運動学習をはじめとした
行動学手法を用いて、記憶の分子基盤や、
神経精神疾患の治療法についての知見を広げます。
運動学習をはじめとした
行動学手法を用いて、記憶の分子基盤や、
神経精神疾患の治療法についての知見を広げます。

研究室の理念と研究テーマ

  • 教授から
    私からのメッセージとして、まず、ルールや秩序についてお話ししたいと思います。私が薬学部に進んだきっかけとなった清水博東大名誉教授の著作(「生命と場所」NTT出版 1992)によると、秩序には「硬い秩序」と、動的で自分自身で環境に応じて変化をしていく「柔らかな秩序」の二種類があると語られています。前者は、押しつけられたルールによる秩序であるがゆえ、各人の自由な意思によって容易に壊れてしまうのに対し、後者では人々の自由意志による選択で生まれる秩序のため、柔軟に変化することが述べられています。後者の一例としては、各時代の人々が好んで身につけるファッションがあります。つまり、誰から強制されるわけでもないにも関わらず、他人の服装に気にいるものがあれば、それと似たものを身につけようとする人間の傾向=「協動性」から生じる秩序です。この研究室では、ぜひ押しつけられたルールにただ従うのではなく、同級生や先輩後輩から柔軟に良い影響を受け、また自分が自分自身にも良い影響を与える人間になってほしいと考えています。そこに大事なのは他者を受け入れることのできるある種の素直さと自己肯定感かもしれません。またこのことには帝京大学の理念である「自分流」が、もちろん自分勝手を意味するのではなく自分のなすべきこと、興味あることを見つけだし、自分の力として行動し、最終的には自身が責任をとらなくてはいけないということ同様の意味があると考えます。またルールのためのルールではなく、何のためのルールかを深く考えられる人間になってほしいとも思う次第です。

旧岸本研サイト

http://kp.bunri-u.ac.jp/kph/index-7.html

  • 研究テーマリスト
  • 瞬目反射条件づけの評価 ○ 空間学習の解析 ○ プラセボ反応のマウスモデル○運動負荷の脳機能への影響 ○ 薬学部の研究生産に関する計量書誌学 ○ ポルフィリンの合成・反応性・生理機能  ○ 金属錯体の合成・物性・反応性
Research theme

授業内容

Course content

業績論文

Publication

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