再生医療に関する基礎資料

2005年の動き


2005年12月31日
黄禹錫ソウル大教授について、韓国のテレビ局・MBCが、部下の女性研究員に研究用卵子の提供を強制していたと報道する。
「黄教授が部下に卵子提供を強制、韓国テレビが報道」『読売新聞』
2005年12月30日
「視点 ES細胞ねつ造」『毎日新聞』「社説」
2005年12月28日
難病患者の体細胞核移植クローン胚から世界で初めてES細胞を作ったとする研究論文のねつ造疑惑で、国立ソウル大学の調査委員会が、 クローン胚由来のES 細胞は存在しなかった、との調査結果を発表する。
ソウル大学の発表(英語)
「ES細胞存在せず、論文は完全偽造 ソウル大調査委」『CNN.com』
「患者適応型ES細胞なし」ソウル大調査委」『中央日報』
ソウル大2次調査発表… 盧貞恵研究処長一問一答」『中央日報』
「ES細胞捏造 研究者は正直でないと」『東京新聞』「社説」
2005年12月26日
韓国の聯合ニュース:黄禹錫ソウル大教授チームによる胚性幹細胞(ES細胞)研究疑惑を調べている同大調査委員会が、黄教授が5月に発表した論文にはヒトクローン胚から作ったES細胞のデータが一つも存在していなかったとの結論に達す る。
「ES細胞:黄教授虚偽疑惑 「論文、全部ねつ造」ソウル大調査委が結論」『毎日新聞』
「「ヒトクローン胚からのES細胞なし」 ソウル大調査委」『朝日新聞』
「ES細胞疑惑、残り2株も偽物…韓国メディア報道」『読売新聞』r>
2005年12月25日
「[ES細胞捏造]「再生医療の夢を汚した罪は重い」」『読売新聞』「社説」
「【ES細胞ねつ造】研究の原点に返れ」『高知新聞』「社説」
ES細胞疑惑 成果あせる心が招いた」『京都新聞』
「黄ショック」『熊本日日新聞』「新生面」
「ES細胞ねつ造 生命科学には良心を」『佐賀新聞』
黄禹錫ソウル大教授の論文ねつ造問題に関連して、韓国政府の国家生命倫理審議委員会が、黄教授が研究用卵子を取得した過程についての調査に着手する方針を 明らかにする。
「韓国政府、黄教授の卵子入手過程も調査へ」『読売新聞』
2005年12月24日
「韓国ES疑惑 「対岸の火事」ではない」『朝日新聞』「社説」
「ES細胞捏造 世界を欺いた責任は重い」『産経新聞』「主張」 「“韓国の誇り”崩壊 英雄背信に虚脱感 ES細胞論文ねつ」『西日本新聞』
2005年12月23日
ソウル大調査委員会が、同大の黄禹錫教授が米科学誌サイエンスに今年5月(電子版)に掲載した論文について、「単純ミスではなく、意 図的なねつ造だった」 とする中間調査結果を発表し、黄教授は同日午後、「国民に謝罪する」と述べ、同大教授を辞職する意向を明らかにする。
ソウル大学の発表(日本語) | 質疑応答(日本語
「ES細胞:ソウル大「ねつ造」と発表 教授は辞職へ」『毎日新聞』
「ES細胞ねつ造:規制の寛容さ突出 研究費も潤沢に」『毎日新聞』
「韓国ES細胞ねつ造 「ノーベル賞」焦り」『毎日新聞』
「ES細胞「論文データは偽造」 ソウル大調査委」『朝日新聞』
「ソウル大調査委「ES細胞論文はねつ造」黄教授辞意」『読売新聞』
「ES細胞論文は「ねつ造」 ソウル大調査委中間報告」『CNN.com』
「ソウル大調査委「5月のES細胞論文は虚偽」」『産経新聞』
2005年12月21日
「発信箱:博士の愛したもの=元村有希子」『毎日新聞』
2005年12月19日
「産経抄」『産経新聞』
2005年12月17日
「クローズアップ2005:ヒトES細胞研究 英雄の窮地、韓国激震」『毎日新聞』
韓国ソウル大黄禹錫教授の成果ねつ造疑惑を解明するため、欧米の専門家が発足させた独立調査チームのロバート・ランザ博士(米アドバンスト・セル・テクノ ロジー社副社長)が、黄教授が今年8月に英ネイチャー誌に発表した世界初のクローン犬の論文について少なくとも3、4か所に疑惑があるとの証拠を得ている ことを明らかにする。
「黄教授「クローン犬」も偽装か…米調査チームが指摘」『読売新聞』2005年12月19日
2005年12月16日
韓国メディアが、世界で初めて人のクローン胚からES細胞の分離に成功したソウル大学の黄禹錫教授が今年、病気の患者の皮膚細胞から クローン技術でES細 胞をつくることに成功したと米科学誌に発表した研究成果について、教授がつくったとされるES細胞が現在は存在しないことが判明し、教授が論文の撤回に同 意したと一斉に報じる。
「ES細胞:ソウル大の黄教授、論文撤回 虚偽の可能性も」『毎日新聞』 「初のES細胞存在せず? 韓国の黄教授、論文撤回へ」『朝日新聞』
「米サイエンス誌が経緯を公表 ES細胞の論文疑惑」『朝日新聞』
「ES細胞論文疑惑「判断示せぬ」 ソウル大が会見」『朝日新聞』
「ES細胞9株ねつ造か…サイエンス誌」『読売新聞』
「ES細胞成功、黄教授が論文撤回を要請…韓国メディア誌」『読売新聞』
「ES細胞研究のソウル大教授、成果は虚偽か 論文撤回へ」『CNN』
黄禹錫教授が、「11株のES細胞は確かに作った」と捏造を否定したものの、科学誌に発表した論文の撤回を表明する。
「韓国ES細胞研究 渦中の教授「決定的なミスがあった」」『朝日新聞』
「ES細胞研究のソウル大教授にねつ造疑惑 会見で反論」『CNN』
「ES細胞ねつ造疑惑、黄教授ら論文撤回を要請」『読売新聞』
2005年12月14日
米ニューヨーク・タイムズ紙が、世界初のクローン胚による胚性幹細胞作りに成功したとされる韓国ソウル大・黄禹錫教授の成果に疑惑が あり、欧米のクローン 専門家チームが「細胞の確認試験をしたい」と、同大側に申し出ていると報じる。
「ES細胞疑惑、欧米から確認試験申し出…米紙報道」『読売新聞』
2005年12月11日
「発信箱:「英雄」のつまずき=青野由利」『毎日新聞』
2005年12月5日
世界初の人クローン胚を使ったES細胞作りに成功した韓国ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授らが米科学誌サイエンスに発表した 研究成果の中に、事実 と異なる画像が含まれていたことが明らかになる。
「ソウル大教授、事実と異なる画像発表…クローン胚問題」『読売新聞』12月7日
2005年11月30日
ES細胞の研究指針改訂に当たっている文部科学省の専門委員会「特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会」が、現行指針で禁止しているES細胞から精子や卵子を作ることの是非 を再検討することを決める。
「ES細胞研究の規制再検討 精子、卵子作りめぐり」『産経新聞』
2005年11月29日
人クローン胚研究用の卵子入手で倫理問題に問われ国民に謝罪、ES細胞バンク「世界幹細胞ハブ」所長の職を辞任した黄禹錫ソウル大教 授の“復活復権運動” に関する記事。
「「卵子入手」で謝罪…黄ソウル大教授 韓国で復権運動拡大」『産経新聞』
2005年11月27日
「ES細胞 厳格な基準が求められる」『産経新聞』「主張」
2005年11月26日
「クローン胚研究/日本はあせることはない」『神戸新聞』「社説」
2005年11月24日
「卵子の行方 議論一本化し総合ルール」『毎日新聞』「社説」
韓国保健福祉部が韓国ソウル大チームについて、「02~03年の間にチームに所属する2人の女性研究員が卵子を提供していた」などとする報告書を発表す る。
「卵子提供:「法律・倫理基準には反せず」韓国保健福祉部」『毎日新聞』11月25日
黄禹錫ソウル大教授が、卵子提供を巡る疑惑について会見し、部下の女性研究員2人から卵子の提供を受けたことを認める。
「クローン幹細胞:卵子は研究チームの女性研究員2人が提供」『毎日新聞』11月25日
「ES細胞作製、部下2人から卵子」『読売新聞』11月25日
2005年11月22日
クローン胚(はい)から世界で初めてES細胞をつくることに成功した韓国ソウル大チームの研究に協力した同国の病院理事長が記者会見 し、研究に使用した卵 子提供者の女性に「補償金」名目で金銭を渡したことがあったと明らかにする。
「ES細胞:生成成功のソウル大チーム、卵子提供者に金銭 「補償金」1人15万円」『毎日新聞』
「卵子提供の16人に金銭渡す ソウル大ES細胞研究」『朝日新聞』11月22日
韓国のES細胞研究者、卵子入手で倫理的問題が浮上」『Wired News』11月23日
クローン胚(はい)の研究指針を策定している文部科学省の作業部会が、クローン胚作製に際して、手術で摘出した卵巣にある卵子や、不妊治療目的で採取した 卵子を利用することで合意する。(ボランティアについては今後検討。)
クローン胚作製、利用卵子に指針…文科省作業部会」『読売新聞』11月23日
2005年11月16日
[解説]揺れるソウル大ES細胞研究」『読売新聞』
2005年11月15日
韓国ソウル大が、生命倫理に反する形で同大研究室の女子学生の卵子を用いて実験していた疑惑が浮上し、同大が米国に開設する初のES 細胞バンクに協力を表 明していた機関や研究者が次々と協力を取りやめる事態に発展する。
ソウル大の卵子採取に疑惑」『読売新聞』
2005年11月14日
クローン胚研究で、世界のトップを走る韓米のチームから米ピッツバーグ大が撤退することが明らかになる。
クローン胚研究、米大学が離脱」『読売新聞』
米誌タイム最新号が、「2005年の最も驚くべき発明」として、世界初のクローン犬を誕生させた韓国ソウル大のファン・ウソク教授のクローン技術を選ぶ。
「今年の「最も驚く発明」に韓国クローン犬…米タイム誌」『読売新聞』
2005年11月8日
「脊髄損傷の回復を願い、韓国の幹細胞バンクに登録()()」『Wired News』
2005年11月1日
ES細胞を世界に提供する目的で韓国政府が開設したセンター「世界幹細胞ハブ」が、研 究への参加を希望する難病患者の登録を開始する。
「ES細胞提供の研究施設、難病患者の登録開始…韓国」『読売新聞』11月2日
韓国の幹細胞バンク、登録開始直後から申し込みが殺到」『Wired News』
2005年10月29日
ES細胞を新しい医薬品の評価に使う技術の開発事業を、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」 が始める。
「「万能細胞」で新薬開発へ NEDOなどが開発に着手」『朝日新聞』10月30日
2005年10月19日
ES細胞のバンク(世界幹細胞ハブ)が、韓国ソウル大学に設立される。
「韓国に万能細胞バンク 研究加速、利用に賛否も」『共同通信』10月19日
2005年10月17日
クローン個体に育つ可能性のないクローン胚をつくる技術を、米マサチューセッツ工科大のグループが開発する。
「動物に育たないクローン胚 米の大学グループが開発」『朝日新聞』10月17日
2005年10月16日
1個の受精卵から、正常な個体とES細胞の両方を得ることに、米バイオ企業「アドバンスト・セル・テクノロジー」やウィスコンシン大 などの研究チームがマ ウスの実験で初めて成功する。
「ES細胞:米チームのマウス実験 受精卵を壊さず作成」『毎日新聞』2005年10月17日
2005年10月14日
[解説]クローン胚、受精卵研究」『読売新聞』
2005年10月12日
信州大医学部付属病院が、重い狭心症のため心臓を取り巻く血管の流れが悪くなった男性患者)の心筋に、本人の骨髄から採った幹細胞を 移植した結果、心機能 の改善に成功したと発表する。
「本人の骨髄から幹細胞移植、心機能改善に成功 信大病院」『朝日新聞』
「血管再生医療:骨髄幹細胞移植、新しい毛細血管 信大病院」『毎日新聞』
2005年10月10日
生命倫理に関する国際的な原則や手続きを示した「生命倫理と人権に関する一般宣言」がユネスコで採択される。
「生命倫理宣言を採択 ユネスコ委員会」『読売新聞』2005年10月11日
2005年10月2日
人間の細胞を使った研究や医療行為などのさいに守るべき生命倫理の基本原則を包括的に盛り込んだ、初の「生命倫理と人権に関する世界 宣言」案がまとまる。
「生命倫理に世界共通原則 ユネスコで宣言採択へ」『共同通信』
「生命倫理宣言を採択 ユネスコ委員会」『読売新聞』
2005年9月12日
人間の受精卵(胚)を使う研究についてルール作りをするため、厚生労働省が、「ヒト胚研究に関する専門委員会」(座長・笹月健彦国立国際医療センター総長)を発足させる。
「ヒト受精卵:研究ルール策定で研究委発足 1年かけ議論」『毎日新聞』
2005年9月12日
王 英正(京都大学附属病院探索医療センター)「2005年 国際幹細胞研究学会に参加して」『週刊医学界新聞』第2649号
2005年9月10日
韓国ソウル大などのチームが、国際的なES細胞バンクの設置を準備していることが分かる。
「韓国にES細胞バンク設置へ ソウル大など研究促進狙う」『朝日新聞』
2005年9月5日
京都大学医学部附属病院探索医療センターの松原弘明・客員教授と王英正・助教授らのチームが、心筋再生のもと になる「幹細胞」を世界で初めて取り出すことに成功する。
心臓再生の幹細胞発見、ヒトで初…来春にも臨床研究」『読売新聞』
「心筋の幹細胞を確認、分離に成功 ヒトで初」『産経新聞』
培養を続けたES細胞に、がん細胞で起こるような異常が見られることを、米ジョンズホプキンス大などのグループが発見する。
「ES細胞、培養続けると異常 米の研究グループ発表へ」『朝日新聞』
2005年8月29日
文部科学省の「特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会 人クローン胚研究利用作業部会」が、ボランティア女性からの卵子の無償採取を条件付きで容認することを検討する姿勢を示す。議事録等はこのページから。
「自発的卵子提供の是非検討 研究用クローン胚作り」『共同通信』
「ボランティア卵子の容認検討へ=研究用ヒトクローン胚作成で-文科省」『時事通信』
2005年8月27日
埼玉医科大の許俊鋭教授が、急性心筋梗塞(こうそく)(虚血性心筋症)の患者について、心臓再生治療で心臓機能が改善したため補助人 工心臓を外して同日退 院したと発表する。
再生治療で心臓機能改善、患者が人工心臓外し退院」『読売新聞』
2005年8月25日
米ホワイトハウスが、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)研究について、現在の規制に抵触しない代替の細胞を使う新たな研究活性化策を推進す る方針を固める。
ES細胞研究 代替細胞使用を推進」『読売新聞』
2005年8月22日
ヒトの皮膚細胞と身体のあらゆる組織に成長できるES細胞(胚(はい)性幹細胞)を融合させると、ES細胞と同等の能力を持った新し い細胞ができるという 研究成果を、米ハーバード大の研究チームが発表する。ハーバード大学による発表はこちら
「米大発表:皮膚細胞が万能細胞に ES細胞との融合で分化」『毎日新聞』8月23日
卵子不要のES細胞、米大学が開発…倫理論議解決か」『読売新聞』8月23日
「受精卵なし「ES細胞」、米大学が作製 臓器移植に期待」『朝日新聞』8月23日
「受精卵使わないES細胞づくりに成功 倫理問題回避に期待」『CNN.com』8月23日
2005年8月18日
[解説]韓国のクローン研究」『読売新聞』
2005年8月3日
米韓の研究グループが、イヌのクローニングに成功する。
「イヌのクローン作製に成功、韓米の研究チーム」『読売新聞』8月4日
「クローン犬が誕生 韓国・ソウル大、猫より低い成功率」『朝日新聞』8月4日
韓国でクローンイヌの誕生に成功」『Wired News』
"Snuppy rewards dogged approach" news@nature.com, 3 August 2005
2005年8月2日
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と京大病院(京都市)の研究班が、マウスのES細胞(胚性幹細胞)を網膜の視 神経細胞に育てる手法 の開発に、世界で初めて成功する。理化学研究所によるプレス・リリースはこちら
「ES細胞:網膜の視神経細胞に 世界で初めて成功」『毎日新聞』
「ES細胞から、視細胞を作製…理研チーム成功」『読売新聞』
「ES細胞から視細胞 網膜疾患応用も 理研神戸」『神戸新聞』
2005年7月25日
韓国の研究グループの文信容ソウル大教授が文部科学省の「特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会 人クローン胚研究利用作業部会」に出席し、国の審査を経て研究を行っている現状を説明した。作業部会の議事録等は、このページから。
「再生医療への応用に意欲 韓国の研究者」『共同通信』
2005年7月8日
骨髄に含まれる骨髄間質細胞から、筋肉(骨格筋細胞)を効率よく作り出すことに、京都大の鍋島陽一教授出澤真 理・助教授らが成功し、米科学誌サイエンス(電子版)に発表する。
「骨髄の細胞を筋肉に 京都大、損傷患部も修復」『共同通信』7月8日
「骨髄細胞:マウスに移植し骨格筋に 筋ジス治療への応用期待--京大グループが成功」『毎日新聞』7月8日
2005年7月6日
クローン幹細胞で牛の若返り実験に成功」『Wired News』7月8日
2005年7月4日
文部科学省が、世界で先進的な取り組みをする韓国の研究や規制状況を調査することを決める。
「ES細胞、韓国の研究を調査 文科省方針」『朝日新聞』7月4日
2005年7月3日
埼玉医 大ゲノム医学研究センターの西本正純講師らが、がん化に深くかかわるたんぱく質を見つけ、この量を抑えると、がんが減ることを確認した。
ES細胞のがん化抑制成功、臨床応用に道」『読売新聞』7月3日
2005年7月2日
交通事故などで脊髄を損傷した患者に、自分の骨髄の細胞を移植して神経細胞の再生を促す治療の臨床試験に、関西医科大病院(大阪府守 口市)が取り組むこと になる。
脊髄損傷に自分の骨髄移植…神経細胞再生へ臨床試験」『読売新聞』7月2日
[解説]神経再生医療」『読売新聞』7月21日
2005年6月21日
完全に成熟していない人の卵子(未受精卵)を試験管内で成熟させ、それを使って人のクローン胚(はい)をつくることに初めて成功した と、欧州ヒト 生殖医学 会においてベルギー・ヘント大病院のチームが発表する。
「未熟な卵子からクローン胚 入手容易、人で研究拡大も」『共同通信』
2005年6月20日
腎臓の様々な細胞や組織のもとになる幹細胞を腎不全のマウスに移植して治療することに、菱川慶一・東京大助教授(腎臓内科)らのグ ループが成功し、米科学 誌ジャーナル・オブ・セルバイオロジーに発表す る。
「幹細胞移植で、マウスの腎不全を治療 東大グループ」『朝日新聞』
「腎不全治療:体性幹細胞、マウスに移植成功 ヒトへの応用期待--東大チーム」『毎日新聞』6月21日
2005年6月16日
「胚を使わずにES細胞なみの強力な細胞を作成」研究の現状」『Wired News』
2005年6月13日
米ハーバード大倫理委員会が、人間のクローン胚(はい)を使った胚性幹細胞(ES細胞)の作製を条件付きで承認していたことが、米議 会のまとめた内部調査 資料で明らかになる。
ハーバード大が「ヒトES細胞」承認…米政府に反旗」『読売新聞』6月13日
2005年5月31日
信州大医学部の佐々木克典教授らのグループが取り組んでいる「ヒト胚性幹細胞(ES細胞)」の研究を3年間延長する申請が、 文部科学省の特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会で承認される。(信州大学医学部ヒトES細胞研究倫理委員会のホーム ページはこちら。)
「信大:医学部のES細胞研究、3年延長を承認--文科省/長野」『毎日新聞』6月1日
2005年5月30日
「ES細胞研究 進展状況に即した論議を」『産経新聞』「主張」
2005年5月25日
韓国政府がES細胞研究者に追加支援、身辺警備も」『Wired News』
2005年5月24日
大学の知的財産権の保護について審議してきた総合科学技術会議の知的財産戦略本部専門調査会(会長・阿部博之元東北大学長)が、遺伝子治療や再生医療などの先端医療行為の分 野で、特許を認める対象を拡大する方針を決める。
「先端医療の特許保護拡大へ 総合科学技術会議」『共同通信』
ブッシュ米大統領と連邦議会が対立しているES細胞研究の規制緩和法案が、下院本会議で賛成多数で可決する。
「ES細胞:米下院、規制緩和法案を可決 大統領と対立必至」『毎日新聞』5月25日
「米下院 ES細胞緩和法案を可決 大統領は拒否権行使へ」『産経新聞』5月25日
2005年5月23日
「[クローン技術]「海外の進展を座視していいのか」」『読売新聞』「社説」
2005年5月19日
難病患者の体細胞と提供卵子を使って患者自身のクローン胚を作り、あらゆる組織に 成長できる ES細胞11個を作ることに、韓国・ソウル大などの研究チームが成功し、 米科学誌サイエンス(電子 版)に発表する。 『サイエンス』による記事は こちら
「患者のクローン胚からES細胞、韓国チーム作製」『朝日新聞』
「クローン技術応用、患者のES細胞作製…米韓チーム」『読売新聞』
「クローン胚:患者の皮膚使いES細胞 韓国・ソウル大」『毎日新聞』
「クローン胚:臨床応用、高いハードル 再生医療は未解決」『毎日新聞』
「韓国で患者のクローン胚からES細胞作製()()」『Wired News』
ブッシュ大統領が、韓国ソウル大チームによる患者のクローン胚からの胚性幹細胞(ES細胞)作製について、「クローン技術が受け入れられるような世界にな ることを憂慮する」と述べ、同時に、ES細胞研究への連邦予算支出を規制緩和する法案を米議会が審議していることに対しては、拒否権の行使を明言する。
「米大統領「拒否権を行使」 受精卵壊すES細胞研究緩和」『朝日新聞』5月21日
「クローン研究:米大統領が懸念 規制緩和法案に拒否権も」『毎日新聞』5月21日
「米大統領、ES細胞作製を憂慮…法案も「拒否権行使」」『読売新聞』5月21日
死亡胎児の細胞を実際の患者に投与する試み(臨床研究)について、厚生労働省の専門委員会が、研究指針の作成を当面、断念することで合意する。
「厚労省:死亡胎児の利用指針作り、当面断念 専門委」『毎日新聞』
人間の目の角膜(黒目)に「前駆細胞」と呼ばれる未分化の細胞があることを、東大病院の山上聡助教授らの研究チームが発見し、米眼科専門誌(電子版)で発 表する。
「角膜内皮障害:細胞利用で移植以外の治療法拡大へ 東大」『毎日新聞』
「人間の目の角膜に「前駆細胞」発見、修復治療に光」『読売新聞』
2005年5月17日 「中絶胎児の幹細胞利用 研究と倫理 続く平行線」『朝日新聞』
2005年5月12日
「脊髄損傷の幹細胞治療に期待をかける患者たち()()」『Wired News』
2005年5月8日
米本昌平「ローマ教会と生命倫理」『毎日新聞』「時代の風」
2005年5月7日
卵巣表層細胞から卵子への分化に成功」『Wired News』
2005年5月5日
失明患者を救う人工網膜、数年以内に商用化の可能性も」『Wired News』
2005年5月1日
マウスの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を培養して、9割以上を心筋細胞に育てる方法を、福田恵一・慶応大教授(再生医学)らのグ ループが開発し、米科学 誌ネイチャー・バイ オテクノロジー(電子版)に発表する。要旨はこちら
「心筋細胞の培養法確立、心臓再生医療に道 慶大教授ら」『朝日新聞』2005年5月7日
2005年4月26日
米科学アカデミーが、ヒトのクローン胚(はい)や受精卵から胚性幹細胞(ES細胞)をつくる研究を 主に民間資金で行う際に、科学界が自主的に守るべきガイドライン(指針)をまとめた。米科学アカデミーによるプレス・リリースはこちら
「クローン胚研究に自主指針 米科学団体、政権と別の道」『共同通信』2005年4月27日
「幹細胞研究「厳しい倫理指針を」 全米科学アカデミー」『朝日新聞』2005年4月27日
ヒトと動物のキメラ研究にガイドライン」『Wired News』2005年5月2日
2005年4月21日
「間葉系幹細胞」と呼ばれる細胞について、スペイン・マドリード自治大などのチームが「試験管内で約5カ月にわたって培養したら、が んを起こす細胞に変質 した」と米医学誌「キャンサーリサーチ」に発表する。
「幹細胞、長い培養でがん化 欧で確認、安全確保に課題」『共同通信』
2005年4月20日
「第10回国際ヒトゲノム会議(HGM2005)」で、「アジア太平洋ヒトES細胞ネットワーク」の発足を、中辻憲夫・京都大再生医 科学研究所長、韓国ソ ウル大の文信容教授らが発表する。
「ES細胞ネットワーク、発足へ ヒトゲノム会議で中辻氏ら発表」『京都新聞』
「ヒトES細胞、アジアの協力ネット設立へ 日中韓など」『朝日新聞』
関連記事
「ヒトゲノム会議 成果を人類の医療福祉に」『産経新聞』「主張」
2005年4月19日 脊髄損傷の幹細胞治療、ラット試験からすぐ人間へ?(上)」『Wired News』
2005年4月13日 怪我をしたウマに幹細胞治療」『Wired News』
2005年3月17日 物質・材料研究機構生体材料研究センター医工連携チームの研究グ ループが、ネズミの肝細胞を使った実験で、肝臓組織と同様の組織を体外で再生させることに 成功する。
違法幹細胞治療、ロシアで野放し」『Wired News』
2005年3月12日 物質・材料研究機構生体材料研究センター医工連携チームの研究グ ループが、ネズミの肝細胞を使った実験で、肝臓組織と同様の組織を体外で再生させることに 成功する。
「組織培養:肝臓同様の立体組織できた!物質・材料研究機構、ネズミの肝細胞使い成功」『毎日新聞』
2005年3月11日 幹細胞研究の進展の陰に、卵子を「売る」人たち」『Wired News』
2005年3月8日 国連総会が、人間のクローンを禁止する宣言を賛成84、反対 34、棄権37の賛成多数で採択する。
「クローン人間禁止宣言」を採択 日本は反対 国連総会」『朝日新聞』
「ヒトクローン:全面禁止宣言を採択 国連総会」『毎日新聞』
2005年3月1日 日 本再生医療学会の松田暉会長が、学会総会開催に当たり記者会見し、再生医療に関する学会独自のガイドライン を策定する方針を明らかにする。
「独自のガイドライン策定へ=日本再生医療学会」『時事通信』
2005年2月22日 人の骨髄から採取した幹細胞をラットの胎児に組み込み、人と同じ 遺伝的特徴を持った“クローン腎臓”をつくることに、横尾隆(慈恵医大腎臓高血圧内科助 手)らが成功する。
「マウスで人のクローン腎臓 慈恵医大、幹細胞使い成功」『共同通信』
2005年2月21日 豊胸や乳房再建に幹細胞を利用――米大学研究」『Hot Wired Japan』
クローン技術を使い、性染色体に異常がある不妊のマウスの子をつくることに理化学研究所神戸研究所の若山照彦チームリーダーらが成功 し、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。
「不妊マウスの子を作製 理研、クローン技術使い」『共同通信』
2005年2月18日 国連総会の第6委員会が、医療目的も含めたクローン技術を禁止するよう加盟国に求める政治宣言を賛成多数で採択する。プ レス・リリースはこちら
「クローン禁止宣言採択 国連総会の委員会」『共同通信』2005年2月19日
「クローン技術:禁止の政治宣言、国連総会で採択」『毎日新聞』2005年2月20日
「クローン禁止、国連委が宣言 日英仏などは反対」『朝日新聞』2005年2月20日
2005年2月14日 イスラエルの研究チームが、ブタ胚から作り出した新しい細胞や組 織は、人体への移植に利用でき、成獣の組織を使用するよりもリスクが低い可能性があるとの 報告を発表する。
「ブタ胚、人体移植への利用も可能=研究」『ロイター』2005年2月15日
2005年2月13日 国連において、ク ローン禁止条約の代替案作成のための協議がはじまる。
「国連、人クローン禁止条約の代替策を協議へ」『ロイター』2005年2月14日
2005年2月8日 英政府の「ヒト受精・発生学委員会」 (HFEA) が、ロスリン研究所から申請されていた運動ニューロン疾患の治療法研究を目的とするヒトクローン胚の作成を認可したと発表する。
「ヒトクローン胚作成を認可 「ドリー」の英研究所に」『共同通信』
「ドリーの次は、ヒトクローン?英の博士に胚の研究認可」『読売新聞』2005年2月9日
2005年2月7日 大脳の神経細胞を、胚性幹細胞から効率よく作ることに、理化学研 究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・グループディレクターらが マウスの実験で成功する。
「ES細胞から大脳細胞、理化研がマウスで世界初の成功」『読売新聞』
「ES細胞: 大脳細胞を作ることに世界で初めて成功 理研」『毎日新聞』
ESから大脳細胞 培養方法を確立 理研神戸」『神戸新聞』
再生医療の展開に光」『神戸新聞』
2005年2月3日 米政府高官が、ブッシュ大統領は、人間のES細胞研究に対する規 制を強化することも視野に入れており、規制を緩和する意思は全くないと述べる。
「米大統領、ES細胞研究の規制強化も視野に」『ロイター』2005年2月4日
2005年1月30日 ウィスコンシン大学の研究チームが、胚性幹細胞(ES細胞)から ニューロン(神経細胞)を作り出す新手法を発表する。
ヒトES細胞からニューロンを作る」『Wired News』2005年1月31日
2005年1月27日 米イリノイ州シカゴに本拠を置く民間不妊治療病院「生殖遺伝学研 究所」が、病気の遺伝子を持つ胚性幹細胞(ES細胞)を独自に作製し、使用を希望する医師 や研究者に配布を計画していることが明らかになる。
「米研究機関、遺伝病発症のES細胞を提供へ」『ロイター』2005年1月28日
「米民間研究所がES細胞を独自に作製」『読売新聞』2005年1月29日
「病気のヒトES細胞作製、研究者に有償提供 米民間研」『朝日新聞』2005年1月29日
2005年1月23日 アメリカにおいて、研究目的で利用可能なヒト胚性幹細胞(ES細 胞)は、培養基に含まれている動物由来の分子に汚染されているという研究が発表される。論 文情報はこちら
「米政府公認のES細胞汚染、牛の血清など吸収か」『読売新聞』2005年1月25日
「米のヒトES細胞「汚染」発覚、医学研究に黄信号」『日本経済新聞』2005年1月25日
2005年1月3日 京都大学医学研究科の橋本信夫教授、高橋淳講師らの研究グループ が、様々な臓器や生体組織のもとになる胚性幹細胞(ES細胞)を使って神経性の難病である パーキンソン病を治療する実験にサルで成功した。
「ES細胞でパーキンソン病を治療・サルで実験成功」『日本経済新聞』2005年1月3日
「ES細胞でパーキンソン病改善 サルで初めて成功」『朝日新聞』2005年1月4日