公募・一般・指定演題登録
● はじめに
COVID-19蔓延が2021年2月に完全に終結しているとは思えない状況が続いております。今回の学会について、現地開催やWeb開催など、開催形式について最終決定がされておりませんが、基本的には現地開催を目指して準備を進めております。
また、現地開催の場合、COVID-19蔓延のなかでの学会開催となりますので、できるだけコンパクトとし、その中で十分な討論のできる学会を目指します。このため、特別講演と企業共催のスポンサードシンポジウムを極力少なくし、限定的なシンポジウムのみを企画し、多くを一般演題とさせていただきます。また、一般演題として応募いただいた中から、あるテーマについて集中的な討論が必要と判断された場合には、シンポジウムを組む可能性もありますので、積極的な応募をお願いいたします。
過去の本学会は腎移植臨床検討会の時代からポスター発表はなく、全て口演で、十分な議論・検討がなされてきた歴史があります。本学会のテーマ「継往開来」に則り、今回は基本的に「口演」とさせていただきます。
● シンポジウム・ワークショップ・一般演題募集期間
シンポジウム・ワークショップ・一般演題
演題登録締め切りました。 重要
● 利益相反について
筆頭演者・共著者分も含めて過去3年間における発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に関わる利益相反状態の申告が必要となります。下記を必ずご確認の上、演題登録をお願いします。
一般社団法人日本臨床腎移植学会「医学研究の利益相反(COI)に関する指針」について
発表時の開示スライドサンプル
→ 様式A:申告すべき利益相反状態がない場合
→ 様式B:申告すべき利益相反状態がある場合
● 倫理性の担保について
ヒトを対象とした医学系研究発表は世界医師会総会(World Medical Assembly)において承認されたヘルシンキ宣言(1964年承認、2000年10月修正)の精神に則って行われた研究でなければなりません。
また、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針および日本移植学会倫理指針を遵守するものでなければなりません。この点について必ずご確認の上、演題登録をお願いします。
● 公募・一般演題申し込み方法
特別企画(一部公募)、シンポジウム(一部公募)、ワークショップ(一部公募)、一般演題(口演)を募集します。
応募はインターネットでのオンライン登録のみとします。
下記の演題募集要項により、本サイトの最下部の「演題登録」ボタンをクリックして登録をお願いいたします。
● 公募・一般演題採否
応募演題の採否、形式、発表日時は、2020年11月下旬に決定し、ご登録いただいたメールアドレス宛に送信します。
なお、最終的な発表形式はプログラム委員会に一任させていただきます。応募いただいた形式と発表形式が変更になる場合がありますが、ご了承ください。
● 文字数制限
項目 | 文字数 |
---|---|
演題名 | 全角30文字 |
抄録本文 | 全角600文字 |
総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文) | 全角630文字 |
登録可能な最大演者数(筆頭演者+共同演者) | 20名 |
登録可能な最大所属施設数 | 10施設 |
文字数は、項目間にスペースが含まれるものとして計算しております。スペースの計算方法は以下のとおりです。
日本語の場合は、所属機関名や著者の項目間に、それぞれ全角1文字分のスペースがあるものとして計算しております。
● 応募カテゴリー
※対象職種 D:医師、N:看護師、C:コーディネーター、P:薬剤師、L:臨床検査技師、DR:管理栄養士、E:その他
特別企画<指定・公募>
COVID-19が蔓延し、ドナーのPCR検査や提供施設へ出向く摘出チームの感染予防、候補者の辞退など、これまでの提供場面とは異なる問題を共有したいと思います。
多くの分野、テーマでの応募があった場合には、分割して幾つかの特別企画とさせていただきますので、ふるってご応募ください。
シンポジウム<指定・公募>
先行的腎移植(PEKT)は移植医側からは術後経過の観点から良好な経過をたどることが多いことから歓迎すべき移植ですが、腎臓内科医側からは、時として移植のtimingをめぐってその実施を疑問視してしまう場合がります。
各施設の医師、そしてPEKT患者と接することが多い看護師、RTCの立場からPEKTの功罪について討論いただきます。
移植腎の長期生着を目指して医師のみならず、看護師・RTC・薬剤師・栄養士などが日々努力しています。各職種からのその取り組みについて討論いただきます。
脳死からの腎提供は増加した一方、心停止からの腎提供は減少しました。献腎移植増加のためには、脳死からの腎提供同様に心停止からの提供を増加させる必要があります。
その方策について各組織・各施設の取り組みを討論いただきます。
腎移植の初期から維持期までの免疫抑制療法は一律ではなりません。各施設での免疫抑制療法について発表していただき、その意図・目的について討論いただきます
腎移植患者において免疫抑制剤のTDMは生命線です。しかし時にTDMが患者によっては不安定になり、免疫抑制剤の調整に難渋することがあります。薬剤師の立場からそのpithallについて討論いただきます。
18歳未満の提供が増えつつある中で、腎移植においても小児から小児への優先提供が行われるようになりました。施行から1年が経過した現在において、課題や問題点についてのディスカッションを行い、患者・家族と関わる時のポイントを学ぶ機会としたいと思います。
ワークショップ<指定・公募>
腎移植がCNIの登場により本格的に行われるようになり30年以上になりますが、いまだに腎移植は特定の施設で特定の医師が担っており、その卓越された観察力と経験に裏打ちされた判断力に負うところが多くまさに名人芸となっています。しかし、その後継者の育成の必要性は話題にはなることはあっても、決して増加してはいません。このままでは腎移植難民が発生するとことも予想されます。次世代腎移植医の育成は吃緊の課題であり、論じていただきたい。
脳死ドナーは増加しつつあり、腎移植から見れば生体腎移植は増加しているものの、献腎移植は劇的には増加しておらず、我が国の献腎移植希望者は依然長期の待機を強いられています。そのような中で行われている献腎移植増加への試みと、これから行わなければならない事について発表していただきます。
長期生着患者の増加と共に高齢移植患者が増加しています。その中には認知症や独居の患者も存在し、施設に入所しなければ生活できない患者もいます。しかし、腎移植患者というだけで施設への入所が困難になる場合もあり、移植医療と地域医療が円滑に連携しているわけではありません。その中で医師のみならず、看護師・RTC・MSW等の努力について発表していただきます。
献腎移植ドナー発生施設が移植施設から遠隔地にあった場合、従来移植施設が腎摘出に赴いています。しかし最近は摘出を提供病院の医師が行い、その後移植施設へ搬送し移植を行うことがあります。その現状について、利点・欠点を発表していただきます。
新たな薬剤の登場などにより、各施設で様々な工夫を行っていて免疫学的ハイリスク患者に対する腎移植が行われています。その現状と課題について発表していただきます。
医学・看護学と背景の違う教育を受けた者同士が、同じ臨床現場で患者を前にして倫理的問題などで悩む場面など、同じ方向で歩める時ばかりではなく、個人の価値観・倫理観に頼る場面も多いのではないでしょうか。ディスカッションの場が必要ではないかと感じます。
超高齢化社会と言われる本邦では透析導入年齢も高齢化しています。平均待機年数が15年以上とされる献腎移植に登録希望患者が60歳・70歳代であることも珍しくありません。しかし、待機期間を終え、いざ候補者となった際に、年齢はいくつになっているのか?それでも登録するのか?また待機中に70歳代となり、全身状態から見ても移植が生命の危険となってしまう場合、透析の人生を問題なく過ごせている場合に、更新継続するのか?辞退するのか?その際のRTCからの選択支援やチームの関りなどを知り、各施設の対応への一助としたいと思います。
かつて腎臓内科医が腎臓移植患者の診療にあたることは少なかったが、近年、腎臓移植内科医の必要性が語られています。腎移植患者の管理、ドナー管理を含めて、長期にわたる腎移植医療における腎臓移植内科医と移植外科医との協働のあるべき姿について論じていただきます。
要望演題
職種 | 分類 |
---|---|
医師 | 1.困難症例 |
2.大成功症例 | |
看護師 | 1.困難症例 |
2.大成功症例 | |
コーディネーター | 1.困難症例 |
2.大成功症例 | |
薬剤師・臨床検査技師・その他 | 1.困難症例 |
2.大成功症例 |
一般演題
職種 | 発表形式 |
---|---|
医師 | |
看護師 | |
コーディネーター | |
薬剤師・臨床検査技師・その他 |
要望演題・一般演題 カテゴリー(必須)
1. 腎代替療法選択 | 27. 外科的合併症 |
2. レシピエント手術 | 28. 悪性腫瘍 |
3. ドナー手術 | 29. 栄養管理 |
4. 献腎ドナー | 30. 妊娠・出産 |
5. 生体腎ドナー | 31. 医療経済 |
6. マージナルドナー | 32. 地域医療 |
7. 腎保存 | 33. IT・AI |
8. 免疫抑制薬・TDM | 34. 移植腎病理 |
9. 拒絶反応 | 35. ドナー看護 |
10. ABO不適合腎移植 | 36. レシピエント看護 |
11. 既存抗体陽性移植 | 37. 看護研究 |
12. HLA検査・抗体検査 | 38. 一般啓発・普及啓発 |
13. de novo DSA | 39. 臓器提供 |
14. COVID-19 | 40. 他臓器同時移植 |
15. 感染症(COVID-19以外) | 41. 提供家族ケア |
16. 透析導入前腎移植PEKT | 42. レシピエントコーディネーター |
17. 原疾患 | 43. ドナーコーディネーター |
18. 急性・慢性腎不全 | 44. 遠隔診療 |
19. 小児腎移植・透析 | 45. チーム医療・多種職医療 |
20. 高齢者腎移植・移植後高齢者管理 | 46. 心理・精神・メンタルサポート |
21. 腹膜透析・血液透析 | 47. 社会システム |
22. ラッドアクセス・シャント | 48. 基礎研究 |
23. 移植後透析再導入 | 49. 異種移植 |
24. 再発性腎炎 | 50. 再生医療 |
25. 長期生着例 | 51. 生命倫理・臨床倫理 |
26. 内科的合併症 | 52. その他 |
● 日本臨床腎移植学会 メディカルスタッフ研究優秀賞について
臨床腎移植の発展・普及に寄与する、メディカルスタッフを対象とした臨床研究を奨励することを目的として創設されました。
対 象 | メディカルスタッフ(看護師、移植コーディネーター、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、その他) |
応募資格 (筆頭演者) | ・日本臨床腎移植学会正会員または施設会員に所属するメディカルスタッフ ・今までに本賞を受賞したことのない方 ・所属長、または当該施設の評議員の推薦を受けた者 |
応募方法 | オンラインでの演題登録の際に、「メディカルスタッフ研究優秀賞」に応募するチェックボックスにチェックをつけてお申込みください。 なお、同様の内容で他の助成と重複して応募することはできません。 |
審 査 | 選考委員による書類審査と学会でのプレゼンテーションを審査し、総得点の多いものから3~5題を受賞対象として選定します。 |
表彰および発表 | 学会期間中にメディカルスタッフ研究優秀賞を授与します。 助成は1件につき年額10万円以下とします。 多数の応募をお待ちしています。 |
● 演題登録システムについての諸注意
演題登録IDとパスワード
演題登録時に発行される「演題登録ID」および各自で設定・入力した「パスワード」を必ず控えておいてください。
一度登録された内容に修正を加える際は、この「演題登録ID」および「パスワード」が必要となります。
運営事務局および大会事務局では、「演題登録ID」および「パスワード」に関する問い合わせにはお答えできません。ご注意ください。
演題の受領通知
演題登録後に演題の受領通知が入力したe-mailアドレス宛に送信されます。
演題の受領通知のメールが入力したe-mailアドレスに届かない場合は、e-mailアドレスの入力に誤りがあったか、演題登録が完了していない可能性があります。e-mailアドレスを確認してその入力間違いがあった場合は、再度ログインして登録e-mailアドレスの変更を行ってください。
演題登録が完了していない場合は、再度登録をお願いします。
登録内容の修正
演題募集の期間中は「演題登録ID」および「パスワード」を入力することにより、何度でも演題登録画面にログインして修正することができます。
修正回数に制限はありません。登録内容を修正する度に登録内容がメールで通知されますので、確認してください。
演題の取り消し
既に登録した演題を取り消したい場合は、演題登録画面にログインして「登録データを削除する」を選択して演題を取り消してください。
演題の取り消し後に演題の取り消しを知らせるメールが入力したe-mailアドレス宛に送信されます。
その他
演題登録システムに関する質問は、FAQページを参照してください。
● 個人情報の取り扱いについて
ご登録いただいた個人情報は、第54回日本臨床腎移植学会運営準備の目的以外での使用はいたしません。
また、ご入力いただいた個人情報は、必要なセキュリティ対策を講じ、厳重に管理いたします。
● 公募・一般・指定演題登録
10月23日をもって演題登録締め切りました。
暗号通信(推奨)
平文通信
● 演題登録に関するお問い合わせ
第54回日本臨床腎移植学会 運営事務局
株式会社イトピック内
〒311-4163 茨城県水戸市加倉井町341-6
Tel:029-253-4387
Fax:029-253-1415
Mail:info@itpc.co.jp