(きかいろんてきせかいかん the mechanistic view of the world)
ある原因が結果を生み、その結果がまた原因となってさらなる結果を生み、 という風に、世界は原因と結果の連鎖によって動いている、 と考える物の見方のこと。 要するに世界は時計のようなものだという考え方。
この立場だと、 原因となるのは作用因だけであり、 目的因は排除される。 また、「世の中で起こることは全部最初から決まってんのや」 という決定論を含意する。 この世界観としばしば対置されるのが、 生物学的世界観である。 (05/12/99)