(令和6年8月31日改訂)
1.賞の種類
日本比較免疫学会における賞は、古田賞、古田奨励賞および古田優秀論文賞の3種とする。
2.賞の性格
古田賞:学術研究上特に優れた業績を上げ比較免疫学の発展に寄与した研究に対して授与する。主に過去5年間程の論文に基づき選考し、その成果(あるいはその一部)が 本学会の学術集会で発表されたものを対象とする。
古田奨励賞:本奨励賞は自薦他薦によるものではなく、一般講演の筆頭発表者の中から、講演要旨と口頭発表の両者を加味して優秀者を選考する。
古田優秀論文賞:特に優れた論文を発表した会員に古田優秀論文賞を授与する。
3.受賞者の資格
1)古田賞については、受賞時に1年以上の会員経歴を有する会員を対象とする。受賞者の年齢を問わない。
2)古田奨励賞は、一般演題の筆頭著者として発表する者であること。過去の会員履歴および年齢は問わない。なお、原則として参加申込書にて同賞に応募の意思表示をした者を対象とする。
3)古田優秀論文賞の受賞対象論文は、前年度(前年4月から当該年の3月まで)に発表あるいは受理された原著論文とする。受賞対象者は論文の第一著者とし、第一著者が複数名の時は全員が受賞者とする。同一あるいは大幅に重複する研究内容に対して、優秀論文賞と古田奨励賞の重複受賞は認めない。なお、過去の会員履歴および年齢は問わない。
4.受賞件数
原則としてそれぞれ年1件以内とする。ただし、これらの賞にふさわしいと思われる該当者がいない場合には受賞者なしとする。
5.応募方法
古田賞および古田優秀論文賞については、指定様式を用いて推薦書を作成し、必要資料とともに学会事務局に送付する。なお、自薦他薦は問わないが、他薦の場合にはあらかじめ被推薦者の同意を得ておくこととする。
古田奨励賞については学術集会参加申込の際に応募の意思を明記する。
6.選考方法
各種学会賞の選考は、別途定める学会賞選考委員会が行う。選考委員は学術委員を中心に学会長が指名し、選考方法の詳細は学会賞選考委員会が起案し、役員会の了承を得て決定する。
7.授賞式および受賞講演
授賞式は総会時に行い、古田賞および古田優秀論文賞の受賞者は原則として当年学術集会で受賞講演を行う。
8.その他
受賞者にはJADCI Newsへの寄稿を依頼する。