皆様
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皆様も人体のイラストをご覧になったことがあると思います。そのような絵の中では、動脈は赤、静脈は青、神経は黄色などに、きれいに色付けされていたのではないでしょうか。このように人体の構造が見やすければ、外科医も一切迷うことなく手術を行うことができるでしょう。しかし実際には、血管や臓器を色だけで区別することは難しいことが多く、しかもこれらの構造は脂肪に包まれているため、外科医は手術前の画像や「経験」を元に少しずつ脂肪を剥がしていかなくてはいけません。また、がん組織も見た目では周囲と区別しにくいことが多いため、切除する範囲を決めることが難しいこともあります。(以下、続く) 全文表示
代表世話人 戸井 雅和(京都大学 乳腺外科)
副代表世話人 吉田 昌(国際医療福祉大学病院 外科)
石沢 武彰(東京大学 肝臓胆膵外科/第1回学術集会当番世話人; 文責)
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