再生医療に関する基礎資料

2007年の動き


2007年12月18日 ヒトの間葉系幹細胞に1種類の遺伝子を導入することで、増殖能力と骨への分化能力を大幅に高めることに成功す る。
●産業技術総合研究所によるプレスリリース
「皮膚から万能細胞 最優先すべきは患者の立場」『毎日新聞』
2007年12月7日 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、貧血症のマウスの症状を改善することに、米ホワイトヘッド生物医学研 究所とマサチューセッツ工科大学(MIT)などのチームが成功する。
サイエンス誌による解説 | 要旨
「「万能細胞」応用へ一歩 貧血症マウス、症状改善」『読売新聞』
2007年12月4日 文部科学省の作業部会が、ヒトクローン胚研究の解禁に向けた指針の最終案を策定する。
「ヒトクローン胚研究を容認…文科省作業部会」『読売新聞』
2007年11月30日 山中伸弥教授らの研究グループが、がん遺伝子を使わずにiPS細胞をつくることに成功する。
論文要旨 | 全文
「万能細胞、がん遺伝子使わず成功…京大グループ」『読売新聞』
2007年11月24日 「皮膚から万能細胞 最優先すべきは患者の立場」『琉球新報』「社説」
「万能細胞 研究の透明化が大切だ」『北海道新聞』「社説」
2007年11月23日 「再生医療に期待が広がる 新万能細胞」『朝日新聞』「社説」
「再生医療に期待が広がる 新万能細胞」『西日本新聞』「社説」
2007年11月22日 「ヒトiPS細胞 夢の技術を大きく育てたい」『読売新聞』「社説」
「社説:新万能細胞 ルール作りでも主導権を」『毎日新聞』「社説」
「人工万能細胞 日本発の再生医療研究だ」『産経新聞』「主張」
「万能細胞/再生医療に弾みつけたい」『神戸新聞』「社説」
「画期的な万能細胞を生かす法制度を」『日本経済新聞』「社説」
「人工万能細胞 現実味帯びた再生医療」『東京新聞』「社説」
「iPS細胞  再生医療へ道が開けた」『京都新聞』「社説」
2007年11月21日 人工多能性幹細胞(iPS細胞)をつくることに、京都大学再生医科学研究所の山中伸弥教授らが成功する。
●科学技術振興機構によるプレス・リリース
「ヒト皮膚から万能細胞 京大チーム成功」『読売新聞』
「[解説]万能細胞 再生医療に革新的成果」『読売新聞』
「iPS細胞:ヒト皮膚から万能細胞 再生医療、本人の細胞で--京大など成功」『毎日新聞』
「解説:iPS細胞、倫理・安全面に課題 1人から精子・卵子、可能」『毎日新聞』
「人間の皮膚から万能細胞 京大教授ら、再生医療へ前進」『朝日新聞』
2007年6月7日 京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授らが、ES細胞と同程度の万能性を持つ幹細胞を作り出すことに、マウスを使って成功する。
●科学技術振興機構によるプレス・リリース
「様々な臓器に分化、「ES」並みの人工幹細胞作りに成功」『朝日新聞』
2007年5月28日 ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)を大量培養する方法を、理化学研究所・神戸研究所などの研究グループが開発する。
●理化学研究所 神戸研究所によるプレス・リリース
「ヒトES細胞:理研、大量培養法を開発」『毎日新聞』
「ヒトES細胞大量培養に成功 従来の100倍以上の効率」『朝日新聞』
「ES細胞を大量培養 理研成功」『読売新聞』
2007年2月21日 体外受精に失敗した卵子を使ってできたクローン胚(はい)から、体の中の様々な組織の細胞になる能力がある胚性幹細胞(ES細胞)を つくることに、 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の若山照彦・チームリーダーらのグループがマウスの実験で成功する。
●理化学研究所 神戸研究所によるプレス・リリース
「体外受精しない卵子でES細胞…理研、マウスで成功」『読売新聞』
2007年2月1日 InternationalSociety for Stem Cellがヒト胚性幹細胞研究の ガイドライン(PDF書類)を発表する。
「ヒトES細胞:国際学会が研究指針 受精卵や卵子、提供意思の確認徹底」『毎日新聞』
「ES細胞研究で国際学会が指針 倫理問題で3分類」『朝日新聞』
「胚提供者に謝礼も…ヒトES細胞、国際研究指針まとまる」『読売新聞』
2007年1月7日 ES細胞に似た幹細胞を人間の子宮の羊水から取り出すことに成功したと米ウェークフォーレスト大の研究チームが米科学誌ネイチャーバ イオテクノロジー (電子版)に発表する。
「疑似ES細胞:羊水から採取  倫理面の問題少なく--米大学発表」『毎日新聞』
2007年1月5日 国立がんセンター研究所と国立国際医療センターの研究チームが、人体の皮下脂肪から、肝臓細胞を作製することに成功する。
「皮下脂肪から肝臓細胞を作製、国立がんセンターが成功」『読売新聞』