ゼミ生による卒業論文・修士論文(要旨)

2020年度

鈴木かのこ
道徳の規範性とアイデンティティ-コースガードにおける一人称的倫理学の可能性-
中村美結
現代におけるパターナリズムの正当性

2019年度

市川英理
ゲノム編集技術を⽤いたエンハンスメント技術の是非−ハーバーマスとサンデルの知⾒から−
梅津広子
人⼯妊娠中絶における⼥性の「割り切れなさ」について−⽥中美津の「とり乱し」論と妊娠葛藤相談の関係−
太田健吾
ロボットと道徳について―道徳的なロボットとどう付き合っていくか―

2018年度

河野迅汰
道徳と欲求の関係性について-ブラックバーンの準実在論を手がかりに-
寺尾錬
コンラート・フィードラーの芸術論-その歴史的意義と可能性-
根本和樹
ディストピアがもたらす脅威と未来への責任-ハンス・ヨナスの未来倫理を手掛かりに-

2017年度

榎園理佳子
構造的暴力と現代的平和の探求-ガルトゥングの平和理論を手掛かりに-
小林優香
死に至る存在のケア―ベナーの看護論を手がかりに―
平井琢朗
新興宗教と「信仰」-オウム真理教を通して-

2016年度

池野民基
ナチスを支持した民衆の心理とその構造
仙波夏実
常識と懐疑—ヒュームとリードの比較研究―
園田一平
カント倫理学は生き残れるのか

2015年度

加藤衣織
ケアする人としての看護教員~看護と教育をつなぐケアリング~
織田佳穂
悪と無思考性
佐々木保菜美
デュルケム理論と現代日本
佐野瑞穂
規範倫理学から見る、教育現場における日本の動物実験の在り方
鈴木靖子
アイドルから見る日本社会の変化
柳澤匠
ダニエル・C・デネットの「自由」論

2013年度

稲越崇文
デカルトと心の哲学―心身問題を考える―
池田菜摘
グローバルな思想・ローカルな思想に基づく環境倫理思想
伊藤沙也花
正当化される嘘について
栗田和樹
正戦論における二重効果の原則の批判的検討
見原汐音
日本の医療における事前指示の可能性
望月晴加
貧困救済におけるグローバルな正義―なぜ分配が必要なのか―
横田幸也
善き生とアクラシア

2012年度

角北迅
道徳世界に含まれるのは人間だけか
高橋容子
ユングのアニマとアニムス―フェミニストの批判を受けて―
松原亮介
クオリアを物質に還元することは可能か―物的一元論の批判的検討―
渡邊彰
生命の神聖性と自律の尊重―ドゥオーキン『ライフズ・ドミニオン』の批判的検討―

2011年度

浦野聖也
人間が守るべき道徳規範についての考察―進化論から倫理を考える―
大村佳澄
望ましい税制とはいかなるものか―功利主義の検討を通じて―
中山裕介
企業の社会的責任―進まないオーファンドラッグの開発をめぐって―

2010年度

笹谷宗弘
生命の本質と人間の可能性~『風の谷のナウシカ』を題材に~
鈴木彩
科学技術の進展とポスト・ヒューマン論争
樋野廣臣
詩の本質――ヤコブソン詩学の批判的検討を通して――

2009年度

伊東泰孝
「望ましい性格」にみる就職活動における個性の尊重の崩壊