の実績報告書
を書きました。
- 生命倫理学勉強会で
「すべり坂論法」
の論文紹介をしました。
- 25日
- benthamMLについて照会のメイルをくれた方に連絡です。
- ムーア(James Moor)の翻訳がとりあえず終わりました。
- どうも夕方からネットワークが不調のようです。
- 今日の新聞
- 昨日の新聞
- 26日
- 27日
- 半日以上寝てました。
- 昨日、某古本屋で本を買いました。
- プライバシー関連の文献をコピーしました。
- 千葉大の資料集の原稿を発送しました。
- 今日の新聞
- 昨日の新聞
- 28日
- 論文紹介の件を必死にやっています。
- BMOR読書会をしました。
- 倫理学史読書会をしました。
- 編集後記
- 29日
- 30日
今日のニュース
- `How Not to Write a Paper'はどう訳すか
- はじめは「レポートを書かない方法」かと思いましたが、
それでは題名と中身が食い違うので、しばらく考えたところ、
これは「レポートを書く悪い方法」という意味であることに気付き、
上の題名に変更しました。
- 千葉大資料集の原稿が
一応完成しました。
- 一説によると〆切が過ぎているという話もありますが、
誤字脱字を訂正する機会を与えていただいたので、
ついでにだいぶ書き直しました。
今日中に郵送する予定です。
万一誤字脱字などを見つけたらお知ら
せください。
今日のニュース
- 昨日はBMOR読書会と倫理学史読書会をしました。
- それぞれ、バトラーとベンタムです。
- 某君に千葉大資料集の原稿
を読んでもらい、少し手を入れてもらいました。
- 大変どうもほんとにありがとうございます。
某君とはこのお方のことです。
- 日記の整理をしました。
- 3月中旬も〆切に追われていました。
- 千葉大資料集の原稿を発送しました。
- 一息つく間もなく、次の仕事にかからないといけません。いやはや。
- 今日の新聞
- 今日もThe Daily Yomiuriです。
- 昨日の新聞
- 昨日もThe
Daily Yomiuriです。
- Yokoyama finally admits to groping female aide
- 横山ノック元大阪府知事が選挙活動を手伝っていた女性に
わいせつ行為をしたことをついに認めたという話。
今までしらを切っていただけに非難は大きいだろう、とか。
> 漫才師から府知事になり、
さらに一転して犯罪人にっていうのは劇的な人生だなあ。
もう68才らしいけど、もう一度どんでん返しがあったりするんだろうか。
- U.N. seeks action to combat aging world population
- 先進国社会の高齢化問題に関して、国連が研究しているらしい。
有力な案は、発展途上国から労働力を輸入することなんだそうだ。
たとえば日本だと、現在の労働者の数と老人(定年退職年齢以上)
の数の比率を保つには、
今後50年間、毎年1000万人の労働者を輸入する必要があるとか。
ま、出生率などに予期しない変動がありうるから、
まだいろいろ研究する必要があるそうだけど。
> あれ、10million/yearってよく考えたらめちゃくちゃ多いな。ほんと?
- Victims may be told when criminals freed
- 法務省では現在、犯罪者が刑期を終えて出所するときに、
犯罪の被害者にそのことを通知すべきかどうかを検討しているらしい。
プラス面は、
ふたたび同じ犯罪者に狙われわしないかと恐れている被害者が多いので、
犯罪者がいつ出所したか(あるいはまだしてないか)を知ることによって、
効果的な対策を立てられる点。
マイナス面は、犯罪者の人権の侵害になる可能性がある、という点。
やっと刑期を終えて真人間になったのに、
「あの犯罪者がでてきた」という知らせをするのは、
その人の社会復帰を阻害するのではないか、と批判されるらしい。
> う〜ん、被害者に犯罪者がいつ出所したかを知らせたら、
ほんとに人権侵害になるのかなあ。
このマイナス面はいまいち理解しかねる。
- Austria to open Nazi trial
- オーストリアで、第二次対戦中のナチス政権下で、
身体あるいは精神の障害を持った子どもを何人か安楽死させた医者が、
近く法廷で裁かれるという話。
オーストリアが最近右翼化しているという国際世論に対する
デモの意味があるらしい。
> しかし、
やっぱりナチ安楽死に対する反感って根深いんだなあ。
そう考えるとオランダって
何であんなにリベラルに安楽死政策を行なえるんだろう?
- Evaluations dumbing down U.S. colleges
- 大学の学生による教師の授業評価が、
大学での授業のレベルを下げる一因になっている、
という話。dumb down=ease「簡単にする」という意味。
要するに学生から高い評価をもらわないと給料が上がらない、
あるいは職が危うくなるという状況ができているので、
先生としてはいやでも授業を易しくして学生によい点数をやらなければ
いけないわけだ。
この傾向はとくに非常勤、期限付きの講師
(untenured and part-time instructors)において著しいとか。
非常勤講師はadjunctとも言うそうだ。
> 月並みな感想ですが、教育って大変ですなあ。
> しかし、
よく考えたら民主制っていうのも同じ構造を持っているのでは。
- U.S. launches cybercrime Web site
- 重要情報。
米国連邦政府が、サイバークライム関連の資料を豊富に掲載した
ウェブサイトを作ったらしい。URLは
www.cybercrime.gov。
> え、もう知ってるって? 失礼しました。
今日のニュース
- ブ○ティッシュカウンシルの復習をしました。
- 今回で最後です。将来について考えさせられたり、
新聞を読むことを教わったり…、いろんな意味で勉強になりました。
また、あとで参照しやすいように、これまでの学習記録を
一つのファイルにまとめました。
ちょっと大きいですが。
- 左京区市役所に行ってきました。
- 某書類申請用に、住民票記載事項証明書(350円)をもらってきました。
ついでに、国民年金の支払免除についても訊いたところ、
本国会で問題になっている年金法案が通れば、
免除の申請はしなくてすむようになるのでもうしばらく待つように、
と言われました。
- 姉夫婦から
誕生日プレゼントが届きました。
- 誕生日はとうに過ぎていますが、
誕生日プレゼントは年中受けつけています。
宛先を知りたい方はメイルしてください :-)
- 今日の新聞
- 今日もThe
Daily Yomiuriです。
- 編集後記
- National Diet Library collection goes online
- 国立国会図書館の220万点の図書(1948年以降の和書200万点、
1986年以降の洋書20万点)の情報が
オンラインで手に入るようになったそうです。
さっそく見に行ってみましょう。
ここです。
- Government can't regulate tobacco as drug,
U.S. Supreme Court rules
- 米国連邦最高裁は5対4の判決で、
政府はタバコを麻薬(addictive drug)として規制することはできない、
と判断したそうだ。
これまでの状況をあまりよく理解していないのだが、
どうもクリントン政権は、
若者の喫煙を妨げるために「27歳未満の人がタバコを購入するさいは
IDカードを見せなければならない」
といった条項を含む規制をもくろんでいたらしい。
今回の判決でタバコ会社は一息付き、株価も上昇する一方で、
タバコ=麻薬説を支持する政治家たちは次なる法案を練っているようだ。
そのうち禁酒法時代のようなマフィアがタバコを
密売する時代が来るんだろうか。
- Pakistan building democracy from grassroots up
- 3月23日はパキスタンの国民の日(National Day of Pakistan)だそうだ。
今年はイスラム教徒の自決を主張したパキスタン決議(っていうのかな?)
が作成されてからちょうど60年目にあたるらしい。
ちなみにパキスタンの独立は1947年8月14日。
> 日本のパキスタン大使の文章だが、
文中にデモクラシーの文字が目立つ。
現在の軍事政権(という理解でいいのか?)
は真の民主政治が確立するまでの暫定的なものでしかない、
とかなんとか。この国、ほんとにだいじょうぶなのかな。
> 補足。パキスタンは去年の10月12日から軍事政権になってるそうだ。
(25/Mar/2000)
今回は、(1)ライティングは宿題の見直しをし、
次に(2)リーディングとスピーキングの練習で、
新聞記事の内容から図表を作成し、それをパートナーに説明する、
ということやった。
それから(3)タスク1を時間を計ってやったあと、
最後に(4)生徒同士でスピーキングの練習をした。
(1)ライティング(タスク1)の宿題の見直し。
「世界中のビール消費量の統計を見て、日本の視点からレポートを書け」
という課題。重要(かつなかなか書けない)表現を以下に列挙する。
- Japan concumed 5.6% and were ranked fifth behind
the largest consumers, the United States at 17.5%,
China....
- Japan's consumption on a per-capita basis was
only 23rd at around 60 litres a year.
> そういえば先日の新聞で
the percentage of Japan's food self-sufficiency
on a calorie basis
というような表現を見た。
(2)リーディングとスピーキングの練習。
二グループに分かれ、
最初にそれぞれ「中国の高齢化問題」と
「日米中の高校生の生態に関する比較」
についての新聞記事にもとに棒グラフや円グラフを作成し、
次に別のグループの生徒にその図表を説明する、ということをやった。
図表の解読および説明で重要なのは、以下の三点。
- グラフの内容をよりよく理解するために、
別の形式のグラフに書き換えてみる。
(たとえば棒グラフから円グラフに変換する)
- 現状あるいは予期された状態が生じる原因(理由)を考える。
- 現状あるいは予期された状態が生み出すと思われる結果(影響)を考える。
あとの二点は当たり前の話だが、
グラフ付の新聞記事を読むときにこの心構えを持って読むことが大事だと教わった。
(3)時間を計ってタスク1をやる。
今回は「あるヨーロッパの町における通勤手段の移り変りを示す表を見て、
レポートを書け」
というもの。
表には、1950年、1970年、1990年のそれぞれの年における
バス、車、自転車、徒歩の4種類の通勤手段の使用率を示す棒グラフが
書かれている。
先生に言われるまで気付かなかったのだが、こういう場合のコツは、
公共輸送手段(バス)とそうでない手段(車、自転車、徒歩)とか、
モーター付輸送手段とそうでない手段(バスと車、自転車と徒歩)
などに二分して、それぞれに一段落を使って書くことなんだそうだ。
たしかに一理ある。四つを羅列して書くとわかりにくいもんな。
以下はなかなか書けない重要表現。
- The percentage (of the total number of travellers who used
cars to travel to and from work) then rose over the next forty
years to stand at 27% in 1970 and 35% in 1990.
(4)生徒同士でスピーキングの練習。今回は、
テスト本番と同じだけの時間を取って練習した。
ただし、
本当のテストでは一人の試験官が一人の受験者の面接を行なうが、
今回の練習では二人の試験官と一人のオブザーバが一人の受験者を面接する、
という形式だった。
面接の一般的な注意点をもう一度挙げておくと:
- 面接官の顔を見て話す。
- 質問にはなるべく補足説明を加えつつ応える。
`Yes'と`No'だけの短い答ではだめ。
- 質問の意味がわからなければ尋ねる。
- 緊張していても態度に出さない。
- うまく言いたいことが表現ができないときは、
だまってしまわずに別の表現を用いるようにする。
- 自分の専門分野などについての難しい説明をしたあとは、
面接官が理解できたかどうか訊く。
`Does that make sense?'とか。
- 面接官が質問をしおえてから話し始める。
- 場つなぎの言葉を使う。
`Well, let me see.' `Well, that's a difficult quesition.'とか。
以上で第10回目の授業はおしまい。
今回で春期講座は終わりなので、宿題はなし。
まだ返してもらっていない宿題は郵送してくれるそうだ。
全体の感想: たいへん勉強になった。
具体的にどういうことを学んだかと言うと:
- アカデミックライティングの初歩
(図表を説明する技術、文章の構成の仕方など)を学んだ
- 面接、あるいは人に質問しなければならない状況における
心構え(質問の仕方や答え方、
面接において予想される質問とそれに対する答の準備など)を学んだ
- 新聞を読むべきことを教わった :-)
他面で、
リーディングの能力やリスニングの能力についてはそれほど向上しなかった。
もっとも、
新聞を読みつづけることは確実にリーディング力の向上につながるだろう。
今後の課題は、アカデミックライティングの力をつけること。
独学でやるかまたブ○ティッシュカウンシルのお世話になるか考える必要あり。
また、英字新聞を読みつづけてリーディングその他の力をさらに付けること。
あと、スピーキングの能力を増す必要もあるので、これもなんとかする必要あり。
先生に感謝。真面目でとても優秀な先生だった。
最近、椅子に座っていることが多いので、
ときどきストレッチをするように心がけています。
ストレッチのついでにピョンピョン跳びはねてるんですが、
これがなかなか楽しくて、
ついつい度がすぎて筋肉痛になってしまいます。
(なわとびを買うべきかどうかについて苦悩している編集者F)
今日のニュース
- 阪大が来年度から全学にわたり、学生に授業の評価をさせるそうです。
- 先日、
米国の大学で実施されている授業評価が
授業内容の低レベル化の一因になっている、
という記事を紹介したばかりでしたが、
ついに阪大も…。いや、しばらく様子を見てみましょう。
京大もそのうちやるんでしょうか。
- 科研費の実績報告書
を書きました。
- ベンタム関連の成果がないので書くのが大変でした。
近いうちに今年度の成果について反省したいと思います。
- 生命倫理学勉強会で
「すべり坂論法」
の論文紹介をしました。
- わかりにくい発表をしてしまいました。
要点をうまくまとめる力が足りないので、
もっと修行しないとだめです。
今日のニュース
- benthamMLについて照会のメイルをくれた方に連絡です。
- 返事を書いて返信したら、host unknownと言われました。
もしこのページを読んでいたらもう一度メイルしてください。
追記: あ、この件は解決しました。お騒がせしました。
- ムーア(James Moor)の翻訳がとりあえず終わりました。
- 3月中の〆切はあと一つだけです。
- どうも夕方からネットワークが不調のようです。
- まず大学の外に出れなくなり、
次にpascalにもつなげなくなりました。
DNSサーバは動いているようです。
- 今日の新聞
- 今日もThe Daily Yomiuriです。
- 昨日の新聞
- 昨日もThe
Daily Yomiuriです。
- `Japanese only' baths using legal loophole
- 銭湯の入口に「日本人専用」と書いてあったら、
どれだけの人が人種差別だと感じるだろうか?
北海道の小樽にはロシア人が毎年3万人ほど貿易の関係で訪れるらしいのだが、
ロシア人の入浴態度が悪く
(風呂に酒を持って入る、お湯の中で石鹸を使うなど)
銭湯に来る日本人客たちが文句を言うので、
いくつかの銭湯の主人は「日本人専用」
の看板を作って表にかけているらしい。
「ロシア人おことわり」としないのは、
これでは人種差別があまりにあからさまだからだそうな。
日本人の銭湯利用客4000人にアンケートを取ったところ、
有効回答約850のうち、
その半数が外国人に銭湯の門戸を開くことに反対し、
全体の30%の人が、
「外国人が銭湯に来るのなら銭湯にはもう来ない」
と答えたらしい。
銭湯の経営者の多くはこの回答を盾にとり、
「うちも外国人を差別したくはないんだけど、
商売が成り立たなくなっても困るんでねえ」
という態度を取っているそうだ。
もちろん、これに対しては
「人権は商売とはトレードオフできない」
という批判があるものの、
現在法規制を検討中の小樽の当局は、
やはりこの「商売が成り立つかどうか」
も考慮に入れないといけないと考えているそうだ。
> 「男湯」「女湯」の他に、
「外人湯」というのを作ったら…
国際的にすごいことになるだろうなあ、やっぱり。
> まあ、「風呂でお酒飲まないでください」とか
「お湯の中で石鹸を使うのはやめてください」
とそのつど注意するというのがスジなんだろう。
しかし、そのスジを通せずに
「日本人専用」という看板を作ってしまう気持ちはよくわかる。
- What are your views about the government's intention
to revise the Self-Defense Forces Law?
- 3月のReaders' Forum(読者の広場)の議題は
「自衛隊法の改正についてどう考えるか」というものだったようだ。
具体的には、
以前あった日本の領海を侵犯した北朝鮮の船を攻撃できなかったという
事件に関して、今後は自衛隊が威嚇だけでなく直接攻撃できるように
すべきだと思うかどうか、ということを読者に尋ねたらしい。
「領海侵犯をした船を攻撃すると二国間の戦争に発展する可能性が高い」
と主張するだけでその根拠は示さないとか、
「侵犯intrusionと侵略invasionは違う」
と主張するだけでその違いを説明しないとか、
あまり説得力のない意見もある一方で、
「親の家に住んでバイト代を全部こづかいにしている未成年のように、
日本は米国の保護のもとで経済活動に励んできた。
いいかげん一人立ちして自分で自国の安全を守れるよう努力すべきである」
とか、「自国の安全を守れないような軍隊を維持し、
領海侵犯をおこなうような国に食糧を送るために
高い税金を払ってるのではない」
などのレトリックを駆使したもっともらしい意見もあった。
次の題目は、「大学生が教師の評価するシステムについてどう考えるか」
というもの。がんばってメイルを書いてみようかな。
- Couple, friend jailed for abuse killing of child
- 両親による幼児虐待の話。
夫婦とその友人が、
ごはんを食べるのが遅いという理由から6才の娘を
「くりかえし殴り、モップのにぎりの部分で殴り、
両足をつかんで空中に振り回し、ライターで両腕にやけどをさせた。
それから約6時間後、
3人は娘の手首と足をしばって台所の棚にしばりつけた。
娘は半日後にケガからくるショックで死んだ」んだそうだ。
> 実際にどういう状況だったのかはよくわからないが、
読んでてげっそりする話だ。3人は懲役刑に服すようだが、
期間は3人とも6年以下のようだ。
懲役刑になったことがないから
懲役6年というのがどれくらい苦しいものなのかはっきりとはわからないが、
罪と罰のバランスはこれでほんとうに釣合っているのだろうか。
- Population growth hits postwar record low
- 去年の日本の人口増加率が記録的に少なかったという記事。
1999年10月1日付の日本総人口は、1億2668万6千人
(女性6471万4千人、男性6197万2千人)で、
前年から20万人しか増えていないそうだ。
これは0.16%の増加で、戦後最低の増加率だそうな。
県別に見ると、
最も人口増加率が多かったのは沖縄で前年比で0.81%の増加率。
京都や大阪を含む23県は人口は減少し、
もっとも人口減少が大きかった秋田では0.41%の減少率だったそうだ。
また、14才以下の年少者が総人口に占める割合がはじめて15%を切り、
14.8%(1874万人)となり、
対照的に65才以上の老年人口の割合は16.7%(2118万人)を記録したそうだ。
その中間の労働年齢人口は総人口の68.5%で8675万人。
> あと、10人に1人が平成生まれになったらしい。
> また、出生率の低下が原因で、
東京の病院で小児科の閉鎖ないし縮小化が起こりつつあるらしいが、
どうもこれが社会問題になっているようだ。
- Sharp, Sony devise new MO disk
- シャープとソニーが直径約5センチで1ギガの記憶容量を持つMOを作ったらしい。
MDよりも小さい上に、
MDの7倍の容量を持つこの記憶装置が実際に使われだすのは
来年4月以降になるそうだ。
今日のニュース
-
小渕総理、学校へ行く
- え、この人まだ学校へ行ってなかったのか。って思いません、この題名?
わざとなんかな、やっぱり。
- 児玉修士、学会へ行く
- 某関○学院大学で行なわれていたイギリス哲学会(二日目)に参加してきました。
某先輩の発表のときにちゃんと質問をしました :-)
午後のシンポジウムはエドモンド・バークについてでした。
ちなみに、
バークの親戚にあたるのがイギリス系中国人のジョージ・バーク李です。
- 編集後記
「最近、こだま君の日記は英字新聞の記事しか書いてないのでつまらない」
という苦情を耳にしました。
あ、いや、それだけです。
(他人の評価に動じない編集者G)
今日のニュース
- 半日以上寝てました。
- あきまへんがな。
- 昨日、某古本屋で本を買いました。
- スーパージャンプも買いました。
- 山田卓生、『私事と自己決定』、日本評論社、1987年、100円
- 関口存男、『関口・初等ドイツ語講座 中・下』、
三修社、1978年、200円と100円
上巻が見当たらなかった。くやしい。
- 柳父章、『一語の辞典 文化』、三省堂、1995年、200円
- 鷲田小彌太、『哲学がわかる辞典』、日本実業出版社、1992年、100円
- 佐藤健二監修、『図解雑学 量子力学』、ナツメ社、1995年、100円
- プライバシー関連の文献をコピーしました。
- 論文紹介の〆切が過ぎています。もう少し待って下さい。
- Judith Jarvis Thomson, `The Right to Privacy',
Philosophy & Public Affairs,
Vol. 4, No. 4 (1975)
- Thomas Scanlon, `Thomson on Privacy',
Philosophy & Public Affairs,
Vol. 4, No. 4 (1975)
- James Rachels, `Why Privacy is Important',
Philosophy & Public Affairs,
Vol. 4, No. 4 (1975)
ちなみにこの最後の論文は、
情報倫理の資料集に紹介論文があります。
- 千葉大の資料集の原稿を発送しました。
- デジャヴュではありません。
誤字があったのでもう一度送りなおしたのです。
これで最後のはずです。
- 今日の新聞
- もThe Daily Yomiuriです。
- 昨日の新聞
- もThe
Daily Yomiuriでしたが、特筆すべき記事はありませんでした。
あえて書くなら、
P. SingerのA Darwinian Left--Politics, Evolution
and Cooperationの書評と、
Merriam-WebsterのCD-ROMが出たという記事がありました。
- Pachinko may provide blueprint for casino
- とんでもなく面白い記事。石原慎太郎都知事の選挙公約には
「御台場にカジノを作る」という項目があるそうだが、
この記事ではカジノをどうやって合法的に行なうかについての
提案がなされている。この提案が笑えるのだ。
まず、パチンコが法の抜け穴を使って事実上合法化されている次第が説明され、
またその背景には、
パチンコ関連会社が退職後の警察官の天下り先になっている
という事実があることが、具体的な名前を交えて詳細に説明される。
このことを非難するかと思いきや、そうではなく、
この記事の筆者はカジノもこの手でいけばいいのだと提案している。
具体的には、カジノで遊んだ人は、
手に入れたチップを(おそらくは店の裏手で)公債に変えてもらい、
その公債を使って東京の商店で買物できるようにすればいいのだ
と提案している。
それでも違法というなら、
いっそのこと東京で新しい貨幣を作ってしまえとまで述べている。
むちゃくちゃだ。
> そこまでいうなら、ついでにカジノ関係の会社を
警察官の天下り先にしてしまえばいいのだ。
- 今日も他には目立った記事はありません。
- 貴闘力が春場所優勝したというのと、
プーチンがロシアの大統領に選ばれたということぐらいでしょうか。
後者は今日の朝刊には書いてありませんが。
今日のニュース
- 論文紹介の件を必死にやっています。
- もうちょっと待ってください。今日中にできる予定…です。
現在、大筋を理解しやすくするために枝葉末節を切り取る努力をしています。
- BMOR読書会をしました。
- バトラーの続きです。
- 倫理学史読書会をしました。
- ベンタム〜ミルです。
- 編集後記
「群象、盲をなでる」という表現を思いつきました。
これは想像するとけっこうこわいです。
(ことわざ好きの編集者H)
今日のニュース
- 論文紹介の件をまだ必死にやっています。
- 今、議論の問題点を指摘しています。もう少しお待ちを…。
- ムーアの論文紹介が
ほぼ完成しました。
- 一つしか問題点を指摘できませんでした。
何かいい論点があればこっそり教えてください。
- 左の奥歯の歯茎がとても痛いです。
- ひょっとしてものすごい虫歯だったりするんでしょうか。
あるいは不健康な生活のせいでしょうか。
はたまた親しらずが生えつつあるのでしょうか。
いずれにしろ近いうちに歯医者に行きましょう。
- 句読点についての独白
- けっして個人攻撃ではありません。
追記。
世の中にはなぜか横書きのときに「、」の代わりに「,」を、
「。」の代わりに「.」を使う人がいる。
例: こんな,感じ.なぜ,こういう,変な点を,使うのだろうか.
慣れの問題だと思うものの、見苦しくて嫌いである。
従来の句読点に比べると、
この,と.は大きな全角空間のほんの片隅しか占めていないので、
妙に字間があきすぎているように思えるのだ。
そもそもなぜ従来の句読点を使わんのだ。許せん。
なぜ英文もどきの,や.を使うのだ。許せん。
だったら半角の,や.を使えばいいではないかっ。
いちいち全角でこういう記号を作ったやつは誰なんだ。許せん。
もちろん明治以前の日本の文章には句読点はなくこの句読点というのは西洋から輸入されたものだということは聞いているそのときに、や。の代わりに,や.を使っていればこのような問題は起こらなかっただろうしかし。や、を長年使ってきたわたしにはどうしても,や.は許せない小さすぎるのだとはいえ丶や○は大きすぎるだから、と。がちょうどいいのだやっぱり許せん許せん許せん
まあこの「,」と「.」に対する嫌悪感は「見なれない」「ぶかっこう」
と述べる以外にはおそらく正当化しようのないもので、
「,」と「.」を見なれていて少なくとも横書きではこれじゃなきゃダメ
という人を説得して足を洗わせることはできそうにもない。
結局のところそれと分かりさえすればどんな記号だっていいわけだし。
しかしやっぱり許せん。文部省なんとかしろっ。
横書きのときに,や.を使うのはそもそも文部省の指導によるものだ
というメイルをいただいたので
文部省のサイトを見に行ったところ、
このサイトのページでは句読点にまったく統一がない。
ページによって,も、も。も出てくる。
おそらく書いている人が複数いるからだろうけど、
文部省はそのぐらい指導できないのか。
ダメだ文部省はダメだ文部省は。こういうときはどこに訴えるべきなのか。
日本ペンクラブは
あんまり関係なさそうだし。
今日のニュース
- 半日ちかく寝てました。
- おかげで早朝に起きることができました。
- コンピュータをもらいました。
- ありがとうございます。
またFree-BSD(98)との格闘が再開されそうです。
- 昨日の新聞
- The
Daily Yomiuriです。
- 一昨日の新聞
- The
Daily Yomiuriです。
- Pension reform bills passed
- 年金改革法案が両議会を通過したようだ。
「20才以上の学生は最長10年間、
年金の掛金の支払が猶予される。
現行の法では、20才以上の学生はまったく収入がなくても
年金の掛金を払う必要がある」
だそうだ。
というわけで、
毎年役所に猶予願いを出す必要がなくなったらしい。
- Putin wins presidency race
- もう古いニュースになってしまったが、
プーチンがロシア大統領に選出されたという記事。
思ったより票が伸びなかったという話や、
米国はプーチンの今後の出方をうかがっているという話など。
> アルブライト(オルブライトと読むらしい)国防長官は、
「ロシア市民はもっとorderを欲しているらしいが、
orderが小文字のoで始まるのか、大文字のOで始まるのかが問題だ」
と言っているらしい。これはよくあるセリフで、
orderならただの「秩序」、Orderなら「恐怖政治」というわけだ。
- Alleged groper jumps off moving train
- 前の日曜の夜10時過ぎ、
阪急河原町線の南方駅から十三駅のあいだで、
痴漢した男が逃げるために
動いている列車の窓から飛び降りて大怪我をしたらしい。
> 同じ立場だったらなんとも情けない気分だろうなあ。
死にたいと思うに違いない。
> 痴漢表現重要語句
- groper 痴漢
- molest a woman 女性に痴漢する
- touch a woman's chest 女性の胸に触る
- shake him off 男(の手)を退ける
- use one's mobile phone to call a friend for help
携帯を使って友達に助けを求める
- jump from the moving train 動いている列車から飛び降りる
今日のニュース
- 昨日買った本。
- 某氏に教えてもらったクリティカルシンキングの本。
なかなかタメになります。
- 道田泰司・宮本博章、
『クリティカル進化(シンカー)論--『OL進化論』で学ぶ思考の技術』、
北大路書房、1999年
- FreeBSDを学ぶ人のために: 再起編
- またやりはじめました。今度こそ安定したサーバを構築します。たぶん。
- BMOR読書会をしました。
- 今日もバトラーです。
- 歯医者に行ってきました。
- どうやら歯のみがき方が悪いせいで、
歯ぐきに傷がつき、それが口内炎になったのだろうとのことでした。
もう少しみがき方を研究する必要があります。
- 今日の新聞
- 今日もThe
Daily Yomiuriです。読むべき新聞がたまってます。
- 今日のおわび
- 「ほどほど嫌気がさす」は「ほとほと嫌気がさす」の誤りでした。
ちなみに「ポルポト嫌気がさす」というのもしばしば見られる誤りです。
- Mt. Usu quakes intensify; imminent eruption seen
- 北海道にある有珠山が噴火しそうだ、という記事。
今日のお昼ごろに噴火したようだ。
すでに1万人以上が避難しているらしい。
噴火の影響で商売上がったりだ、というような記事もある。
- Overseas learners of Japanese top 2 million mark
- 外国で日本語を学ぶ人が1998年に200万人を超えたそうだ。
国別で見ると、一番多いのは韓国で95万人、
次はオーストラリアで31万人、次は中国で25万人、
台湾16万人、米国11万人と続くようだ。
> しかしそれでもたった200万人か。国際語になるのはまだまだ先だな。
- Africans fight against female circumcision
- 人権思想の広がりのおかげか、
女子割礼(female genital cutting)の反対運動が、
アフリカ人の中でも広がっているらしい。
セネガルは特に反対運動がさかんだとのこと。
KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Wed Apr 6 15:13:30 JST 2016