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こだまの世界

---倫理学者のふしぎな日記---
もう繰り返しません、この過ちは

97年4月前半号

4月前半の主な話題


ご意見のある方は、kodama@socio.kyoto-u.ac.jpまたはメイルを送るまで。


04/01/97(火)

・夜・

 昼から入学の手続きなどをする。夕方からいろいろ。あとで書く。


 さて。懸案の事項について書く。と思ったが、また夜に書く。

 ホームページの場所が移動しそうである。注意されたし。


04/02/97(水)

・まだ真夜中・

どうしようもないので、ワード97でこの文を書いている。ちゃんと書けているのかぜんぜんわからない。

江口さんのおかげで、研究室のコンピュータはほぼ戦闘体勢に入ったが、ぼくはまだ武器の使い方がわかっていない。

いろいろやることがあって、懸案の事項はまだ書けない。もう少ししたら書くつもりだが、寝てしまうかもしれない。ひえー昨日はいったい何をしてたんだろう?

現在UNIX侵入中。とにかくこれで書くしかなさそうだ。やっとmuleというエディターがあることを発見。う、うぎゃー、ワードがこのページをむちゃくちゃにしやがったぁぁ。ここ、ころすっ。


ねむい。しかしもう少しUNIXを勉強する。


UNIX上でインターネットができないが、とりあえずあきらめて寝る。寝ないと死にます。


・朝・

明け方過ぎに寝て、工事の人々によって起こされる。ところで、工事をなさっている方々にはドリルで穴を開けてもらったり、カギを中に入れたまま閉めてしまった扉を開けてもらったり、いろいろお世話になった。ありがとうございます。


・昼・

あれれ、ひどい文字化け。直るのかな?


・夕方・

復活。どうなっていたのかよく分からない。

哲閲でベンタムの自由意志についての議論を読みながら寝ていた。

これから急いで郵便局に手紙を出しに行ってきます。雨模様。寒い。


・夜・

あれあれ、またこんな時間になってしまった。もう帰らないと。ああ、今日もコンピュータばかりいじってて何にもできなかったなあ。まあ、unixは勉強したが。筆禍事件については後日続きを書く。ではこれにて御免。

と思ったが、雨が降っているので戻ってくる困った。バスで帰るか。

狂人のジレンマ

狂人は自分が狂人ではないと主張すればするほど、ますます狂人扱いされる。


04/03/97(木)

・夜中・

・夕方5時に起きて夜8時に学校に来るやつも珍しい。

・昨日は自転車置き場が閉まってて歩かされるし、その前の日は研究室のかぎを中にいれたまま外出して某氏たちに助けられるまで一時間半ほど外で待たされるし、はぁ。前途多難な修士過程のスタートっ。

・『テス』に関しては、書きたいことがあるのでまた書きます。遠藤周作読んでちょっとなえちゃったけど。

・UNIX上で、LYNXの存在を某氏に教えてもらい、無事WWWが見られるようになりました。しかしいろいろ便利になったので、UNIXはもうあまり使わないかも…。

・3.27筆禍事件に関しては、まだまだ書くべきことがあるので、独立させて readings/327hikka.html に移した。

・そういえば、銀行に全然お金をいれていなかったのだが、3月の27日に通信料の自動引き落としがあったはず。やっべー。


04/04/97(金)

・真夜中・

・今日はG. Love & the Special Sauceのライブを観にいく。いつか寝ておかないと、倒れます。

・倫理学研究室ホームページのclass.htmlが見えなくなっていましたが、復活しました。なんかいろいろ変なんだよなあ。やっぱりぼくのせい?

・のどが乾いてひからびそうなので、ちょっとローソンへ。どうでもいいが、研究室のIBM機はかまってあげないとすぐにはんぐあっぷする。Kantという名が付いているのだが、なにかそれと関係あるのだろうか。


・セブンイレブンへの行き帰りのあいだ、こだまのホームページについて思いを馳せていた。

まず、これまでのいろいろな書き散らしたものを、「学部生時代のほろ苦い思い出フォルダ」に全部入れて、心機一転して新たな活動を始めようかと思ったが、これはリンクの問題などが面倒なので止めた。このまま継続的に発展(退化?)します。

次に、「思えばこの半年間でずいぶん書き散らしたなあ。これまでの人生で書いた字数よりも多いぐらいじゃないだろうか」などと考えていた。わがメフィストフェレス、まっど・さいえんてぃすと・どくたあ・えぐち氏にいざなわれて、罪深きホームページ活動を始めたのが9月の話だから、まだホントに半年である。

(遠い目つきになって)…いろいろありました。茶髪の話とか、ギターの話とか、ベンタム読書会とか、卒論とか、院試とか、死刑の話とか、こだまは自転車フェチだとかいやそんなことはないだとか、自転車撤去の話だとか、リンリー教授だとか小林発作君だとか、祖父が死んだとか筆禍事件だとか全日本元祖自由意志読書会だとか…。

思えばえらく充実した半年間でした。スクリーンセイバーがかかったような生活をしている日々は少なく、アクティブな状態の日々が多かったように思う。もしこれがこのホームページを書いているためであるとしたら、今年もそうありたいものです。

・さ、お仕事お仕事。


・まだ真っ暗・

・うう、ねむい。Jeff Beckの"Guitar Shop"を聴きながらお仕事中。うう、ねむい。


・暗い夜明け・

・ひまでもないが、つれづれなるままにいろいろなところにメイルなどをものす。寝ないと。

・あ、思い出したっ。今日事務室に卒業証書もらいに行かないと。それにしても、だれも「こだま文学士」とは呼んでくれない。うう…。

・そろそろモーニングが読みたいなぁ。いや、独りごと独りごと。


・(すっかり)朝・

・あっ、寝るの忘れたっ。やばいっ。仕事ははかどっているが。Kantは相変わらず飛ぶ。


・さて、事務室に寄って、銀行でお金振り込んで、喫茶店行ってチャンピオン読んでこようっと。仕事はかどる。あと少しでプリントアウトを残すのみとなる。しかし寝んとなあ。


・まず事務室に行って卒業証書をもらってきた。う、思ったより大きい…。くるくると丸めて、生協で筒を買おうと思って行ってみたが、まだやっていなかったので仕方なくそれを持って銀行へ。今日は新入生の健康診断があるのでクラブやサークルの勧誘係がひしめきあっている。ごくろうさま。法学部中庭の桜の木々もほぼ満開。世は春なり。

次に銀行に行ったら、通信料の引き落としはかろうじてちゃんとされていたことがわかり、卒業証書を片手にほっとする。こういうのは一度へまするとすぐに信用がなくなるらしいので。別になくても構わないけど。

それから、喫茶店に行って、卒業証書を片手にチャンピオンを読む。面白いの はドカベンとグルームパーティーだけです。

・さ、卒業証書を片手にもう少しお仕事して帰るか。


・昼前・

・仕事が一段落ついたのでそろそろ帰る。今日はいっぱい書いたなあ。ではまた明日。


04/05/97(土)

・夕方・

・昼からバンドの練習。2時間開いて、またこれからバンドの練習。現在江口氏に黒魔術(UNIX編)を教えてもらっている。

・昨夜のG. Loveのライブはかなりよかった。90点。帰りは(自転車置き場が閉まってしまったので)歩かされたが。

・また来る。


・真夜中・

・練習が終わってから、百万遍の「あやとり」で夕食。なぜ名前を書くのか、というと、店の終わる前に寿司や味噌汁をただでいただいたから。感謝感激。値段もそこそこで、おいしいものが食べれます。これを読んだ京大関係者は必ず(閉まるころに)食べに行くように。

・ああ、やっぱりmuleで書くのはつらい。


・某氏に指摘されたが、正しくは「こだま文学学士」ではなく、「こだま文学士」らしい。

・長いこといやな雨が降っているが、これが止むと急に暑くなる気がする。いや、何となくですが。男のカン。


04/06/97(日)

・真夜中・

筆禍事件 更新。疲れた。ちょっと711行って来ます。


・まだ夜明けは遠い・

・現在、いろいろな方からのメイルを楽しみつつ、新しい読書会の準備。Kantがはんぐあっぷしたので一休み。(突然無意味にハードディスクが、ぎぎぎぎ、と言い出してしばらくすると凍る)


・(天気の悪い)夜明け・

・さて、ちょっと寝るか。なかなか有意義な夜であった。


・朝・

・実はさっきから、寝ずに日本育英会の奨学金の願書を書いていたのだが、三月に辞めた塾に行って前年のアルバイト証明をもらってこないといけないことが、一時間前にわかった。まずい。まずいっすよ、こりゃ。

何がまずいのかというと、ぼくの行っていた塾は事務員がいなかったので、この手の書類を書けるのは塾長しかいないのであるが、その塾長は他の仕事で一ヵ月ほど東京に行っているのである。がーん。これ書いてて今目の前が真っ暗になった。どーしよっ。

願書の提出期限はもちろん今書いてるぐらいだから、明日に決まっている。明日月曜から水曜までだ。がああん。

方法としては、塾の他の先生に泣きついてとにかくどんなものでもいいから書いてもらうか、事務室の人に泣きついてなんとかしてもらうか、のどちらかしかなさそうである。東京の塾長を電話でつかまえて、ファックスしてもらってはんこだけ押す、という手もあるか。


・とにかく超緊急事態が発生したので、寝てるわけにはいかん。帰ります。また明日来るはずです。


04/07/97(月)

・早朝・

・最近生活が不規則なので、昨夜は眠れずに刑法の本を読んでいた。それで、朝になってしばらくしてから学校に来た。異常に早い。

・奨学金の件は、奇蹟的にうまく行った。昨日急いで家に帰ってから、塾長のところに(朝っぱらに)電話をしてみると、まだいらしたのだ。お昼に東京に向けて発つ、と言われていたから、まさに奇蹟的。でもないか?ま、結局ほとんど自分で書いたけど。もうすぐ事務室に提出に行きます。

・筆禍事件について反省文を書くのは今日の夜で終わりにしようと思うが、この事件に関する文章が、ぼくの今までに書いたものの中で一番反響が大きかった、というのは実に皮肉である。まさに、肉を切らせて顔が立つ。(あれ?)

いや、もちろん多くの人達の意見が聞けたことはとてもうれしいんですけど。

・ところで、筆禍事件をいれていたフォルダを、writingsからreadingsに変えました。あまり意味はないんですが。ごめんなさい。だから、 readings/327hikka.html になってます。


・昼・

・桂正和がまたジャンプで書き始めた。少し楽しみ。


・昼過ぎ・

・先日「ベンタム読書会に参加したい」というメイルが来て、それ以降何度かその人とメイルのやり取りをしていたのだが、たった今、その人がある大学の助教授であることが判明。

これまでぼくは、「あのですねえ、僕はアレヴィなんかを読みたいんですが、そっちはどないでっか」とかいう調子で書いていたので、事実を知って、少し失禁する。(同学年か、せいぜい一つ二つ上の人だと思っていたのだ)少し戒めの言葉をいただいたが、今回は第二の筆禍事件にまで至らずに済んだようである。感謝感激山嵐。ふぃ〜。

というわけで、今日中にベンタム参考文献をホームページに載せることに決定。ポリロゴスというところで、ベンタムのオンラインの読書会ができるかどうかも聞いてみる。


・昼下がり・

売春問題について、(動かざること山のごとき)掲示板が動き出したので、皆さん奮って無責任な意見を書きなぐってください。まあ、未成年の売春についてはとりあえず置いといて、先に成年婦女の売春を考えるのがわかりやすくてよいと思う。

問題は、「世の中に売春があったって一向に構わないけど、おれの彼女が売春やってたとか、今もやってる、というのは許さん」という意見。あたりまえなのかもしれないけど、とにかく許せない。なんで許せないって思うんだろう?


・夜・

・あらら、もうこんな時間。少しは勉強しなければ。一、二時間おきにはんぐあっぷするKant。たのむぞっ。


・さらに夜・

・ちょっとご飯を食べに行きます。ポリロゴスの件と、ベンタムの件、今夜中にはできないかも。そのときはごめん。なんだか忙しいのです。


・昼からお腹の調子がよろしくない。寝てないからか。


04/08/97(火)

・真夜中・

ベンタムの参考文献を載せておいた。全然まとまっていないので、あまり役には立たないと思うが、出さないよりはいいか。


・まだ真夜中・

・ああ、ねむいそがしい。曜日感覚がない。今日は土曜の気がして仕方がない。ちょっと711に行ってきます。


・朝・

・明け方から何時間か寝た。(パイプいすで)

・ポリロゴスというメイリングリスト(っていうの?)に参加申込をする。こういう手続きをするのに必要な、「固い」文章が書けなくて七転八倒する。だれにでもあのですねえ式文章を送ってしまう自分が怖い。

・ちょっと喫茶店へ行って参ります。

(・筆禍事件は更新したらここでお知らせします。昨日書けなくて申し分けない)


・昼下がり・

・さっき、法学部の中庭で桜吹雪を見た。なかなか感動ものでした。


・夜・

・もう帰る。またばかなことをやってしまった。ひさん。

(誠実ってどういうことだろう?)


04/09/97(水)

・宵・

・海は広い。空は青い。こだまは吉外。今回の件は完全に謝ることに決めた。(筆禍事件 更新)


04/10/97(木)

・真夜中・

・謝罪と反省の意を示すために、しばらく更新を停止します。


・夜・

・あえて一度だけ更新します。

・ぼくがこういった行動に出るのは、自分なりにいろいろ考えた上でのことです。決してどこからか圧力がかかったわけではありません。今回の件に関して、ぼくはもうだれにも迷惑をかけたくない、と考えています。ですから、邪推によって余計な行動することを差し控えてくださるよう、このページを読まれた方に心からお願いします。

・また、これを機会に裏にホームページを作ろう、という気は全くないことを明言しておきます。十分に反省したらまたこのページを再開します。

・最後に。ここまで自分では厳粛に書いたつもりですが、ただ一つだけ冗談を書いてしまいました。良くも悪くも、これがこだまです。では、しばらくさよなら。


Satoshi Kodama
kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp
All rights unreserved.
Last modified: Thu Jan 21 02:18:46 JST 1999