Job Accommodation Network's Searchable Online Accommodation Resource

ALS患者への環境整備案

筋萎縮性側索硬化症(ALS)/ルー・ゲーリック病

筋萎縮側索硬化症(ALS)は、しはしば「ルー・ゲーリック病」と呼ばれるが、脳の神経細胞と脊髄を攻撃する進行性の神経変性疾患である。 出典: http://www.alsa.org/als/whatis.cfm

ALS患者への環境整備案:

手腕や足の筋肉や発話・嚥下・呼吸筋の低下: ALSの人は柔軟な勤務時間、退社時間の自由な利用、自宅勤務の許可、身体運動の排除、職場ストレスの排除、職場を離れてとる定期的な休憩時間、人間工学に適った座席の設備や肘台を含む、人間工学に適った職場環境の設計から利益を得ることができる。

筋肉(特に手足)のけいれん: 人間工学的な設備, フットレスト、暖かい衣服、ヒーターは、姿勢を安定させたり、職場が寒いときに便利です。 コンピュータの利用については、音声言語認識, 入力機器の変更, 片手用キーボード, 代替キーボード, 拡張キーボードやミニチュアキーボードなども便利です。

腕及び足の使用障害: 職場を歩き回る必要がある場合は車いすや電動スクーターによる環境整備が可能です。 調整可能な座席によって座ったまま作業できる環境を作ることも効果的です。 建物へのアクセスについては、利用しやすい駐車場、スロープ, 階段、チェアリフト、エレベーターが役に立つ。 適切な避難方法を整備しておくとよいでしょう。

病気の進行により「チック」や、発声が困難な状態: ALSに伴う発話障害がある人は、コンピュータでのタイピングやスクリーンリーダーのような音声出力装置、音声増幅装置といったコミュニケーション機器が環境整備として考えられます。

職場でのストレスへの対応:ALSの人は、現ポジションのストレスを削減または排除すること、ストレスの少ないポジションへの配置転換、職場ストレスを原因とする効果から回復するためのフレキシブルな勤務体制、職場のストレスを避けるための自宅勤務から利益を得ることができる。

関連機関・組織

環境整備は個別対応を基本に検討します。 あなたが追加情報を必要か、または情報について議論したい場合は
ここでの情報についてはJAN(1-800-526-7234(V/TTY)までお問い合わせください。

戻る