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血管診療技師認定資格 取得方法Certifying examination

血管診療技師認定試験 受験申込み

このページの資格取得方法をよくお読みになってから、こちらのページよりお申込みください。

血管診療技師認定試験 認定までの流れ

以下に血管診療技師認定までの流れを示します。 各内容の詳細は右の「詳細はこちら」をクリックしてください。


受験資格を確認し、認定講習会に参加してください。
※認定講習会または地区実技講習に参加されないと受験できません。
※講義および実技のすべてのプログラムの受講が必要です。

詳細はこちら

受験申し込みをしてください。
書類及び受験資格を確認後、受験票をお送りします。

詳細はこちら

当日試験会場へお越しください。


詳細はこちら

(合格した場合)登録申請をしてください。
認定証をお送りします。

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必要な費用は以下のとおりです。
1)講習会受講料:12,000円
2)資格試験受験料:12,000円
3)所見用紙コピー確認後返却用レターパックプラス:600円
4)資格認定料:12,000円
5)更新審査手数料:6,000円

参考図書はこちら

認定試験Q&A はこちら

合格後は5年ごとの資格更新が必要です。
資格更新について詳細はこちら

受験資格を確認してください

受験資格は以下のとおりです。
1)日本国における、臨床検査技師・看護師・臨床工学技士・診療放射線技師・理学療法士・准看護師の
  いずれかの資格を有していること
2)上記資格取得後、下記の実務経験を有していること
  臨床検査技師・看護師・臨床工学技士・診療放射線技師・理学療法士:3年以上
  准看護師:5年以上
3)血管疾患を専門とする医師のもとで十分な血管疾患診療の経験があること
4)認定講習会を受講したこと(講義および実技)

CVTに要求される知識・技術は以下のとおりです。
1)血管疾患(リンパ管を含む)の病態全般に関する基礎知識
2)血管疾患診療に関する専門知識
3)血管疾患診療に関する実技技術
注:CVTの業務のなかで各人の許される業務範囲は、各人が持つ国家資格の範囲を超えるものではないが、要求される知識は、同領域の全範囲を含むものである。



認定講習会に出席してください

血管診療技師認定試験の受験資格を得るためには、認定講習会または地区実技講習にて、講義・実技の両方を受講していただく必要があります。
認定講習会受講証・地区実技講習修了証の有効期限は受講日より2年間です。
試験日より2年以内に受講してください。




認定講習会・地区実技講習について詳しくはこちら

受験申込みをしてください

認定試験は毎年秋頃に開催しています。受験申込みはホームページにて受け付けます。受験申込み受付専用のページを用意しますので、そちらより申込みください。申込受付開始はトップページのお知らせ欄にて告知します。大まかな手順は以下のとおりです。

  1.  1)ホームページから申し込む
  2.  2)申請書類を作成する
  3.  3)受験料を振り込む
  4.  4)申請書類を事務局まで送付する
  5.  5)書類審査後、事務局より申込完了の連絡をします。また、受験票を郵送します。

2025年度 第19回血管診療技師認定試験
申込受付期間は2025年4月1日(火)~ 6月6日(金)です。


当日試験会場にお越しください

試験の日程や会場の地図などはホームページでお知らせします。
試験内容は以下のとおりです。


1)血管疾患(リンパ管を含む)の病態全般に関する基礎知識
2)血管疾患診療に関する専門知識を問う多肢選択問題 1)と2)合わせて50題
3)血管疾患検査に関する実技技術

当面 3)に関しては申請書類による評価としますが、将来は実技試験を行う方向で検討します。

試験問題は当面公開せずプールし、試験問題の管理、合格基準は認定機構で厳正な管理のもとに決定し、合格者には認定機構名で認定証を発行します。

登録申請をしてください

受験後、合否判定委員会を経て合格者の受験番号をホームページにて掲示します。自分の受験番号を確認したら、登録手続きを行ってください。登録手続きの詳細は受験番号掲示と同時にお知らせします。登録手続き完了後、認定証をお送りします。

参考図書

以下に血管診療技師認定試験の参考図書をご紹介します。
現在入手困難な書籍もあり、全部そろえる必要はありません。
各学会から出ているガイドラインも参考にしてください。

指定図書
  1. 血管診療技師(CVT)テキスト
    血管無侵襲診断法研究会編集(南江堂)
    定価 6,300円(税別) B5版 304ページ

    <購入方法>
    ■下記会場にて
     ※数量限定500冊、現金のみ
     CVT認定講習会北海道CVTの会東北CVTの会
     関東CVTの会関西CVTの会九州CVTの会

    ■株式会社南江堂 WEBサイト
     購入ページはこちら

推薦誌
  1. Vascular Lab,
    松尾 汎他 編(メディカ出版)

ASOに関する書籍, 文献
  1. 閉塞性動脈硬化症診療の実際
    多田祐輔監修 重松宏・松尾汎編集(文光堂)
  2. TASCⅡ Inter-Society Consensus on Peripheral Arterial Disease
    (Eur J Vasc Endvasc Surg Vol33, Supplement 1, 2007)

静脈・リンパに関する書籍
  1. 新臨床静脈学
    監修:岩井武尚(慶友会つくば血管センター)
    総合編集:福田幾夫(弘前大学胸部心臓血管外科)
    発行年月:2019年10月
    出版社:メジカルビュー社
    ISBN978-4-7583-1961-4

    新臨床静脈学 – 日本静脈学会

血管検査法に関する書籍
  1. 血管無侵襲診断の実際
    血管無侵襲診断法研究会将来構想委員会編(文光堂)
  2. 血管検査マニュアル
    松尾 汎編Vascular Lab 増刊 2005 Vol.2(メディカ出版)
  3. 血管疾患の無侵襲診断法
    岩井武尚/平井正文/木村晃司/松原純一編集(医歯薬出版株式会社)

認定試験Q&A

お問い合わせいただく前に、こちらのページに回答がないかご確認ください。

<CVT認定試験受験に必要な検査実施件数に関するもの>
Q 血管診療技師(CVT)認定試験 症例リスト記入時の注意
A 症例リスト作成の手引き(PDF)、症例リストおよびレポート作成に当たっての注意点(PDF)をご覧ください。
Q 私は臨床検査技師ですが、超音波検査しか施行しておりません。これでは受験資格がありませんか?
A 臨床検査技師の方は、「検査実施件数60以上のうち、生理学的あるいは機能的診断法を2検査項目以上計20件以上含むものとする」となっておりますので、超音波検査のみでは経験要件を満たしません。
Q 経験要件は主たる勤務先1施設で行ったものでなければなりませんか?
A それぞれの施設の症例に対し、日本血管外科学会、日本脈管学会、日本静脈学会、日本動脈硬化学会、日本フットケア・足病医学会の5学会いずれかに在籍する医師に責任をもってサインをいただける場合に限り、症例件数は複数の施設の合計で構いません。
Q 心電図は「血管の検査」としての経験要件にはなりませんか?
A なりません。なお経験要件の例にあげられている「トレッドミル運動 負荷検査」も、あくまで跛行診断等の目的に行ったもので、虚血性心疾患診断のための運動負荷心電図検査は「血管の検査」とはみなされません。
Q トレッドミル運動負荷を跛行の検査と運動療法の両方の目的に行った場合、検査に入りますか治療に入りますか?
A どちらに扱っても構いません。
Q 私は診療放射線技師ですが、当院のCTAやMR検査伝票、あるいは報告書には医師名はあっても、検査技師名がない場合、経験の証明にならないのですか?
A 検査日時、検査名が入った報告書などのコピーに、あなたの名前を記載し、あなたが施行したことの証明として、指導医に捺印していただいてください。
Q ABIとPWVを同時測定できる装置を使用しています。ABI とPWV は別項目として2件と数えられますか?
A ABIとPWVは同時に測定できるため、1件となります。
Q ABIとTBIは別項目として数えられますか?
A 上記検査は別にカウントされますので、2件と数えられます。
Q 血管エコー以外のモダリティーはABIしか実施していません、同時に図るPWVやTBIは別項目として数えられますか?
A ABIとPWVは両方実施しても1件、TBIは別カウントされますので2件と数えられます。
Q 同一患者で、経過観察等で別日に検査をした場合2件と数えられますか?
A 臨床上必要な場合にはカウント可能です。
Q 同一患者で検査と治療を同日に実施する場合、検査と治療に分けて2件と数えられますか?
A 同一患者で同日の検査、治療の場合には1件となります。どちらか1件を提出してください。
Q PCIは血管内治療の経験として認められますか。
A PCIは臓器内の血管治療とされますので、症例には含まれません。
Q 症例の中に正常例を含んでいてもよいでしょうか?
A 診断名、または疑い疾患名をご記入ください。どのような経緯で検査を行ったのか、その検査が適切であるかがわかるような記載があれば,結果的に正常であっても症例と認められます。
Q (ステントグラフト内挿術などの)同一項目症例100例のみで条件を満たすことになりますか?
A ステントグラフトは症例として該当しますが、症例提出は血管診療に関する十分な経験を有しているかを審査するためのものですので、なるべく複数の疾患、病態、実施コード、内容にて提出していただくことが望ましいです。
Q Trendelenburgテスト Perthesテストは検査経験として提示できますか?
A 上記テストは身体所見です。検査ではありません。
Q 血管造影などは、放射線使用検査(CTAなど)に含まれますか?
A 含まれます
Q 心臓カテーテル時の血管内エコー(IVUS)のみの経験となります。そのような場合は、血管診療技師の資格を取ることはできないのでしょうか?
A 心臓カテーテルは臓器内血管の検査、治療となりますので、症例の対象とはなりません。
  
<指導医師について>
Q 症例リストにサインをしていただく先生は指導医とありますが、専門医とは違うのでしょうか。
A 指導医師とは、学会等に認定された指導医、専門医とは違います。提出される症例の指導に当たった医師に署名・捺印をいただいてください。指導医師は日本血管外科学会、日本静脈学会、日本脈管学会、日本動脈硬化学会、日本フットケア・足病医学会のいずれかの専門医であることが望ましいですが、いない場合は会員でも構いません。(研修医は除く)
Q 所属病院以外で研修した検査症例を研修病院の医師にサインを頂いて、用いてもいいのでしょうか?
A 提出書類として使用可能です。
Q 自分の勤務する病院に5学会いずれかに所属する医師が在籍しない場合はどうしたらよいですか。
A 血管診療に関わっている医師にCVTを受験する旨を説明し、5学会いずれかに所属していただいてください。なお、非常勤の医師や、本人が定期的に非常勤で勤務、ないし研修に行っているような病院であれば、他施設の医師であっても、提出所見の内容を確認いただき、内容に対して責任を持っていただけるのであれば指導医として認めます。ただの知り合いの医師に印を押して貰うなどは認められません。
Q 血管疾患を専門とする医師とは?
A 明確な規定はありません。ただし、受験の際提出する症例リストには5学会いずれかに所属する医師のサインが必要となります。
Q 心臓血管外科学会の専門医の先生は、血管外科学会とは違うのでしょうか。
A 日本心臓血管外科学会と日本血管外科学会とは別学会です。心臓血管外科専門医は学会の認定ではなく、第三者機構の認定システムですので、学会所属とは関係なく心臓外科医でも血管外科医でも取得できます。当該医師に学会所属先をお聞きください。
  
<提出書類に関するもの>
Q 結婚時に免許証の姓を変更しておらず、旧姓のままなのですが?
A その場合は旧姓、新姓を証明する書類(戸籍抄本など)を添付してください。
Q 受験申込書の写真貼付は、エクセルで画像添付したもので良いですか?
A 試験当日に写真照合で使用します。本人と確認できる写真であれば結構です。
Q 症例リストの指導医の氏名は自筆必須ですか?
A 名前は印刷でも、捺印があれば結構です。
Q 必要書類の中で、「認定講習会受講証」を紛失してしまいました。再発行は可能でしょうか?
A 受講証の再発行が必要な場合には実費手数料が必要となります。事務局にご連絡ください。
Q 講習会の有効期限はありますか。
A 受講より2年間です。
Q 試験に不合格になった場合、次の年はもう一度100症例集め直す事になるのでしょうか?
A 前回分が含まれていても受理しますが、新しい症例が望ましいです。なお、同一の症例でも症例リストは受験年度の様式で新たに作成してください。
Q 経験件数の有効期間を教えてください。
A 特に規定はありませんが、新しい症例が望ましいです。
Q 講習会指定図書は必要か。
A なくても受講、受験できます。講習会や試験は指定図書に沿った講義や問題となりますので、個人で判断して購入してください。

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