現在の医療の現場では日常生活動作(ADL)を客観的に評価しながら治療を行うことが重要となってきています。
宮城県ADL評価研究会ではリハビリテーション医療におけるADL評価の重要性を広く認識してもらうことを目的に講習会を開催しています。
FIMはADLを運動13項目、認知5項目に分け、それぞれを7段階で評価するもので、世界共通の鋭敏な尺度ですが、正確に評価するためには講習会の受講が推奨されています。
初心者を対象としたベーシック講習会と、経験者を対象としたアドバンス講習会を開催しています。
日常生活活動(ADL)の評価はリハビリテーション医学・医療において重要な事項です。FunctionalIndependence Measure(FIM)は 1983 年に開発された ADL 評価法で、慶應義塾大学リハビリテーション医学教室で翻訳された FIM version 3.0日本語版は、現在本邦において最も信頼される ADL 評価法とされております。
しかしながら、評価法は運動項目 13 項目・認知項目 5 項目と多岐にわたり、自立 7 点から完全介助 1点まで採点するという複雑なもので、熟練者しか精確な評価が行うことが出来ません。FIMを採点するためには認定された講習会を受講し FIM に習熟し、認定証を得ることが必要となります。
FIM 認定講習会は現在のところ東北地方では宮城県 ADL 評価研究会として仙台市で年 1 回開催されているのみです。今回、東北地方にさらに FIM を普及させるため東北大学病院リハビリテーション科と20 年以上の親交を持つ会津若松市の竹田綜合病院との共催で FIM 認定講習会の分科会を開催する予定となりました。
今後、より正しいリハビリテーション医学・医療を行って行くにあたり必要な知識と思われます。興味ある方々の多数の参加をお待ちしております。
FIMはADLを運動13項目、認知5項目に分け、それぞれを7段階で評価するもので世界共通の鋭敏な尺度ですが、正確に評価するためには講習会の受講が推奨されています。
FIMの実際の評価法を中心に行います。
FIMはADLを運動13項目、認知5項目に分け、それぞれを7段階で評価するもので世界共通の鋭敏な尺度ですが、正確に評価するためには講習会の受講が推奨されています。