JPHSとは

JPHSとは

全国の女性薬剤師有資格者を対象にしたコホート研究
Japan Pharmacists’ Health Study(JPHS)
「女性の生活習慣と健康に関する疫学研究」について

女性保健医療従事者の健康増進に役立つ疫学エビデンス創生のために2001年に開始した「日本ナースヘルス研究(Japan Nurses’ Health Study: JNHS)」をはじめとする「女性の保健医療従事者の生活習慣と健康に関する疫学研究( Japan-Study group on Nationwide Occupational cohorts of Women health professionals: J-SNOW)」は,わが国で初めての大規模女性保健医療従事者コホート研究として,これまで多くの知見を世界に報告してまいりました。
今回,1962年~2005年生まれの薬剤師有資格者の女性を対象に「日本ファーマシストヘルス研究(Japan Pharmacists’ Health Study: JPHS)」を新たに開始し,現在研究にご参加いただける女性を募集中です。薬剤師の資格をお持ちの女性であれば,就労の有無や職業を問いません。

この研究では、月経関連疾患,不妊症,若年に発症する貧血,子宮内膜症,子宮筋腫,片頭痛など有症割合や女性ホルモン剤の利用,婦人科領域のがん検診といった女性固有の保健医療習慣の実態を把握することで,さまざまな症状や疾病の発症予防につながる若年時の生活習慣因子を探索することを目的としています。

これからの研究で明らかにしたい主なことは以下の通りです。
・リプロダクティブヘルス関連因子
初産年齢が後年へとシフトしてきている現代で,不妊の予防に役立つ因子の探索を行います。
・女性ホルモン剤の使用状況
エストロゲン・プロゲステロン製剤の月経困難症治療薬への適用などを受けて,現在の女性におけるホルモン剤使用状況の把握を行います。

その他,時代とともに変化する生活習慣や環境による影響などの検討を実施するとともに,現代から未来の女性の健康に関する情報発信をしていきたいと思います。

JPHSやその他J-SNOWが行う研究によって得られた知見は,将来の日本人女性の健康増進に役立つことが期待され,疫学調査の利益を得るのは主に未来世代の人たちです。一昔前の方々がくれた医学知識や技術により今を生きている私たちが,子や孫の未来世代へ「健やかで穏やかな生活を営むための贈り物をする」という思いです。調査にご協力くださる皆さまへお礼は,女性の健康に関する国内外の研究の紹介やJPHSの進捗状況・成果を掲載した「ニュースレター」による健康に関する情報のご提供です。皆さまの健康管理に少しでもお役に立てるように,毎年(11月~12月頃)「ニュースレター」をお送りします。

JPHS 研究代表者 長井 万恵

JPHSの紹介チラシはこちらです↓

 

JPHSへ参加ご希望の方