日々のことなど
2017年8月28日(月)
これだけ大量の仕事を抱えながら、9月末までにこのテーマで論文書き上げたら、さすがに自分を誉める。
2017年8月24日(木)
理論と実践、半々位が自分には合っている。両方をスムーズに行き来するのは結構大変なんだけど。さてさて、アーペル。
2017年8月18日(金)
県内で起きた新生児遺棄の事件。しなければならないのは、妊娠した女性が孤独に陥らないための社会づくりであって、女性を責めることではない。
2017年8月17日(木)
午前中は県立短大図書館。午後は磐田の病院で講演。概念整理がまだまだ十分ではないな…と若干落胆しながら帰途に就く。
昨日観た映画の主人公であるクヴァンゲル夫妻のモデルとなったハンペル夫妻に関するZeitの記事を読んだ。色々と興味深い事実を知ることができたが、死刑判決を受けたあと、赦免を得るべく互いに責任を押し付けあったという事実は知りたくなかったなぁ…。事件を文学作品にしたファラダがこの部分をカットしたのは当然だな。
2017年8月16日(水)
1日オフにし、前々から観たいと思っていた映画「ヒトラーへの285枚の葉書」を観に行く。ここでもまた、人がどうしようもなく醜くなれるという現実をつきつけられる。しかも、正しい行いをした人々に決して救いがあるわけではない。そのあとは沖縄料理で昼食を済ませ、図書館に寄ってから帰宅。休めたのかよく分からない。
2017年8月15日(火)
二校をチェックし、講演会の資料を作成し終える。予定を大幅に遅れてはいるが、仕事が片付くこと自体は喜ばしい。さて、次の仕事。
夜、NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」を観た。人間はここまで愚かしくなれるのかということに悲しみを覚える。しかしだからこそ、観るべきなのだろう。
2017年8月13日(日)
週末の哲学カフェに備えて篠田英朗『平和構築入門』(ちくま新書)を読む。
…現実に戦争は存在する、という認識を出発点としながら、戦争状態においてもなお「法の支配」を貫徹させる考え方を貫こうとするのが、国際人道法の考え方であり、現代国際社会の標準的な考え方である。戦争はしたくない、しかし起こってしまったら世界の終わりだ、起こった後では法律だろうが何も存在しないのと同じだ、という発想は、国際社会で活躍する者が採用する発想ではない。(140頁)
確かに、「一度始まれば何でもありの状況になってしまう」という理由で絶対平和主義をとる学生は多いように思う。
2017年8月11日(木)
哲学書を読み続けることの効用は、背景的知識が増加することにより、初めて読むものでもある程度理解できるようになることよりも(それも否定しないが)、信じがたいほど無味乾燥な文章に耐える力が付くことではないかな。魅力的な小説が近くにあると、この力も大して役には立たないが。
2017年8月8日(火)
採点はあともう少しで終了。早く論文執筆モードに移行せねば。 今月はアーペルもしくは討議倫理月間、来月はヨナス月間。まぁこんなにきれいに行くはずがないのはよく分かっているが、一応の目標として。しかしMac版EndNoteの不調、なんとかしないとな。