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日本メイラード学会(JMARS)加入のお誘い

日本メイラード学会(JMARS)より、新規会員募集のご案内をさせて頂きます。
本学会は、メイラードという人名を名称に持つユニークな学会です。メイラード反応はLouis Camille Maillard (1878-1936) が、1912年にアミノ酸とグルコースを加熱すると茶色く変色(褐変)することを観察したことに由来します。メイラード反応は食品の褐変、加熱香気成分の形成に中心的役割を果たす化学反応です。さらに、味関連物質、変異原性物質などメイラード反応により様々な食品成分が生成することが分かってきています。また、メイラード反応は、生体内でも普遍的に起こり、糖尿病合併症や老化の原因の一つと考えられています。糖尿病では通常の人より反応基質となるグルコース度が高いため生体内でメイラード反応がより強く起こります。それを検出しているのがHbA1cです。このような歴史的経緯から、メイラード反応は当初食品化学的研究が多くなされてきましたが、現在では生体での反応系という認識・意義付けが強まり、新たな研究が展開されています。
本学会は、その前身となるメイラード反応研究会から、医学系(生化学、病理学、臨床医学など)、薬学系(生体動態、阻害剤など)と農学系(食品学、分析化学、応用生化学など)がジョイントし、領域横断的な学術学会としてのユニークな展開を見せています。メイラード反応の重要性は100年前に発見された時以上のものです。ある場合は本反応の進行が食品の品質に必須なものになり、またある時は病理学的に避けなければならないことになります。医学、薬学、農学、化学の研究者が一堂に会する機会は少なく、メイラード反応という切り口から、これらの異分野研究者が一堂に集い、活発な討論を行っているのが本会の特徴です。
日本国内でのメイラード反応研究の中核的な役割を担うとともに、国際的なメイラード反応研究にも大きく貢献してきました。毎年交代で当番幹事が年次大会の運営とトピックス選定を行います。一つの分野に偏らないように工夫されています。さらに、若手研究者への奨励賞の制度を設け、若手のメイラード研究者の育成も積極的に進めています。会員になって頂きますと、以下の様なメリットがあります。

  1. 1.JMARSおよび国際メイラード学会(IMARS)に関する各種情報の通知
  2. 2.JMARS参加費の割引
  3. 3.年会に参加されなかった会員へ抄録集のpdfを配信
  4. 4.JMARSニュースレターのメール配信

若手研究者への奨励賞の制度を設け、若手のメイラード研究者の育成も積極的に進めています。 いつでも新たな会員を喜んで受け入れますので、奮ってご参加ください。

ご入会方法

本学会の会計は4月1日より翌年3月31日までとなっております。

(1)以下より入会申し込み用紙をダウンロードして必要項目をご記入下さい。

新規入会申し込み用紙 (doc) / 新規入会申し込み用紙 (PDF)

(2)以下へ入会申し込み用紙をFAXもしくはe-mailでお送り下さい。

日本メイラード学会 事務局長: 永井 竜児
(東海大学 農学部 食生命科学科 食品生体調節学研究室 教授)

E-mail:glycation@tsc.u-tokai.ac.jp
FAX  :096-286-3025

(3)以下口座に会費をお振り込み下さい。

正会員 ・・・5,000円
賛助会員・・・50,000円(年会に3名まで参加可能)

振込先銀行・支店名:ゆうちょ銀行 七一八店 
口座番号:普通 3741925
口座名:日本メイラード学会 

(4)事務局より入会手続き完了の連絡がe-mailで届きます。

皆様のご入会を心よりお待ち申し上げております。

国際メイラード学会

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