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がん医療フォーラム 2023 活用しよう!相談と支え合いの場
閉会あいさつ

竜 崇正さん(正力厚生会専門委員長 元千葉県がんセンター長)
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竜 崇正さん
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ただ今ご紹介いただきました、元千葉県がんセンター長の竜でございます。私は、正力厚生会の専門委員長として、がん患者会のサポートを日本中にあまねくしていく活動をしております。

今日、お話を聞いて、日本のがん医療は非常に進歩したと思いました。がん医療に悩むということは、相当いろいろな治療法が出てきて、拡大手術から縮小手術、手術なしの放射線治療で治るというような、いろいろな選択肢がある時代になってきたからこそ、相談ごとも多く出てくる状況になっていると思います。
そういう中で、15年前は私が、「相談支援センターをつくったから、寄っていって」と言っても、「先生に悪いから」と言って寄らないで帰る患者さんが多かったです。今は、患者さんたちも相談支援センターに来て、自分たちの「これでよいのか」「もっとよい方法がないか」、より家族のことや自分の仕事のことなども相談できるような体制に変わってきており、本当に素晴らしい時代になりつつあると思っております。

しかしながら、がんは国民病と言われるように、あなたも私もがんになる時代だと思います。自分ががんになった時にどうするかを考えながら、氾濫するいろいろなフェイクニュースに惑わされることなく、国立がん研究センターの「がん情報サービス」を一つの頼りとして、いろいろながん診療連携拠点病院の情報も、それから多くの患者会の情報も得て、皆で相談して、日本がますますよりよいがん医療大国になっていってほしいと思います。本日は、どうもありがとうございました。

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掲載日:2024年02月26日
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