がん在宅療養フォーラム 2025 大阪
いつでも頼れるがんの情報と相談先 探す、選ぶ、そして活用する
開会あいさつ
藤阪 保仁さん(大阪医科薬科大学医学部内科学講座 腫瘍内科学 教授)

藤阪 保仁さん
皆さま、こんにちは。大阪医科薬科大学医学部 腫瘍内科学講座の藤阪と申します。本日は、「がん在宅療養フォーラム2025大阪」にご参加いただき、誠にありがとうございます。厳しい寒さの中、また連休中にもかかわらず、ここ高槻の会場にまでお越しいただいた皆さま、そしてオンラインでご視聴いただいている皆さまに、心より感謝申し上げます。
さて、がん医療を取り巻く状況は日々変化し、制度面を含め、さまざまな話題が尽きない状況です。現在、第4期のがん対策推進基本計画では、「誰一人取り残さないがん対策の推進」が全体目標に掲げられています。その中でも特に注目すべき点に「格差」という課題があるのではないでしょうか。必要な治療を受けること、そして大切な情報、正確な情報にアクセスすることはがん医療において極めて重要です。しかし、そうした情報や支援へのアクセスにも格差が存在しているのが現状です。
本日のフォーラムでは、「いつでも頼れるがんの情報と相談先 探す、選ぶ、そして活用する」にフォーカスし、今日皆さまと活発な議論が交わされ、今後のがん医療に役立つ知見が共有されることを心より期待し、私からのごあいさつとさせていただきます。本日はよろしくお願い申し上げます。
掲載日:2025年03月19日