九州各県臨床工学技士会会員の皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
そして日頃より長崎県臨床工学技士会への、ご協力とご理解・ご指導をいただき心よりお礼を申し上げます。
　この度、『第5回九州臨床工学会』を、来る2010年（平成22年）10月23日(土)、24日(日)に長崎ブリック ホール、国際会議場を中心に開催する運びとなりました。力不足の私ですが、九州各県の皆様や準備委員の協力 を頂きながら、大会長を務めさせていただく運びとなりました。ここに、一言ご挨拶申し上げます。
　九州臨床工学会も、福岡・鹿児島・熊本・大分と各県臨床工学技士会のご努力で開催されてきました。そして 今回で5回目となり長崎の地で開催できることを、大会準備委員一同楽しみに、準備を進めております。
　長崎県臨床工学技士会では2008年より長崎県臨床工学会を開催しており、今回で3回を迎えることとなります、 同じ業務を行っている工学技士でも、他の施設ではどのようにしているかが分からず、近くて遠い隣の施設に なっていました。その隔たりや施設の垣根をなくし、日頃より互いが手を取り合える仲間意識を広げる目的で、 第1回目の開会から『となりのＣＥさん』と題した、メインテーマを毎回掲げて開催してまいりました。 今回も「災害対策」での開催とさせていただいております。毎月、どこかで地震報道を耳にするような昨今で、 報道を聞く度に、自分たちに置き換えて、大丈夫かなと、自問自答しております。 そして昨年の九州人工透析研究会の工学技士部門ワークショップでテーマにもなった標準化血液回路の事が頭に 浮かびます。今大会では、この問題も取り上げて様々な方向からの発言と、意見交換をして頂くことで標準化へ 一歩でも近付けることを祈念しております。
　10月23(土)の前日にイブニングセミナーを開催予定しております。グラバー園からの長崎の夜景を見ながらの 異国情緒漂う秋の夜をゆっくりご堪能ください。 そして、24日(日)には、一般演題の発表と公開講座、機器展示、ホスピタルルーム等を予定しております。
　演題応募と多くの方の参加をお願い致します。みなさまのお越しを、心よりお待ち申し上げます。