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KODAMA'S (NEW) WORLD

要するに正義は逆転するんです。A国にとっての正義がB国にも正義だとは限ら ない。では、逆転しない正義は何かといえば、飢えている人を助けることなん じゃないか。政治だって、飢え死にする人がいるなら、どこかまちがっている んですよ。悪党をやっつけるためにぶちこんだミサイルで罪のない人も死んで しまうなら、それは正義ではない。武器を持たないアンパンマンは飢えた子ど もに自分の顔を食べさせます。それが、ぼくの考える正義なんですね。

---やなせたかし、「人生の贈りもの 漫画家やなせたかし(2)」 2011年2月11日付朝日新聞夕刊。


昨日 / 明日 / 2013年1月 / 最新 / はてな

この日の出来事


30/Jan/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

和辻など

今日は一日研究室で雑用と勉強。主に和辻の勉強してた。

定時起床。娘とFaceTimeしながら朝食、朝刊。シャワー。

朝、バスで大学へ。午前中は某氏に連絡をとったり、新聞を読んだり、部屋を 片付けたりその他の雑用をしたり。

お昼すぎ、中央食堂で昼食。散歩がてら仮設ルネに本を見に行くが、何も買わ ず。ようやく工事が終わりつつあるようだ。京大博物館のデジタル・ウフィツィ 美術館もそのうち見に行こう。

昼下がり、某翻訳作業。その後、和辻の勉強など。いろいろ雑用もする。そう いえば引越しの日時が決まった。

夜、百万遍の某カレー屋で夕食。それから研究室に戻り、真夜中まで和辻。最 終のバスで帰宅。週アス。もう寝よう。


30/Jan/2012 (Monday/lundi/Montag)

駒場、オンライン研究会

定時起床。髭剃り、朝食。

娘を保育園に送ったあと、茗荷谷の某喫茶店で文春を読みながら一服し、駒場 へ。某サンデル講義の最終回に出席し、某先生の講義を拝聴する。勉強になっ た。

お昼すぎに本郷に戻ってきて、酸辣麺。それから研究室でしばらく雑用。

夕方、某先生と少し相談。そのあと、しばらく雑用。

夜、某オンライン研究会。MCSの治療中止の話とか米国医療保険の話とか。勉 強になった。

夜中に帰宅して夕食。それから娘を風呂に入れ、食器を洗う。某氏と電話で相談。

さて、もう寝よう。体調はだいぶ戻ってきた。娘もわたしも、今回は病院の世 話にならずに済みそうだ。

メモ: 親の心子知らず、教師の心学生知らず。 教育というものは常には自分の思うようにはいかないものだ。 しかし、プロ野球もいつも優勝できるわけではないし、 3割ぐらいでもうまくいけば上々としておかないと。 そもそも自分は監督ではなく、コーチだしな。 とにかく、コミュニケーション不足にならないように気をつけよう。

そういえば、ナパーム・デスの次のアルバムのタイトルが`Utilitarian'だそ うだ。その前のアルバムは`Scum'だそうだ。ちょっと買ってみるかな。


30/Jan/2011 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

朝、遅めに起きる。シリアル、朝刊。午前中はいろいろ仕事のメールを打ったり、 某妻の某原稿を読んだり。

お昼すぎに家を出て、白山の某ハンバーガー屋で昼食。 某学生のスライドにコメントする作業など。

昼下がり、白山の某喫茶店に移動して、少しだけ某論文を読む。 それから本駒込にある某寺院にて、某編集会議に参加。夕方まで。

夕方、帰宅してしばらくソファでコンピュータをいじったあと (またubuntuにはまっている)、死んだように寝る。それから夕食。

夜中、某論文を読むつもりが、いろいろ逃避活動をしているとあっという間に 真夜中に。Wiiで汗をかいてから風呂。もう寝る時間だな…。

二月はいろいろ〆切があり、二月末に大きな〆切が三つほどあるので、 計画的に日々を過ごすこと。

Willcom Hybrid W-ZERO3を買ってから一年か。 まあ、スマートフォンと呼ぶにはいろいろ問題のある機体だが、 これまでで一番楽しませてもらった機種であることは確かだ。 それまでの機種はネットにもそれほどつながなかったので(従量制だったのが一因)、 ほとんどスマートフォンの役目を果たしてなかったからな。 初期設定はどうしようもないが、いろいろ手を入れればある程度は 快適に使えるようになり、その後PHSはどれだけ使っても無料になり、 さらに誰でも定額が始まったので、神機とは言わないまでも、 まあスマートフォンと呼べるようになったと思う。

去年の今ごろに戻ってもう一度選択することができればどうするかな。 iPhoneもアンドロイド機も良いが、維持費が高いからな。 電話はPHSのハニービーか何かを買い、モバイルルータを買ってiPod touchを 買っていたかもしれない。


30/Jan/2010 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

早起き。シャワー、シリアル、ゴミ出し。

終日雑用。

夕方、いったん帰宅して、Willcom Hybrid W-ZERO3の設定。 W-SIMの切り替えが明日のため、接続できず。

夜、某所で飲み会。歓談。

真夜中に帰宅。Wiiを少し。もう寝るべし。今日は0.6LTLDぐらい。


30/Jan/2009 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

今朝も早起き。シャワー、朝食。雨。

早目に出勤。朝、某査読一件。そのあと、某卒論生の草稿を読む作業など。

お昼から日が暮れるまで会議。 いろいろ(社会)勉強になった。

夜、さらに某雑用。年度末は大変。 そのあと、研究室でいろいろ用事を片付けてから帰宅。

帰宅して夕食。その後、二日分の新聞を読む作業。そうこうしているうちに 真夜中に。

荷物をまとめるべきだが、とりあえず寝よう。

メモ。Doris Dayの`Perhaps, perhaps, perhaps'の替え歌で、 `Gabex, Gabex, Gabex'というのはどうだろうか。ははははは…。 忙しいとロクなことを書けません。


30/Jan/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨晩は何度も目が覚めた。深酒のせいか、非常勤の準備ができていないからか。

なんとか起きてゴミ出し、シャワー、朝食。非常勤の準備をしなければ。

朝、非常勤の準備。急いで大学に行き、某勉強会。 某修論生たち(3人)の発表を聞く。

お昼ごろ、非常勤の準備の続き。お昼すぎ、某会議。 途中、(副書記であるにもかかわらず)寝てしまう。いかん。

昼下がりまで非常勤の準備をして、飯田橋へ移動。 生活環境の保全(環境保健)。今日で15回の講義は終わり。あとは試験だけ。 アンケートを取ったら、 「生徒を下に見ず、丁寧に授業をしているなと感じました」という回答があり、 下に見る先生がいるというのを残念に思うと同時に、 ややもすると学生を丁重に扱いすぎる自分の態度を反省する。 また、「(先日)有楽町駅で先生に会ったときに、 「(電車に)乗った方がいいよ」と言ってくれたおかげで、 寮の門限に間に合いました。ありがとうございました」とかいう回答もあり、 少し笑う。二年間楽しく講義させてもらったが、 多忙のため、来年度は院生にでも引き継いでもらう予定。

夕方、研究室に戻ってくる。 修論生は今日の夕方に発表用スライドを無事に提出したようだ。 疲れていたため、早々に帰宅。

さて、今夜もいろいろ仕事をしなければ…。

真夜中

夜、夕食後に朝刊を読む。それから某妻の草稿にコメント。 どうも過労で胃の調子が悪いらしく、 コメントしていると某妻に息が臭いと煙たがられる。

そのあと、某試験問題作成。つかれる。 あとは夕刊を読んで、明日の某査読の準備をしなければ…。

真夜中2

夕刊を読む。査読の準備は明日の午前中にすることにしよう。


30/Jan/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

なんとか起きる。

なんか、〆切その他の用事がたくさんあるせいか、 その日暮らしに近い生活になっている。 とりあえず、一ヶ月先の予定まで立てられる人間になろう。 そういえば、今年の抱負もまだファイナライズしていない。

午前中は某英語文献講読。徳倫理の続き。

お昼は某ランチョン・セミナー。某氏のローマ旅行の写真を見せてもらう。

お昼すぎ、医学部図書館に行き、某校正作業。 なんとか昼下がりまでに終わる。

昼下がりから某ミーティング。 数日後に試問を控えた某修論生の準備がまだほとんどできていないことが発覚し、 真っ青になる。自分に責任のある学生だったので、 夕方からの某授業は欠席させてもらい、 一緒にパワーポイントファイルを作成する。

夜、某宅急便で某校正原稿を発送。 どうも、あの綿密な校正作業をした人は、編集者ではなく、校正の人のようだ。 いずれにしても恐るべし。もっと気を引きしめてやることにしよう。

いろいろ打ち合わせをしていると今日もプールに行けず。いかん。 しかし、最近はとくに平日はローラーコースターに乗っているようだ。 忙しいときでも冷静な判断力を失わないように、 深呼吸して気を落ちつけること。

真夜中

夜に帰宅して、夕食。夕食後、某妻といろいろ話しながら、 たまっていた新聞を読む。今日の朝日の夕刊には、 トマス・ポッゲの「現実的な世界の正義」の翻訳が紹介されていた。 翻訳が出ると日本の論壇で注目されるんだなあ、とか感心。 某妻は自分が翻訳したミラー・ファーブル論文が 紹介されていないと泣きわめいていた(ウソ)。

某修論生から真夜中にパワーポイントファイルが送られてきたので、 急いでそれに手を入れる。とりあえずもう寝よう。

なんだかんだと忙しいが、毎日楽しい気もする。 そういえば、去年から朝9時に起きる生活を始めたが、 千石に引越してからは朝8時、 今月の初めごろからは朝7時半起床になった。 ようやく普通の社会人並になったと思われる。 普通の人が聞くとあきれた話だが、 大学に入ってから約10年間はまともな生活を送っていなかったことを考えると、 ずいぶんと改善されたと言える。


30/Jan/2006 (Monday/lundi/Montag)

早起き。

声色というのは、ずいぶん文化的なものだろうと想像する。 日本人は男性も女性ももっと低い声で話すことも可能だろう。 みんな裏声でしゃべる文化ってあるのかな。

昼下がり

午前中は所用

昼下がり、不動産屋で家賃を払ってから大学へ。 今日は雑用で一日がつぶれる予定。 そういう日は観念して雑用に励もう。

そういえば、セオドア・ルーズベルトはあのようながっしりした体型にも かかわらず、ヘリウムを吸ったかのような高い声でしゃべっていたそうだ。

真夜中

夕方、同僚の某氏と一緒に購買部や書籍部に行き、 予算の残りを消化する。 デスクトップ用に小さなマウスを一つ買ってもらう。さんくす。

郵便局に寄ったあと、 同僚や院生らとジムで1時間ほどバドミントン。シューズを忘れたため、 裸足でやることに。足が痛いのであまり動かず、 しかもバランスを崩さない打ち方を練習する良い機会になった。 寒かったが。

そのあと、30分ほどプール。泳ぎ終わったらくたくた。 購買部でちょっと買物をして、研究室で同僚の某氏らと某海鮮丼。 しばらく新聞の切り抜きをしてから帰宅。 今日はぜんぜん勉強せんかった。

あれ、今月は赤字だ…。しくしく。

2002年の以下の記述がおかしい。

2006年以降は日本の人口が減るとのこと。 1億2774万ぐらいで止まるらしい (毎日新聞、産経新聞参照)。 人口減のせいで、 ただでさえ少ない友達も減ってしまうのではないかと心配。

幸い、友達の数はあまり減らずに済んでいる。 ついでに、一語の辞典: えこひいきも秀逸だ。 誰も誉めてくれないので自画自賛。

今日のニュース


30/Jan/2005 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

今日もなんとか午前中に起きる。

イラクではもうすぐ暫定国民議会(憲法制定議会)のための総選挙が行なわれるが、 米国大使館にロケット弾が打ちこまれた。 反政府武装勢力は、選挙に行った人はみな打ち首にすると脅しているそうだ。 選挙はうまく行くんだろうか。

昼下がりに大学へ。しばらく某卒論の手伝いをしたあと、 喫茶店で新聞。戻ってきてからしばらく机の片付けなど。 心を落ち着けて勉強しよう。まず某校正だな。

夜2

某校正。なんかやたら眠い。

夜3

前世紀にやった某翻訳の校正。 たしかに大筋は正確だが、 言葉遣いなど気になるところがあって時間がかかりそうだ。 もう一つ前世紀にやった翻訳があるが、あれはどうなっているのだろうか。

今日は冷えるな。腹も減ったし、どうしようか。

真夜中

帰宅して湯豆腐など。『ダイハード2』、化学物質過敏症についてのテレビを見る。 アンテナの調子で画質の悪いテレビを長く見ていたら気分が悪くなった。 テレビのアンテナの件は引越してきて以来そのままにしてあるが、 ちょっと管理人さんに連絡してみるか。


30/Jan/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

なんとか論文を一本読む。たいへん。

寝るべし。

早起きして大学へ。

お昼前

某所に出席。

お昼すぎ

なんとか無事に勤めを果たす。

某所からメール。 たしかに昨日の産経抄には多いに問題があるが、 忙しいのでコメントするのを忘れていた。

国会は相も変わらぬ不毛の論議をやっている。その一つが、野党側の「イラク 戦争に大義はあったのか」という愚論である。大量破壊兵器が見つからない問 題のむし返しだが、一体、戦争や革命に大義や正義というレッテルを張る必要 があるのだろうか。(1月29日付産経抄)

このあと「中国の春秋時代の戦争に大義のあるものはなかった」とか 「宗教戦争はすべてイデオロギー的理由で行なわれ、正義はなかった」 などと述べられているが、春秋時代と現代の世界の戦争を比較するのが そもそもおかしい。春秋時代の君主は人民に説明責任などないが、 現代日本の首相は国民に対する説明責任があり、 国民の金と人命を使って好き勝手に戦争をすることはできない。 もちろん侵略戦争でなかったことを示すためには、 相手国の市民を殺してまで介入する必要があるのか(あったのか)どうか についても議論される必要がある。

「不毛で無用なレッテル貼りは後世のひまな史家にまかせ」云々とあるのは 噴飯ものだ。今問題になっているのは、イラク戦争の歴史的な位置付けではない。 英米でも問題になっているのは、 戦争を行なうための正当化理由(大義)として用いられた「事実」が、 本当だったのかどうかという話で、 もし意図的に事実を歪曲しウソをついていたのなら、 政府は責任を取る必要がある、ということのはずだ。 これは、学歴詐称で国会議員に当選したことがバレたら、 責任を取るべきだ、というのと同じ理屈だ。 「戦争に大義はない」とか「勝てば官軍」とか 「当選してしまえば4年間は国会議員」 の論理で話をうやむやにするのはおかしい。

…なんてことを書いているヒマはないのだった。

そういえば、YahooBBを解約するときはネットではできず、 向こうから解約手続の書類を送ってもらったりしてやたらと時間がかかるので、 気をつける必要がある。 オレの場合は、結局二月分を丸々払わなければならなくなった。 陰謀だ。

夕方

お昼すぎから夕方まで、 某集会のタイムキーパーおよびマイク持ちをやる。

Katie Meluaのアルバムがついに英国ポップチャートの一位に上りつめたとのこと (This is London)。 うれしい。

夜2

大学に残って翻訳。椅子に座ってちょっと寝た。

真夜中

帰宅。途中で中華を食べる。

一つ一つの行為が習慣を形成することを知っていれば、 悪しき習慣を身につけない努力をすることができる。


30/Jan/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼すぎ

昨晩はちょっと飲み会。ごちそうさまでした。

お昼前に起きる。部屋が寒い。

今日は勉強会に参加したあと、 下宿に戻って引越しの準備を絶対に始めること。

不動産屋に電話したところ、電気と水道はすぐに使えるそうだ。

夕方

お昼すぎに某所でパスタを食べたあと、 大学にて某メタ倫理研究会。レイルトン。 六人寄れば文珠の知恵という感じで、 何とか理解を深める。

文閲に本を返しに行く。長い間ありがとう。

読書会を終えて、本を抱えて帰宅。今夜こそは引越しの準備を開始せねば。

ふと、「鼻もしたたるいい女」というフレーズを考えてみた。 しかし、グーグルで調べるとすでにすくなくとも一件ある。 オリジナリティを持つことはかくも難しいものか。

お湯をわかして紅茶を入れる。水道が凍っていたのかどうか知らないが、 蛇口からしばらく茶色の水が出てくる。紅茶?

夜2

とりあえず、ダンボール5箱分、本を片付けてみたが、 一向に減る気配がない。大丈夫なんだろうか。

昨日某氏に餞別としてもらった本。感謝。

真夜中

10箱ほど積めたところで、晩ごはんを食べに某パスタ屋へ。 死ぬほどピザを食べ、気分が悪くなる。無理をしてはいけない。


30/Jan/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

ちょっとコタツで寝てた。さて、勉強勉強。

真夜中2 (午前)

ウィリアムズの「内在的理由」を勉強中。 非常にちまちましていていかにも分析哲学っぽい。 ちまちました話についていけるとおもしろいが、 ついていけないと本ごと破り捨てたくなる。

今のところ、だいたいついていってる(つもり)。 細かい洞察がなかなかおもしろい。

早朝

まだ起きてる。さ、寒い。

風呂に入ったあと、勉強を続けていた。

洗濯物がたまっていたので(というか、靴下がなくなったので)洗濯を始める。 朝食も食べてしまう。

英国では、昨年70万台もの携帯が盗まれたのを受け、 初犯でも最大懲役5年という厳罰を処すことで対応するそうだ (BBC NEWS)。

「離婚は悪だから」という理由で、 ローマ教皇が、 カトリック教徒の弁護士は離婚訴訟に関わってはならない という声明を出したそうな。

え、田中外務大臣、ついに更迭? あらま。 イタリアのベルルスコーニ首相と同様、 当面は小泉首相が外務大臣を兼任するようだ。 今後どうなるのかな。

あ、 そろそろ吉田神社の節分祭か。 今年は行ってみたいな。

う〜ん、ウィリアムズ、最後の方が細かくて難しい。 もう一度あたまからよく読まないと。

う。起きたら5時だった。なんてことだ。郵便局に行きそこねた。

某クレジット会社から請求書。今回はちょっと額が大きい。

と思っていたら、某朝日から原稿料の通知書も。すこし助かる。

某国民年金もあるし、憂鬱。倹約しよう。

とりあえず、うどんを作って食べる。

ブッシュ大統領の演説。 おそろしくタカ派な意見を述べていると思うのだが、 これが喝采されて受けいれられている風潮がこわい。 (CNN.com.asiaも参照)

2006年以降は日本の人口が減るとのこと。 1億2774万ぐらいで止まるらしい (毎日新聞産経新聞参照)。 人口減のせいで、 ただでさえ少ない友達も減ってしまうのではないかと心配。

クローズアップ現代。「特許は誰のものか」。 社内研究者が発明した特許の権利を会社が所有するのは正しいかという問題。 青色発光ダイオードの実用化の話とか。

以下は、このような問題が生じてきた原因。 要するに、終身雇用制度が崩れ、個人主義が全面に出てきた結果ということだ。

しかし、会社内ではチームプレイで研究が行なわれる場合が多いため、 「誰が発明したのか」があいまいになり問題は複雑らしい。 半年かかって誰に報奨金を与えるかを決めたり。

The Whoが2月5日にロイヤルアルバートホールでコンサートするそうだ。

読売新聞の「PC普及で漢字忘れた人が52%…本社世論調査」。 人々から意見を聞いただけなので、 実際に忘れているのかどうかわからない。 読める漢字の量は増えたかもしれないし。 この手の実証研究はどのくらい進んでるんだろう?

新しいコンピュータウイルスについての情報(産経新聞)。 Yahoo!へのリンクを装ったファイルを開くと感染するそうだ。

なんか新聞記事ばかり紹介しているが、 英国では早産で死産した赤子が、 誤って洗濯物のカゴに入れられて運びさられ、 そのまま気付かずに汚れたシーツとともに熱湯で洗濯されてしまったらしい (BBC NEWS)。 NHS、おそるべし。

夜2

ネット上の新聞を一通り読んだらコタツで居眠りしてしまう。 寝て(食って)ばかりではないか。

真夜中

今夜も鮭、納豆、その他。

某君に朝日新聞朝刊に某名誉教授のコメント(生殖技術について) が出ていることを教えてもらう。

今日の勉強時間…4hr


30/Jan/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

法哲学の授業

ミルの功利主義、自由主義、民主主義の関係について。 アイザイア・バーリンの1959年のミル論文について発表。 この論文は、主に『自由論』を扱った、 ミル研究史においては非常に重要な論文で、 たいへん勉強になったが、 なにしろ一夜づけだったので不満足な発表になってしまった。 要反省。

Fists of Fury

時間があるわけではないが、 しばらく脳の機能がまともに動きそうになかったので、 VCDでブルース・リーの『怒りの鉄拳』(だったかな?)を観た。 こちらではThe Big Bossというタイトルでも知られているようだ。

麻薬の密売をしている悪人の社長とその子分らに親類や友人を皆殺しにされ、 怒り爆発したブルース・リーが、悪人を皆殺しにする、 という典型的な勧善懲悪・復讐劇。 ジャッキーチェンの昔の映画と違い、 最初から最後までブルース・リーは最強で負け知らず、 というところがポイントだ。 いつ訓練をしているのかわからないが、とにかく勝つ。

物語は単純だが、 観客も悪人たちの極悪非道さに蒼白し立腹せずにはいられないため、 正義を体現したブルース・リーの勝利にカタルシスを覚えることになる。 しかし、なぜブルース・リーが買春宿から出てきたときに ヒロインが彼をひっぱたかなかったのかとか、 なぜヒロインは一日悪人の館に閉じ込められて貞操を守ることができたのかなど、 素朴な疑問が残った。文化の違いか。 単純なカンフー復讐劇だが、とにかく名作であることはまちがいない。B-。

「ちょっと君。君なあ、昨日までボクシング廃止論を書いていて、 今日はブルース・リーの暴力シーンを観て喜んでるとは何事や」

「いや、これはフィクションであって、 現実だったらブルース・リーも逮捕されるわけで」

「フィクションだとしても、暴力を奨励してるんじゃないのかね」

「う〜ん、それは難しいところですね。不正に目をつぶるな、 正義のために立ち上がれ、というメッセージを送っているとも言えますし。 一部のハリウッド映画や、 近頃裁判沙汰になって問題になっているデスメタルとも同じものといえるかどうか。 それに、 これらの映画や音楽が本当に暴力を促進しているかどうかもわかりませんし、 見るがわも作るがわも直接的な危害をだれに与えているわけでもないので、 表現の自由の見地からしてちょっと規制するのは難しいのではないかと」

「おうおう、口が達者やな。 自分の利益が関わるとすぐにそうやって理論武装して 殻に閉じこもろうとするんだから」

「なんですかその言い方は。ほんとに口汚ないんだから」

「それに君なあ、倫理学やってるんやったら、そんな映画観てないで、 インドで地震で死んだ2万人近くの人々のことを悼むべきとちゃうんか」

「いや、おっしゃるとおりです。すいません」

「もう募金したか? あれが日本で起きてたらどんな気持ちなる? もっと共感能力を養わんとあかんで」

「すいません。修業します」

英国の地方分権化

数年前(去年だっけ?)、ロンドンのウェストミンスター議会とは別に、 スコットランド議会ができ、スコットランドの自治が大きく進んだわけだが、 スコットランドでは近々かなり大規模な福祉政策を打ち出すらしい。 (The Guardian, `Scotland creates a new north-south divide', 27/Jan/2001)

イングランドでは、学生は授業料が高いと嘆き、 教師は給料が安すぎると嘆き、老人は医療費が高すぎると嘆いている一方で、 スコットランドでは早ければ来年から、 学生は授業料なし、教師は給料21%アップ、老人は医療費無料、 ということになるらしい。

これは、日本で考えてみると、大阪か京都に新たに関西国会ができ、 学費タダ、教師給料大幅アップ、老人は医療費無料、という政策が打ち出される、 というような状況だ。

こうなると当然、関東国会の支配下にある市民は怒るわけで、 関東自民党は何しとんじゃ、ということになる。 関東圏の端にある愛知県の人などは、 もうこんなところには住んでいられないと言って、 関西圏に移動しようとする人が多数でることになろう。 (あれ、上の一部の政策は今でも地方自治体レベルで行なえるのかな?)

同様に、ブレア率いる労働党がこうした批判をこうむることは避けられない。 ほっておくと、イングランドの北に住む市民が大移動する可能性もある。

しかし、フリードマンなら、「どっからその金が出てるんだ?」と尋ねるだろう。 タダの昼メシなんてものはないわけで、福祉が篤くなればなるほど、 税金は高くなる。 市民がそれでも満足ならかまわないだろうが、 「なんでウチの息子は高校を出てすぐに働いているのに、 おれも妻も息子もどっかのドラ息子の大学の授業料を払わないといけないんだ?」 と文句を言う連中が出てこないとも限らない。 (ま、そういう主張をする人でも、イングランドのように、 教師の労働状況が悪すぎて人員が不足し、 そのせいで授業数が減ってしまうという事態よりは望ましいと考えるだろうが)

今後、労働党がこの手の地方分権化による「隣の芝は青い」 式の批判をどうかわすか、興味深いところである。


30/Jan/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

今日のニュース


一語の辞典: えこひいき

環境保護団体が人間の利益を不当に軽視し、 環境を保護しようとすること。


01/30/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夜明け前

夜明け前に大学に来るやつ。 道が凍ってて恐い。


動機を特定することの難しさについて

最近の流行はインフルエンザらしい。

研究室に来る人がゴホゴホやっていると、 本性的に親切なおれは 「下宿でゆっくり寝た方がいいですよ」 と、純粋に博愛的な動機から忠告するのだが、 忠告される人、およびそれをはたで聞いているみなは、 おれの忠告を、 「風邪がうつるから研究室に来るな」 という風に、利己的な動機から生じる発言と解釈するようだ。

いやはや。いやはや。嘆かわしい。 せちがらい世の中になったものよ。

いや、そういう結論を出したいんじゃなかった。 この話の教訓は、動機の特定は難しい、ということです。 というわけで、邪推はやめましょうね。


早朝

夜が明けて外を見やると、北の山々が真っ白になっている。 吉田山もかなり雪が積っている。ちょっと美を感じた。


お昼

ソファで3時間半ほど寝た。

あ。寝てる間に北の山の雪が大部分溶けて、普通の色に戻っている。


お昼過ぎ、某古本屋で買物。

久しぶりに自転車の後輪がパンクしたので、 最寄りの自転車屋さんで修理をしてもらった。


義務化になる?

修理をしてもらってる間に、自転車屋さんの店内をうろついていたのだが、 ある柱に貼ってあるポスターに目がいった。

もっとも、ポスターと言っても、紙じゃなくて、 交通標識のような金属のやつだ。 そしてそれにはこう書かれてあった。

自転車の防犯登録が義務化になりました

一応このポスターは警察庁のお墨付きのきちんとしたポスターなのだが、 なんかおかしい。だが、いったいどこがまずいのか。

自転車の修理をしてもらってる間じゅう、 ひまなのでどこがおかしいのか考えていた。

首をひねりながら考えていると、 「義務化になる」 というのが変であることに気づいた。 日本語として正しい表現(というものがあるとすればだが)は、 「義務になる」であるはずだ。

「義務化になる」だと一見誤りに気付かないが、 たとえばこれが「アニメ化になる」とか「文明化になる」とかだと 明らかにおかしいと感じるだろう。え、感じない? いやはや。

英語で考えると、 「日本が文明化した」は`Japan became (got) civilized.' とかになると思う。これは問題ない。 しかし、 「日本が文明化になった」という表現は、 英語では`Japan became civilization.'という風な表現になるだろう。 「日本が文明化になった」という表現は、 この英語の表現のおかしさのと同じようなおかしさを感じさせるのだ。

などなどと、いろいろ考えた末、自転車屋の店内で達した結論はこうである。 すなわち、 「義務化」や「文明化」や「アニメ化」などの「名詞+『化』」という表現は、 「その名詞の状態になること」を意味する。 したがって、それにさらに「なる」という動詞を加えるのはおかしいのだ。

だからたとえば、 「文明化になる」という表現は、 「文明の状態になることになる」と述べていることになり、 奇妙な印象を与えることになるのだ。

上のような結論に達してまもなく、 自転車の修理が終わった。 お金を払って店を出る。

その後、自転車を走らせながらしばらく考えていたことは、 「ひょっとすると、あの店のおじさんは、 修理の間じゅう、客がひまつぶしができるように、 わざとあのようなポスターを貼っていたのだろうか」 ということであった。いやはや。


それから下宿に戻って、 『かもめのジョナサン』読了。 いやはや。

夕方、下宿でビジネス英会話(三日分)を聴いたり、 風呂に入ったり、ラーメンとごはん一合食べて気分悪くしたり。いやはや。

暗くなるころにまた大学に。 途中古本屋に寄る。

某古本屋(チェーン店)は全店、当面の間、店頭買取は中止するんだそうだ。 きっと在庫余ってるんだろうなあ。


01/30/98(Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

研究室にアコースティックギターも入ったので、某師匠と某君とで 「地獄の軍団」を結成(one night stand)。


苦情らしきものが来たのであえなく解散。


夜明け前

URLとメイル・アドレスが変った。 しばらく「メイルを出す」が機能しないので注意(1月31日現在無事稼働中)。

眠い。


お昼過ぎ

夜明けに寝て、お昼まで爆睡。

某師匠の偉大な黒魔術でウェブ・サーバとメイル・サーバが立ち上がったので、 新しいURLとメイル・アドレス

URL: http://www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/~kodama/

mail: kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp

socioの管理者には今まで大変お世話になりました。感謝。


夕方

チェインメイルに関するアンケートに答えてくださった方、 どうもありがとうございます。大変参考になっています。 けど、レポートができるまで返事はちょっと待ってくださいね。


院試対策勉強会、ベンタム読書会終り。


01/30/97(木)

・朝・

まずザンゲ。きのう夜十時ごろ家に帰る途中に、自転車同士でぶつかってしまっ た女の子、このページを見てるはずないと思うけど、ごめんなさい。メガネか けてなかったうえ、レポートのシュミレーションに熱中・興奮していたので、 前から来るあなたに全然気付かなかったのです。しかし出来ればこれからはラ ンプを付けて走ってくださいね。世の中にはぼくのような危なっかしい自転車 乗りもいますから。

院試の受験票が来た。114番。入っていいよ、ということだ ろうか。あ、いかんいかん、縁起をかついでどうする。まず勉強しなさい。


・昼・

奥田君(受験番号111番)と勉強会。その後中央生協で昼ごはん。これからレポー トを書き出す。明日の〆切に間に合うであろうか。


・昼下がり・

バイトなのでもう行く。レポート進まず。明日も来る(はず)。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Tue Feb 26 00:00:43 JST 2013