日々のことなど

インデックス

2022年9月30日(金)

質料ではなく形相...哲学史においてさまざまな形で示されてきたこの思想の射程を、日々自分なりに問い返している。

2022年9月23日(金)

未来の自分、過去の自分、他者...そうした視点から自分を断罪するのではなく、とにかくいまこのときに集中して、1日1日を大切に過ごす。

2022年9月21日(水)

いかに学ぶべきかについて、<ひとりの人>の感覚をすべての人に押し付けているように聞こえるとしたら、それはよくありません。それが教育の難しいところです。教育は、学ぶことの<自由>な社会であるべきところにシステムを設けようとします。その自由な社会は、ある仕方で、そこにいる人々の個性やかけがえのなさの相互刺激によって毎日変わるべきものです。もちろん心を鍛える教育過程による学習を除外しようとしているのではありませんが...。
ーールイス・カーン『ルイス・カーン建築論集』(前田忠直編訳), 鹿島出版会, 1992年, 66-7頁.

2022年9月19日(月)

誰がどういった、こういったと理屈こねるよりも、この困難な訓練の中に飛び込んでみると、それらのもののいったことの中の、一番ほんとうのことが「ハハア、これか」と初めてわかってくるのである。行動と実践が大切だというのはこのことである。この実践の中で、もう耐えきれないと思われるような訓練のはてで、コーチャーから「それだ、その調子」といわれた時、その行動の中にみなぎってくる、ほかにありえようもない一つの秩序、一つの安らけさ、ここに「間まがあう」という「いきがあう」という、何か身をまかせた愉快な、やわらいだ、こころよさ、その美感が、ほのぼのと生まれてくるのである。
この訓練と行動を尊ぶこころは、実は、大きな現実への信頼があって初めてできることである。現実の中に「論理的なもの」「正しいもの」が必ずひそんでいることを、信頼しきっている証拠なのである。
ーー中井正一, 『美学入門』, 青空文庫版(原著出版1951年).

2022年9月8日(木)

人という人は苦しむものだが、
時には幸福な人もいないではなかったということを、
万巻の書を紐解いて合点しろというのか。
ーーゲーテ, 『ファウスト』(高橋義孝訳), 新潮文庫, 1967年, 48-9頁.