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第7期理事長挨拶

アディクション看護の専門性をともに追究する学会に


 アディクションはコントロール障害を特徴とする「病気」であり、アルコール依存症、薬物依存症、タバコ依存、買い物依存、恋愛依存、性依存、ギャンブル依存、ネット依存、ゲーム依存、共依存など様々な依存症があり、さらには摂食障害、DV、児童虐待、暴力など直接は依存症ではないと考えられているものも含まれる幅広い概念です。 日本アディクション看護学会はこうしたアディクションに関する看護を探求し、研究を行い、情報を交換し、様々な医療現場、地域社会に存在するアディクションを抱える人々に適切なケアを提供できるよう看護職に普及啓発する学会です。 精神看護学の分野のみならず、救急医療、消化器などの一般科の看護、母子保健、助産、地域医療など幅広い看護・保健の分野にアディクションは存在しています。
 日本アディクション看護学会は2002年4月1日付で発足し、2018年に16年目になりました。発足当初の目的の一つは臨床現場と研究者が共同して学会活動を推進していく形を求めていました。 また、アディクション看護の総論形成や、アディクション看護の探求を求めていました。一定の成果はありましたが、昨今の本学会は会員比率も研究者に傾く傾向が強く、当初の本学会設立の目的が弱まっていると感じている方々もいらっしゃると考えております。 そこで、第7期は研修会の充実などを進める中で、臨床の現場の皆様との交流の場、研修の場を提供する機会を増やし、現場の皆様の会員数の増加を図り、アディクション看護としての研究の活性化、アディクション分野の認定看護師養成、アディクション看護の普及などに力点を置き、会員の定着をはかることを目標とします。
 私が4代目理事長として、選任されましたのは、様々な理由があるとは思いますが、設立当初から活動してきた理事の一人として理事長となりましたので、過去と未来を結び、今後の本学会の発展を図れるよう、体制を一新し、研究者はもちろん、現場の方々にも親しみやすい学会を目指して邁進する所存です。 本会の発展のため、会員の皆様のご協力をお願いする次第です。
2018年10月  理事長 日下修一(聖徳大学)

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