日本獣医薬理学・毒性学会

Japanese Society of Veterinary Pharmacology and Toxicology

学会について会長からの挨拶

2022年10月1日より池田正浩 前会長の後任として、日本獣医薬理学・毒性学会の会長を拝命しました東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医薬理学研究室の堀 正敏です。

本学会は公益社団法人日本獣医学会に所属する13の研究団体(分科会)の中の一つです。親学会である日本獣医学会に関係する様々な教育研究業務を円滑に本学会員に周知・実施する役割を担うとともに、獣医薬理学、獣医毒性学、獣医臨床薬理学の講義や実習に関する教育活動を取りまとめる責務を持っています。獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに準拠した教科書や実習書の編集や改訂などが一例です。今後は、本学会独自の獣医薬理学・獣医毒性学・獣医臨床薬理学に関わる教育関連コンテンツなども作製していく予定です。

我々人類は、古代より毒に怯え毒に悩まされ、そして毒を病気や怪我を直す「くすり」として利用してきました。すなわち、毒性学と薬理学は人類にとって必然的に生まれるべきして生まれた学問領域であり、常にともに発展してきた学問です。本学会の大きな特色として、獣医学教育に携わる人たちの集まりであるとともに、獣医薬理学と獣医毒性学を専門にする研究者の集まりであることが挙げられます。本学会の研究活動として、獣医薬理学と獣医毒性学のそれぞれのプレゼンスを高めるとともに、両分野を融合させた本学会ならではの特色ある研究テーマの立上げや共同研究の実施から、シンポジウムや教育講演会の実施に至るまで、会員間、大学間での研究交流のサロンの場として本学会が機能していければと考えております。

どうか様々なご意見を気軽にお寄せ頂き、それらを取りまとめて会員の皆さんと一つ一つ実現していきたいと思います。会員の皆様におかれましては、何卒よろしくお願いいたします。

堀 正敏

日本獣医薬理学・毒性学会 会長

東京大学 大学院農学生命科学研究科

獣医薬理学研究室  教授 堀 正敏

[任期 2025年9月30日まで:任期3年]

歴代会長

唐木 英明 先生
~平成19年3月31日
伊藤 茂男 先生
平成19年4月1日~平成22年3月31日
尾崎 博 先生
平成22年4月1日~平成25年3月31日
竹内 正吉 先生
平成25年4月1日~平成28年3月31日
太田 利男 先生
平成28年4月1日〜平成31年3月31日
池田 正浩 先生
平成31年4月1日~令和4年9月30日