第38回日本がん看護学会学術集会

市民公開講座 <社会連携委員会>

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テーマ

患者・家族の「今を生きる」に寄り添うがん看護のチカラ

企画意図

 がんは国民病ともいわれ、第4期がん対策基本推進計画は「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」という全体目標のもとがん医療の充実、患者支援の充実に向けた取り組みが続けられている。がんという病気の診断は、人生の一大事の1つである。患者・家族は、「頭が真っ白に」「まさか自分のはずがない」という動揺や混乱のなか、社会にあふれる情報の取捨選択、複雑な治療に関する意思決定、医療者とコミュニケーション、生活や仕事・経済面への影響など、様々な不安や悩み・課題に直面することがある。そのような時、がん患者・家族の身近なサポーターとして、看護師が、がんチーム医療の中心的な役割を担っていることを市民に知っておいていただきたい。看護師は、病院の中の入院病棟や外来、治療室、がん相談支援センター、さらに在宅医療などの現場で働いており、患者・家族の生活に関心を寄せ、いつでもどこでも、活用してもらいたいと願っている。
本企画では、病院でがん治療や緩和ケアに関わるがん看護専門看護師から、どのように患者・家族のサポートを行っているか、その実際について紹介してもらう。さらに、がん体験者(患者・家族)とのディスカッションを通して、がんになっても、医療者・看護師、さらにはピアサポーター(同じような体験をした仲間)を活用し、がんと上手に付き合っていく工夫やコツなどについて、検討する。そして、「患者・家族の生きるに寄り添うがん看護のチカラ」の可能性と課題について共有する場としたい。

日 時

2月25日(日)14:10~15:40

会 場

第6会場(神戸国際会議場301)

開催方法

現地+ライブ配信<事前申し込み不要>
※2月25日(日)13:50~16:00の間、本ページ上部に「ライブ配信視聴」ボタンが表示されますので、クリックしてご入室ください。
※ボタンが表示されない場合は、ページを更新してください。
※ライブ配信視聴は終了しました

登壇者

大内 紗也子 (京都大学医学部附属病院 がん看護専門看護師)
市原 香織  (淀川キリスト教病院 がん看護専門看護師)
谷島 雄一郎 (ダカラコソクリエイト カラクリLab. 大阪ガスネットワーク株式会社)
轟 浩美   (希望の会理事長 全国がん患者団体連合会理事)

座 長

花出 正美  (がん研究会有明病院 がん看護専門看護師)
天野 慎介  (グループ・ネクサス・ジャパン理事長 全国がん患者団体連合会理事長)