五色篇
- 医経
- by shenquzhai
- 2006/06/03
『霊枢』五色篇に、五蔵六府肢節を顔面部に配当する記述が有るが、なんとも錯綜していて描きにくいことおびただしい。
庭者,首面也。闕上者,咽喉也。闕中者,肺也。下極者,心也。直下者,肝也。肝左者,膽也。下者,脾也。で、よく考えてみると、これはもともと五蔵と六府と肢節などの、三枚の図の説明だったのではあるまいか。もっとも胆などは五蔵の図、腎は六府の図のほうに入るのかも知れない。まだ、単なる思いつきなんですがね。
方上者,胃也。中央者,大腸也。挾大腸者,腎也。當腎者,臍也。面王以上者,小腸也。面王以下者,膀胱子處也。
顴者,肩也。顴後者,臂也。臂下者,手也。目内眥上者,膺乳也。挾繩而上者,背也。循牙車以下者,股也。中央者,膝也。 膝以下者,脛也。當脛以下者,足也。巨分者,股裏也。巨屈者,膝臏也。
此五藏六府肢節之部也。
Comments