会長挨拶
会長 小笠原 和宏
(独立行政法人 労働者健康安全機構
釧路ろうさい病院 院長代理)
この度、第123回日本臨床外科学会北海道支部総会の会長を務めさせていただくことになりました。このような光栄な機会をお与え下さいました北海道支部長の竹政伊知朗教授をはじめとする役員の皆様に衷心より御礼申し上げます。支部総会は毎年初夏に各地域の病院が主催して全道各地で開催されることになっておりました。しかしながら、COVID-19の蔓延により現地集合開催が困難な状況が続いておりました。今回は、本来の趣旨に回帰するとともにウィズコロナ社会の実践として、十分な感染対策を施しながら釧路での集合開催を企画いたしました。一般演題に加えて、学会賞選考発表会、教育講演、特別講演等を予定しております。臨床の現場で経験した様々な経験を発表していただき、リアルタイムな討論を通じて参加者皆様の知識と技量の向上の場となれば幸いです。微力ながら充実した学会の実現に向けて努力いたします。
多くの方々にとって釧路は遠方であり、交通等でご不便をおかけすることになろうかとは存じます。また、5月は若手外科医にとってご異動直後の慌ただしい時期に重なるかもしれませんが、この道東が最も“おいしい”季節でもあります。研修医や学生さんの演題も歓迎します。久しぶりにface-to-faceで学問できる場を提供したいと考えており、小旅行を兼ねて多数のご参加をお待ち申し上げます。また、本会の趣旨にご賛同いただける医薬関連企業の皆様にもご協力をお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご活躍とご施設のご発展を祈念してご挨拶とさせていただきます。