日々のことなど
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2024年3月26日(火)
三四郎の魂がふわつき出した。講義を聞いていると、遠方に聞こえる。わるくすると肝要な事を書き落とす。はなはだしい時はひとの耳を損料で借りているような気がする。三四郎はばかばかしくてたまらない。仕方なしに、与次郎に向かって、どうも近ごろは講義がおもしろくないと言い出した。与次郎の答はいつも同じことであった。「講義がおもしろいわけがない。君はいなか者だから、いまに偉い事になると思って、今日までしんぼうして聞いていたんだろう。愚の至りだ。彼らの講義は開闢以来こんなものだ。いまさら失望したってしかたがないや」
ーー夏目漱石 『三四郎』4
2024年3月11日(月)
私たちは一人ひとり、代替不可能な人生を生きている。
今年度の卒業生のうち、同意を得られた学生の卒論要旨をアップロード。数えてみたら、静大に来て卒論指導したゼミ生が50名を超えていた。とりあえず、自分に「お疲れ様」と言っておこう。グローバル共創科学部ではどんな卒論を指導することになるのだろうか。
2024年3月10日(日)
息つく暇もないままに3月も中旬にさしかかろうとしている。工夫とアイデアでなんとか乗り切ろう。
色々と中途半端な中で、今年度静岡市と取り組んだ課題解決プロジェクトは全ての工程を無事に終えた。学生たちもインタビューやアイデア出しに頑張ってくれたし、アウトカムのチラシも良いものができたと思う。元ゼミ生が新聞記事にしてくれたのもありがたい限り。
グローバル共創科学部の学生がプロジェクトの成果を発表しました
来年度は学部の授業としてコラボラティブ・ワークスが始まる。まだノーアイデアなのだが...まぁ学生たちと相談しながらということで。