五十嵐准教授と角川助教が、Rutgers大学ニューブランズウィック校を訪問し、同校で地域保健パートナーシップセンターの所長を務めていらっしゃるDr. Karenと、CBPR(コミュニティ参加型研究: Community Based Participatory Research)の手法についてディスカッションする、とても貴重な機会をいただきました。Dr.Karenは移民ラテン系住民に焦点を当てた研究で、プロのフィジカルトレーナーではなく、一般のコミュニティ・ヘルス・ワーカーによって一般住民の体力向上を促し、肥満率の低下や長期的な健康状態の改善への効果を検証しています。一般住民が自分たちの健康課題に自ら取り組む、そのプロセスについてDr.Karenおよびコミュニティ・ヘルス・ワーカーの皆さんから、その経験談や研究において大切にしていることなどを直接学ぶことができました。熱い議論を交わした後は、熱い(辛くて)メキシコ料理で楽しく、ニューブランズウィックの夜を過ごしました。これから私たちが取り組む、さまざまな研究にDr.Karenから学んだ手法を取り入れいこうと思っています。
VENUS