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理事長あいさつ

アディクション看護の専門性をともに追究する学会に

理事長 筑波大学 医学医療系 森 千鶴

 2002年4月に、日本アディクション看護学会は物質依存のみならず、不登校やドメスティック・バイオレンス、児童虐待、リストカットなどの嗜癖行動がある人を理解し、臨床実践や研究を促進するために設立されました。本学会の設立から尽力され初代の理事長をつとめられた安田美弥子先生が本学会の基盤をつくり、先の理事長松下年子先生が精力的に活動されたことにより、我が国の精神看護学界においてアディクション看護が周知されるようになり、多くの会員の皆様の賛同を得、本学会が発展してきました。
 本学会では、設立趣旨にあるように物質依存症者のみならず、不登校、リストカット、虐待を受けている人の理解や援助のあり方、他職種との連携のあり方について検討してきました。また対象者と対峙する看護者としてのコミュニケーションのあり方についても追究してきました。さらに近年、注目されているゲームやギャンブルへの依存、インターネットや携帯電話への依存についても研究がなされはじめており、これまでの学術集会においても討議がなされてきています。
 このように精神看護学の看護実践者、研究者のみならず、他領域の看護実践者、研究者にも注目されるようになっております。
 このような中、本学会の理事長を拝命いたしました。微力ながら学会のさらなる発展のため努力していきたいと考えております。そして、会員の皆様と共にアディクション看護の専門性を追究していける学会になるよう力を注ぎたいと考えております。
 また日本アディクション看護学会として、対象者の理解や援助方法、あるいはアディクションの予防などについても追究し、社会に発信していくことができるようにしていきたいと考えております。さらに少しでも多くの援助職者にアディクション看護に興味、関心を持っていただけるよう推進していきたいと考えております。
 会員の皆様ご協力をお願い申し上げます。
 
 平成28年4月

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